ルーレットのボールが落ちるエリアを予想して複数の数字をカバーする賭け方
ルーレットはほとんど「運」の要素が大きいゲームなので基本戦略は無いように見えるかもしれません。
しかし古くからカジノでプレイされているこのゲームでは多くのプレイヤーが攻略法を編み出しています。
1.ホイールの性能、ボールと回転のタイミングを見て、ボールが落ちる可能性が高いエリアを予想するもの
2.賭けるチップの上げ下げをコントロールするベッティングシステム
このページでは1の予想して賭けるエリアについて解説します。
ルーレットで1つの数字を当てる確率はアメリカンタイプなら1/38、ヨーロピアンなら1/37となっています。(アメリカンルーレットには[00]のポケットがありヨーロピアンよりも1個ポケットが多いので)
この数字は1回に1ヶ所だけ予想してチップを置いた場合に、38回(または37回)に1回しか当たらない確率です。
では、1回に1ヶ所だけ賭けるのではなく何箇所も賭け、複数の数字をカバーしたらどうなるでしょうか。
ここでは1個のナンバーに賭けるのではなく、複数のナンバーを含む大きなエリアとして見て行く戦略をお話します。
ヨーロピアンルーレットの場合
ルーレットのホイールは2種類あります。アメリカンとヨーロピアン。それぞれレイアウト(数字の並び)が違います。
ヨーロピアンの場合は以下のようにホイールを分割してボールが落ちるのを予想していくやり方で、ヨーロッパでは人気の賭け方の様子です。
4つのエリアに色分けしてそれぞれに名前がついています。名前はフランス語から来ています。
この特殊な賭けを用意しているランドカジノもあります。
Jeu Zero、Voisins du Zero、Orphelins a cheval、Tiers du Cylindreの4つの賭け方について説明します。これらは複数のチップを使って複数のナンバーに賭けるやり方です。
これらの意図としてはホイールにボールが投げられた後もわずかベッティング時間があるので、「この辺に落ちるかも」という予想のもとにホイールの連続したポケットの円弧上に落ちることを予想した賭け方となります。
ホイールとディーラーの癖を見る
カジノでは回転しているホィールにディーラーがボールを投げ入れ、それから「ノーモアベット」の声がかかるまでレイアウトにチップを賭ける事ができます。
つまり「ディーラーがボールを投げた後に賭けることができる」のです!
昨今ではオンラインカジノでもルーレットが出来ますが、ライブ系だとやはりボールが投入された後まで若干ベッティングタイムが残ってるゲームもありますので、そういうテーブルを探すとよいです。
Jeu Zeroの予測エリアと賭け方
Jue Zeroは0の左4つと右2つの合計7つ。12-35-3-26-0-32-15をカバーします。Voisins du Zero(ゼロの隣人)の一部でもあります。
以下の図のようにチップ4つを使ってベットする賭け方です。
Voisins du Zeroの予測エリアと賭け方
Voisins du Zeroはゼロの隣人という意味で、0の左側9と0の右側7つの合計17個の数字をカバーします。数字でいえば22-18-29-7-28-12-35-3-26-0-32-15-19-4-21-2-25です。
以下の図のようにチップ7つかその倍数を使ってベットする賭け方です。
Orphelins a chevalの予測エリアと賭け方
こちらは2つのエリア(1-20-14-31-9)と(17-34-6)で構成されます。カバーする数字は8個です。
以下の図のようにチップ5個を使ったベットで行います。
Tiers du Cylindreの予測エリアと賭け方
ティアと呼ばれる賭け方です。フランス語の意味としてはホイールの3分の1という意味になり、27-13-36-11-30-8-23-10-5-24-16-33の12個の数字をカバーします。
すなわち36個あるうちの12個なので3分の1です。
以下の図のようにチップを6個(あるいはその倍数)使った賭け方です。
やはりどの数字が出ても利益が出るように設計されています。
オンラインカジノの場合
ルーレットのホイール上で隣り合ういくつかの数字に賭けることができるネイバーベットが用意されている場合があります。
以下のようなレーストラックなベッティングエリアが用意されている場合もあり、1クリックで複数の個所にベットできるなど便利仕様もあります。
アメリカンルーレットのホイールの場合
アメリカンの場合はナンバーポケットが1つ多く、またレイアウトも全く異なります。
ホイールを4つのエリアに分ける
次のようにホイールを4等分してみることができます。こちらはアメリカンルーレットの場合です。
具体的には
・3~7のエリア
・4~8のエリア
・0の両サイド
・00の両サイド
と4つのエリアに分けます。これらのエリアに賭けることで1/38の確率が1/4の確率で当たる事がおわかりでしょう!
3~7のエリア は 357 → 七五三のエリア
4~8のエリア は 468 → ヨーロッパのエリア
とすると覚えやすいです。
例えばディーラーが[0]の真上でボールを投げ入れ、「七五三エリア」に落ちれば、ディーラーが投げ入れた場所より「左側」に落ちやすいと見る事ができます。
例えば、次のようにボールがポケットに落ちれば、ディーラーが投げ入れたのと反対側に落ちると想定できます。
集中して観察しないといけませんが、ボールが投げられた位置と、ボールがポケットに落ちる位置を瞬時に判断して賭けをすることで勝率を上げる事ができます。
ディーラーがボールを投げてから「ノーモアベット」まで約10秒程度ですので、その間にエリアにベットしなければいけないのでベットエリアを覚えるのと慣れが必要です。
ベッティングエリアを覚えよう
ホイール上では連続するこれらのポケットですが、ベッティングエリア上はバラバラの場所にありますので、賭け方(チップを置く場所)を覚えないといけません。
それぞれの4等分したエリアで、どの場所にチップを置けば良いかを以下の図で示しています。
(※画像はクリック拡大)
・0の両サイドエリア
0の両サイドのエリアは[11][30][26][9][0][2][14][35][23]と並んでいます。
・[00]の両サイドエリア
[00]のまわりには[24][36][13][1][00][[27][10][25][29][12]と並んでいます。
・七五三エリア
[7][20][32][17][5][22][34][15][3]と並んでいます。
・ヨーロッパエリア
[4][16][33][21][6][18][31][19][8]と並んでいます。
いずれのエリアへの賭けも1点賭けの「ストレートアップベット」か、2つの数字に同時に賭ける「スプリットベット」が使えます。
ストレートアップは35倍の配当、スプリットは17倍の配当なので、どの数字が来ても利益を出すことができます。
オンラインカジノの場合
インターネットでプレイできるカジノゲームの場合は、これらのエリアを覚えなくともいいようにワンクリックで賭けができるボタンが用意されています。
ボールが落ちるエリアを予想するルーレット攻略法まとめ
以上です。
ひとまずルーレットにおけるホイールの数字配置と賭けるエリアから見た攻略の解説でした。
ルーレットはこの他、連続的な賭け方や、2か所3か所と同時に賭けるエリアを指定したり、賭け金の差をつけることで当てやすく、また勝ちやすくなる戦略がありますので、この章の関連メニューもご覧ください。