ブラックジャックベーシックストラテジーシミュレーター

試行回数は1000が上限です。
1000回を超える処理もできますが処理時間がかかりすぎその場合はグラフ等の表示なし、パソコンのCSVファイルダウンロードになります。

基本のベット額は1単位固定を継続。ダブル以外でベット額の増減はしません。

以下のような表が表示されますので見方を解説します。

シミュレーター結果表

まず1行目（No 0の行）は何もありません。2行目（No1）から開始です。

Noはプレイ番号（プレイヤーがSplitしたときはNoは同じ番号になります）

Pハンドはプレイヤーハンド。Dハンドはディーラーハンドです。

ベット額は基本1で固定、ダブルの時は2になってるはずです。

勝敗の列には〇、✕、TIE、BJの4種類が来ます。〇が勝利、✕が負け、TIEは引き分けで、BJはBlackjackによる勝利です。

リターンは戻ってきた額、損益はリターン引くベット額、累計は今までの損益の累計。

備考にはdoubleやsplitやBustなどが参考で表示されます。

ブラックジャックにはベーシックストラテジーと呼ばれる基本的で世界的に有名な戦略があります。

これは自分に配られた2枚のカードを見てヒットすべきか、スタンドすべきか等の最適な判断を示した戦略です。

とは言え、実際に使い続けると儲かるのか？どのように資金が増減するのか、勝率はどれぐらいか、還元率はどれぐらいか気になりませんか？

そこでシミュレーターを作ってみましたのでこのサイトをご利用いただいている方にも使ってみて様子を見てもらえればと思いました。

シミュレーターだけ触りたいかたはここは読まなくてよいと思いますが。

本来のベーシックストラテジーとロジックは同じですが、次のように変形させた表を内部で持たせて処理しています。ハードハンドとソフトハンドがわかりにくいので、Aを含まないハンドと、Aを含むハンドに置き換えました。

※タップして拡大

ブラックジャックにはカジノによってルールに微妙な違いがありますが、今回は以下のルールを採用しています。（私が良くプレイするベラジョンカジノのBlackjackを踏襲）

カードデックは1組（52枚）を選択したデッキ数使います。ライブブラックジャックのようにカードシューに残されたカードが徐々に減っていくような仕様にしています。

カードシューに残されたカード残数が1デッキ未満（52枚未満）になったタイミングで再シャッフルします。

カードのシャッフルはランダムにしてますので結果は毎回違ったものになるはずです。

ディーラーアップカード1枚と、プレイヤーの合計点を見て最適戦略表に従い、Hit/Stand/Double/Splitを判断して勝負しています。

最適戦略に基づくブラックジャックの還元率は一般的に99%以上とされています。

実際にこの最適戦略で100回、1000回、10000回と試行してみると還元率は99%前後で出る事が多いです。負け数の方が勝ち数より多くてもDoubleで勝ったり（2倍）Blackjackで勝ったり（1.5倍）するので資金が増えてることもあり得ます。

99%ということはやはりディーラー側が有利なわけですが、それはプレイヤーが先にバストするとディーラーのハンド如何に関わらず先負けが確定してしまう事から来ています。

還元率99%は非常に高いですが、言い変えれば1を賭けたら毎回0.01がマイナスになるともいえるわけで、1万回試行すれば100の資金が減ってる事でしょう。だからどこかのタイミングでベット額を上げ下げして不利な分を取り戻しにいけばより勝率が上がるはずです。

例えばカウンティングの戦術を使い有利なタイミングでベット額を増やすことができればトータルでは利益が出るかもしれません。

試行回数が増えればこの確率に収束するので、勝ってるうちにサッと止めるか、ベット額の上下で収束させないようにする資金とメンタルの管理が大事なのだろうと思いました。

カジノゲームの中でこれだけ還元率が高く勝率の良いゲームと戦略はありませんので、やはり優秀な戦略だと言えますね。

ブラックジャックベーシックストラテジーシミュレーターの挙動について