今日は「オンラインカジノ必勝法」についてコラムと言う形で記事を書かせていただきます。

というのも最近「必勝法」をうたうツイートやサイトやメルマガ等の配信で、多くの素人プレイヤーが泣きを見ていることを知ったからです。

「必勝法」なんてものは無いということを明確にお伝えしたいのと、警鐘を鳴らす意味で皆さんに私の考えが伝わればいいなと、そして被害者が少しでも減ってくれればいいなと思いました。

当ブログのスタンス

2014年にこのブログを開設してからずっとこのブログでは「オンラインカジノは楽しむものです」「娯楽の範囲で」「そもそも勝てるものじゃない」と言い続けています。

当ブログでも攻略法・戦略・戦術を紹介したり、自分で編み出したものを無料で公開していますが、「必勝」などと言ったことはありません。(いやあるか?wあったとしても訂正してるはず)

また高い勝率の攻略法はありますが、必ず勝つものではないことは明確に否定しています。

このブログ炎上したら嫌だし(´・ω・`)

実際私もトータルマイナスですし(´・ω・`)

宝くじみたいなもので、当たらない前提で楽しんでるから別にいいんです。マジか。

勝つぞと意気込んで遊んでる人の方が多いと思いますが、スタンスは人それぞれなので、そこは否定するものではありません。

これが当ブログ開設以来ずっと変わらないスタンスです。

否定したいのは「必勝法」という考え方と、それを煽りに使って儲ける行為です。

オンラインカジノの必勝法ってそもそもどういう定義?

そもそも必勝法の定義について意識を共有したいと思います。

まず「法」(メソッド)なので、覚えれば誰でも習得出来る仕組み化された技術、という前提がありますね。ツールを使ってもいいし。機械やスマホを使ってもいいと思います。

その技術を使って、必勝の定義とは「今日の一勝負に勝てる勝てないの話ではなく」て、「一連の勝負の期間で必ず利益を残せる」こととします

必勝と言って良いもの

・今日は負けたけど1年間トータルなら負けてない、20年間無敗。
・1年トータルだと勝率6割でした、けど儲けが出て、それを何年も続けてます。
・100回勝負して99敗1勝だけど、利益が1万円出ます。

こんなイメージですね。必勝法によってそういう状態をキープしてるなら、必勝法と言ってもいいと思います。

必勝とは言えないモノ

・勝率99%以上!ここ3ヶ月で利益●●万円!としか言ってないモノ
・100回勝負して99勝。でもたった1回のハズレでトータルで見ると損失が100万円でした。(これ後で出てくる)

きわどいけど勝率がよくても利益が出ないんじゃ必勝とは言えないですね。

長いスパンで論理的に利益が出せてしまう方法であることが定義になるでしょう。

ベッティングシステムから見る必勝法

必勝法でよく取り上げられるのが「マーチンゲール法」でしょうか。

マーチンであることを隠して、あるいは別の仕組みと組み合わせて提供してるかもしれませんけど。

必勝法でもなんでもないのに、衝撃的な勝率の画像や、資金が増えていくグラフ、ライブカジノで100万、1000万円を稼いでるキャプチャ画像、勝率99%!なんて見せられると、自分も稼げるかもしれない、と思ってしまうかもしれません

マーチンゲール法は確かに勝率99%出るんです。けどのこり1%で全部の資金を失うベッティングシステムです。一応解説しておきましょう。

バカラのプレイヤーベットを例に取り上げます。(ルーレットの赤黒より勝率が良いので)

バカラのプレイヤーベットは確率49.32%でアタリ、配当が等倍になるので、マーチンがやりやすいのです。

連敗する確率を表にしてみました。

連敗 確率 何回に1回起こる 賭け金
1 50.7% 2 1
2 25.7% 4 2
3 13.0% 8 4
4 6.6% 15 8
5 3.3% 30 16
6 1.7% 59 32
7 0.9% 116 64
8 0.4% 230 128
9 0.2% 453 256
10 0.1% 895 512
11 0.06% 1765 1024
12 0.03% 3483 2048
13 0.015% 6873 4096
14 0.007% 13561 8192
15 0.004% 26758 16384
16 0.002% 52798 32768

四捨五入してますけど、この表はたびたび当ブログでも出てきています。

7連敗する確率って1%も無いんですね、ということは逆を返せば7回目までに勝てる確率は99%を超えます。

ほら、勝率めちゃくちゃ高い!w

ベラジョンカジノのEvolution Gamingにあるバカラだと約1分に1プレイ行われます。1時間で60プレイ。24時間営業なので1日2400プレイ。30日で72000プレイ。

ということはそのテーブルに1ヶ月はりついたら、1回だけ16連敗(52798回に1回)に遭遇するかもしれないですね。あるいは2ヶ月目で遭遇するかも。

もし賭け金$1でスタートしたら16連敗時の賭け金は$32768。カジノ側が受け付けている賭け金の上限は$50000なので、マーチンゲール法はここで頭打ち。次にベットする事ができません。

まぁそもそもそんな大金持ってる人レアだと思うけど。

16連敗するまではずーっと利益が+1ずつ積み上がります。論理的には以下のようになります。

52798回のプレイで勝利数は(49.38%)=26040回。ハズレ数は26758回。

ハズレ数多いけどマーチンを使ってるので負け額は取り戻し勝利数だけ+$1ずつ利益が積み上がるので、+$26040の利益が出ます。こりゃぁすごい!?

で、52783回目~52798回目にかけて16連敗。ここで‐$65535になり、トータルでは-$39495の損失へ。。。

これが有名なマーチンの行く末ですね。途中まで利益が出まくるし勝率は高いでしょうけど、最終的にはドボン。取り戻せないぐらいの大敗です。最後に16連敗するんじゃなくてワリと早い段階で16連敗したらよけい損失出ます。

マーチンを使ってプレイし続けた時のグラフ↓

これは必勝法と言えるでしょうか?

私もマーチンは強いと認めてます。けど利益が出てるうちに止めなきゃいけない。じゃぁそれはいつ?って話。

どこかで損切りしても稼ぎより損の方が大きくなります。損切りすれば延命できるだけで、徐々に金が減っていきます。

ベッティングシステムってマーチン以外にも様々あります。当ブログでもたくさん掲載しています。けど何万プレイした時、最終的に立っていられるシステムはありません。それは公開してるシミュレーターを動かしてもらうとグラフでわかります。試してみて。必勝法って言えませんよね?

過去の数百万回のパターンから算出した予想に基づく必勝法?

過去数百万回のプレイ履歴をAIで解析して、次の勝負結果を予測する、という必勝法もあるらしいので、それに対する反対意見も書いておきます。

ルーレットでもバカラでも過去の出目の履歴は将来の予測に役に立ちません。毎度の勝負の結果は独立した事象ですので。

じゃぁなんでルーレットもバカラもゲーム画面上で「最近の履歴」や「ホットナンバー」や「ビーズロード」を画面上に見せてるんだよ、参考にするためだろう?

という人もいるかもしれません。そうです!参考にしてほしいからです。参考にして「賭け」てほしいからです。カジノはどんな形であれデータやジンクスを信じてもいいからお金を賭けくれる人に期待してるんです。

そうするとイカサマなんかしなくたって還元率に従ってカジノにお金が落ちてくれる。還元率に従えばカジノ側の1回の利益は小さいかもしれない。けど何百人何千人が、何百回、何千回プレイすればチリツモ。

実際私も最近の履歴に引きずられて予想します。

例えば次のようにルーレットで結果が出てたら?

赤赤赤赤赤

赤赤赤赤赤

赤赤赤赤赤


次の勝負10人中8~9人は「赤」に賭けるんじゃないかな?私も赤にかけたくなる。

例えばバカラで直近の履歴が次のようになってたら?

BBB-PPP-BBB-PPP-BBB-PPP-BB?

次はBに賭けたくなっちゃう。ギャンブラーって何かしら法則とか拠り所を探してるのかもしれないですね。

赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤→?

次もやっぱり赤? 今度こそ黒?

次の事象はやはり赤も黒もBもPが出る確率も約半々。

数百万回の出目から勝率の良いパターンを見つけた→そもそも嘘です。勝率はいつだって赤か黒かBかPかの約50%なんだから。

そういう「表現」をつかって必勝法を販売したり、必勝コミュニティの会員になるべく誘引させるようなアプローチを見つけたら気をつけてください。

そもそも8デッキ416枚のバカラで、プレイヤーバンカーにカードを配る組み合わせなんて4兆通り以上あるんです。数百万回のパターン?少なすぎでしょw

だから「過去のプレイ履歴データを解析し」みたいな話が出てきたら、嘘なんだとすぐわかります。

ハイエナおじさんが思う必勝法

こういう仕組みがこの先将来現れたら、必勝法と言っていいかもしれないな、というのを発表します。

事例ですが‥

ルーレット

ライブルーレットでディーラーがボールを投げたときの速度、その時のホイールの回転速度を高精度のカメラでウオッチして、そこから落ちるエリア(複数のナンバーでもOK)を高速計算して予測するシステム。ボール投入前にベッティングタイムが締め切られてしまうテーブルでは無理だけど。そんなシステムがあれば必勝になりえるかも?

バカラ

バカラのカウンティングを極めたら必勝法になりえます。勿論カウンティングなんてアナログな方法ではなくスマホ等での計算が必要です。バカラもブラックジャックと同じように8デッキ416枚のカードから始まり、カードシューから取り出されたカードはそのまま捨てられていきます。なので次のプレイでは少し減ったカードシューでカードが配られていきます。カードシューにどんな残カードがあるかでプレイヤー/バンカーの勝率が若干異なります。一定の(これは内緒)偏ったカードシューが出来た時にプレイヤーベットが有利になるタイミングが発生します。(例えばプレイヤーが出る確率が51%とかになる)この時だけ賭けをすれば勝率は51%なのでハズレることも勿論ありますが、論理的には長くプレイを続けるほどに利益が積み上がっていく算段です。ただその偏ったカードシューができるのっていつなの?っていう話。ハイエナおじさんはそこまで計算してない。カウンティングをし続けるのは現実的じゃないので、バカラのテーブルを監視し続けるようなシステムができれば、必勝法になりえるかも?

還元率(RTP)の側面から必勝法をみてみると

基本的には還元率が100%を超える方法を見つけたときに必勝法と言ってよいのではと私は考えます。

例えば還元率98%のゲームがあったとします。これは100ドルベットしたときに、平均的な戻し額が98ドルだよ、という意味です。
・100人が1ドル賭けたら49人が1ドルずつ儲かって51人が損した(カジノの利益は2)
・1ドルずつ100回プレイしたら98ドルが手元に残った(カジノの利益は2)

こういうイメージ。

還元率(RTP)99%のギャンブルはオンラインカジノの中でもかなり高い方です。カジノ側が利益をあまり取らないゲームと考えられます。それゆえプレイヤー人気も高い。

でも長くプレイすればカジノが儲かるのは揺るぎが無い。RTP99%は毎ゲームで賭け金の1%がカジノに取られる見込みと考えればわかりやすいでしょう。

そういう観点からいくと還元率101%出る戦略・攻略法が見つかったら、それは必勝法と言えるかもしれません。

1回1回の勝負ではハズレることもあるけど、長くプレイすれば、平均的には賭け金の1%ずつ利益が積み上がっていくシステムと考えられます。

必勝法についてのご質問受け付けます^^

ありがたいことに当ブログの読者ってかなりいらっしゃるようで、時々ご質問やご意見を頂くことがあります。

もしどこかで「●●必勝法」なるものに出会ったときに、疑念をもったら、「これって本当に勝てると思います?」と問い合わせいただいても構いません。「必勝法じゃないよ~」って言うだけなんだけどw

ということで、今日のコラムは以上です!娯楽の範囲であそびましょう!

付録 ブラックジャック必勝法?

ブラックジャックには必勝法ではないけど、勝負を負けにくくする戦略「ベーシックストラテジー」と呼ばれるものが世界中で有名になっていますね。

ブラックジャックはプレイヤー側のヒット/スタンドの判断が要されるので、その最適な選択肢を表したのがベーシックストラテジーです。あの戦略通りやると還元率99%近く出るのはカジノ側が公開している通りです。

たぶん誰も必勝法だとは思ってないと思うし、あれを使って悪用してるグループを見たことはない。カウンティングに関しては私はまだ調べてないので何とも言えません。(_ _)