今月に入ってライブカジノのテーブルがいくつか増えていました。
その中でも今まで当サイトでも紹介する機会がなかったポーカーの一種「Casino Hold’em」について取り上げて紹介してみます。
Casino Hold’emとは
カジノホールデムは基本的なルールはテキサスホールデムに似ていますが、対人戦ではなくハウス側と対戦する形式となります。
テーブルゲームのCasino Hold’emもありますが、今日の記事ではライブゲーム(ディーラーが進行を務める)に用意されている次の2つのゲームについて紹介します。
2 Hand Casino Hold’emの場所
「ライブカジノ」の中から次の2つのゲームを選択することができます。
・2 Hand Casino Hold’em***今日紹介するのはコレ
・Casino Hold’em Live
あるいはEvolution Gamingのライブゲームロビーから行けばポーカーのジャンルにありますね。
※スマホでもPCでも遊べます
ライブカジノなので本物のディーラーがゲーム進行を行い、臨場感とスピード感があるゲームが楽しめることでしょう。また他のプレイヤーも同時に参加している様子もわかります。彼らの多くは外人ですが英語が出来るひとならチャットが出来るので、そういった楽しみ方もあると思います。
2 Hand Casino Hold’emとは
2 Hand = ツーハンドということでハンド2つでプレイできるCasino Hold’emとなっています。
次の図をみてください。
ディーラーの手前にあるカードが「ディーラーハンド」です。その下に5枚あるのが「コミュニティカード」ですね。
そしてプレイヤー側にある4枚が、ハンド①とハンド②です。
基本的なルールはCasino Hold’emと変わりなく、プレイヤー側のハンド数が2つまで使えるということです。(ハンド1つでも勝負できる)
2 Hand Casino Hold’emの基本ルール
ルールをおさらいしておきましょう。
このゲームは2枚の自分のカード+場に提供された5枚のカード(コミュニティカード)の合計7枚から5枚を選択し、最も高い役を作りディーラーハンドに勝つことが目的です。
ライブカジノですが参加できるプレイヤー数に制限はなく皆共通のカードを使ってギャンブルをします。
1組(52枚のカード)を使って毎ゲームにおいてディーラーによってカードがシャッフルされます。なのである程度は山に残されたカードの予想が出来るように思いますね。
ディーラークオリファイ条件
このゲームにもディーラークオリファイの条件があります。それが
4のペア以上
です。ディーラーは4のペア以上の役が出来なければオリと同じ状態です。プレイヤー勝負して勝利したとしても、コールベットに対する配当が残念ながらありません。
Casino Hold’emで一般的なルールですので受け入れるしかないです。
2 Hand Casino Hold’em 進行とプレイ方法の説明
さてこれからツーハンドカジノホールデムの遊び方を紹介していきます。
画面構成
まず画面上部をみてください。色んなオプションボタンがあります。(ベラジョンカジノのライブカジノでは標準的な構成です)
ここで重要なのはもし映像が途切れたり表示が遅れたりするようなら、ビデオ品質設定の品質を低や中にすることをお勧めします。
それ以外はヘルプや全画面ボタンがあります。画面左側に見えるピンにマウスを持っていくと配当表が見れるようになっています。
あとこの画面からロビーに戻るには画面右下のロビーボタンを押せばOKです。
プレイの手順
プレイの手順を説明します。
・ステップ1.チップを選択してANTEに配置します
画面下部には2ハンド分の「ANTE」「BONUS」「PLAY」のサークルがあります。
これのANTEにチップを置けばゲームに参加ができます。制限時間が10秒ほどしかないので素早くすすめてください。
また「ANTE」の上には「BONUS」と表示されたサークルがありますが、ここにもチップを置くことができます。これはディーラーとのポーカー勝負とは別の独立したサイドベットなので後で説明します。
さて、チップを配置して時間が経てばディーラーによってゲームが進行していきます。もし時間内にチップを置かなければ今回のゲームには参加しないで、見てるだけということになります。
・ステップ2.ディーラーがカードをシャッフルし配る
プレイヤーのハンド①に表向きで2枚、ハンド②にも表向きで2枚、ディーラー自身には裏向きで2枚、そしてコミュニティカードを表むきで3枚(フロップ)。いっきに配ります。
プレイヤーの2枚+コミュニティカードの3枚で合計5枚になりました。
プレイヤーの2つのハンドの5枚と役が表示されます。
図の例ですと左側は「A」のハイカードが一番強い役で、右側のハンドは「A」のワンペアが出来ていますね。
・ステップ3.勝負かオリの判断
判断が迫られます(考える時間は15秒)ので、選択しましょう。
勝負するなら画面上の「プレイ2x」を押します。
オリるなら「フォールド」を押します。
「プレイ2x」を押したハンドはANTEベット額の倍額をPLAYに置いて勝負します。
例えばANTEに$5チップを置いてた場合は、PLAYには$10がおかれ、合計$15で勝負することになります。
「フォールド」を押したハンドはANTEベットが没収され勝負しません。
自分の手が弱そうだと思ったらANTEベットは取られてしまいますが迷わずフォールドしましょう。
勿論自己判断なのでディーラーが弱そうだと思えば、勝負してもよいと思いますが。
・ステップ4.勝負
ディーラーがコミュニティカードの4枚目(ターン)と5枚目(リバー)をカードシューターから切ります。
これでコミュニティカードが全部で5枚になるので、ディーラーの裏向きだった2枚も開示されディーラーの役が明らかになります。
上手ではディーラーは「4」のワンペアで、プレイヤーのハンド②は「A」ワンペアで勝利しました。
これで一連の勝負の流れが終了し、カードが回収されステップ1へ戻ります。
続けてギャンブルをしたい場合はまたチップを置いて始めましょう。
2 Hand Casino Hold’emのBONUSベット
カジノホールデムにはBONUSベットがありますね。ANTEベットのあとにBONUSにチップを置けば参加できます。
BONUSベットは最初の5枚でAペア以上の役(例えばツーペア、ストレート等)ができるかどうかに賭ける、というものです。
なかなか出ない分、配当が大きいので夢があります。是非チャレンジしてみてください。
2 Hand Casino Hold’emの配当表
配当表はゲーム中でも確認できますが改めて。
ANTE | PLAY | |
---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100 | 1 |
ストレートフラッシュ | 20 | 1 |
フォーカード | 10 | 1 |
フルハウス | 3 | 1 |
フラッシュ | 2 | 1 |
ストレート | 1 | 1 |
スリーカード | 1 | 1 |
ツーペア | 1 | 1 |
Aペア | 1 | 1 |
ワンペア以下 | 1 | 1 |
この表の見方ですが、ANTEベットに対しては倍率が適用されます。(フラッシュで2倍)
しかしANTEの倍を賭けるPLAYベットに対しては勝利しても等倍での儲けとなります。
ツーハンドで扱えるので例えばハンド①で$5+$10ベットし、ハンド②に$10+$20ベットしてどちらも勝利した場合は$15+$30=$45の利益になりますね。
ディーラーのハンドが弱ければ両ハンドとも勝つ可能性があります。
BONUSベットに関して
またBONUSベットは非常に高い倍率が提供されています。これはBONUSに関しては実はベラジョンカジノのテーブルゲームのCasino Hold’em Proよりも率が良いですね。
役 | BONUS |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100 |
ストレートフラッシュ | 50 |
フォーカード | 40 |
フルハウス | 30 |
フラッシュ | 20 |
ストレート | 7 |
スリーカード | 7 |
ツーペア | 7 |
Aペア | 7 |
ワンペア以下 | – |
特にBONUS部分はAペア~ストレートまで7倍、フラッシュ以上は25倍なのに対してフルハウスが30倍、フォーカードが40倍、ストフラが50倍で、ロイヤルが100倍ですので。
とは言ってもほとんど出ないと思いますが1デック52枚のカードの5枚で1000回中1回はフルハウスが出る確率(0.144%)、1万回中2回フォーカードが出る確率(0.024%)です。
攻略と言うほどではありませんがBONUSベットは確率が低くオッズも低いので賭けないのがセオリーとなります。
10回中1回はAAペア以上が出るので、連続的に10回以上出なければBONUSに貼るのは面白い駆け引きになると思います。
2 Hand Casino Hold’emプレイしてみた
だいたい1分半で1勝負できます。
先日大きく負けたので大きなベットはできませんが感触をつかむために1時間ほどプレイ。
例えばこんな手。
ハンド①は[6][9]、ハンド②は[5][4]
残念ながらこんな悪手は両方ともフォールドでしょう。
結果は‥
ディーラーは[K][K][J][J]のツーペア。もし勝負しててもワンペアでしかなかったのでオリて正解でした。
今度はどうでしょう。
ハンド①は[4][3]、ハンド②は[5][J]とまた弱そうです。どちらもフォールドですね。
結果は、
またしてもディーラーは[Q][Q][9][9]のツーペア。このディーラー強いです。
次の勝負へ。
なんと最初の5枚で[5]のスリーカードが出来ました。ハンド①もハンド②もスリーカード完成です。もしBONUSにも賭けてたらラッキーでしたが。
さて結果は
ディーラーは[10][10][5][5]のツーペアなので、勝利しました。
スリーカードでの勝利は倍率は等倍なので大勝利ではありませんが、BONUSに賭けてたら7倍が2ハンド分だったので惜しかったですね。
こんな感じでプレイしました。1時間して$20ほどのマイナス。
BONUSベットの読みが外れて損失が大きくなってしまいました。
それから今回のディーラーが非常に強かった印象です。ノットクオリファイが10回に1回しかなく、ツーペアもよく出されました。
こちらに配られるカードが弱いのでフォールドするケースも多かったです。
このゲームに関しては明確な攻略法やセオリー(戦略)がわかっていません。
7枚のカードを使って役を作る確率やパターンを考えていますが複雑で計算できていないのです。
最も簡単なセオリーを以下に示します。
・Aハイ、Kハイなら強い手なので勝負
・あと1枚でフラッシュやストレートフラッシュが完成するなら勝負
・ストレートの両面待ち→例えば2345まで完成で、Aか6が来ればストレート完成の状態なら勝負
・ストレートのカンチャン待ち→例えば3457まで完成で、6が来ればストレート完成の状態なら勝負
・それ以外はフォールド
以上です。