ベラジョンカジノに特殊なギャンブルが登場しました。その名も「Bac Bo」これはバックボーと呼びます。
人気の2つのギャンブル「バカラ」×「シックボ―」な特別仕様ということでEvolution Gamingのライブロビーから遊べるようになっています。
今日はこのバックボーを遊んでみて、解説してみます。
バックボーはベラジョンカジノのココからアクセスする
ゲームの起動方法ですが、ライブカジノなので一旦ライブ会場へ移動しましょう。
こちらのアイコンを1クリックして直で起動することもできますし、
Evolutionのライブロビーから辿っていくこともできます。(グローバルメニュー→ライブカジノ→Evolution Gamingのロビーへ)
起動すればこの画面が出ます。
独創的ギャンブル「バックボー」のルールと遊び方
ではバックボーの遊び方や画面の使い方を解説していきます。
バックボーは簡単なギャンブル
バックボーのテーブルレイアウトを見ればわかる通り、Playerと表記されたエリアと、Bankerと表記されたエリアがあります。
あなたはPlayerの点数が高いか、Bankerの点数が高いか(あるいは引き分けか)を予想してベットします。
バックボーの画面構成をチェック
- 4つの穴とサイコロ
画面上に4つ穴とサイコロが見えますね。PLAYER側はブルーのサイコロ。Banker側はレッドのサイコロが2個ずつあります。 - 画面中央下部にあるベットエリア
ここにPlayerエリアと、Tieと、Bankerエリアがあります。ベットするチップの額を決めたらエリア内にチップを配置すれば賭けに参加することができます。 - 画面左下と右下の結果履歴
ここは直近の結果の履歴が表示されています。最近の出目を見て次の予想に役立てる人向けです。特に右下のスコアボードはいわゆるビッグロードと呼ばれるような特別な記述がされているスコアボードです。見方がわかる人はこちらを参考に次回の予想を立てる人もいます。 - チャット窓
画面左上にチャットの窓がありプレゼンターと会話することができますので英語が出来る人はチャレンジしてみてください。
ゲームの進行
サイコロが入った穴の下がポコポコ浮いたり落ちたりする仕組みになっていて、プレゼンターがボタンを押せばサイコロがランダムに転がり続けます。
約11秒あるベッティングタイムが終了すれば自動的にサイコロが1つずつ停止していきます。サイコロが停止する順番はPlayerの左下からです。
なるべく勝負が最後の1個のサイコロで決するような演出で停止していきます。
すべてのサイコロの出目が確定すると、高得点のほうのPlayer / Bankerが表示され、またプレセンターに読み上げられます。予想したベットが当たれば配当表に従って勝利金を得ます。
1ゲーム概ね30秒程度で終了するので回転の速いギャンブルだと思います。
バックボーはバカラとシックボ??
バカラもシックボーも好きなテーブルゲームですが、言うほど掛け合わせたゲームになってる訳でもないような?
バカラはトランプのカードを配ってPlayer / Bankerのどちらが強いかを予想するゲーム。
シックボ―は3つのサイコロの出目を予想するゲーム。
サイコロ2つをPlayerとBankerに持たせて振って強い方が勝利という風にクロスアレンジされた感じですね。
バックボーはどうすると勝利になる?配当とケーススタディ
ゲーム内からも確認できますが各ベットエリア毎の配当は以下のようになります。
ベット | 配当 | 配当倍率 | 戻し |
---|---|---|---|
Player | 1:1 | 1 | 2 |
Banker | 1:1 | 1 | 2 |
Tie | |||
2点か12点でのTie | 88:1 | 88 | 89 |
3点か11点でのTie | 25:1 | 25 | 26 |
4点か10点でのTie | 10:1 | 10 | 11 |
5点か9点でのTie | 6:1 | 6 | 7 |
6、7、8点でのTie | 4:1 | 4 | 5 |
Player / Banker勝利を予想
Player / Bankerベットは当たれば賭けたお金が2倍になって戻ってくるのでイーブンベットですね。
マーチンゲール法や有名ベッティングシステムを使って勝負しやすいギャンブルです。
Tieへの予想
Tieは引き分けを予想したときに賭けるエリアです。Tieになった点数により配当倍率が異なります。
PlayerとBankerがどちらも 2点(⚀⚀)あるいは12点(⚅⚅)同士になると88倍の配当ですからかなり大きいです。
2点というのは(1/6)^2=1/36の確率なのでかなり出ません。それがPlayer/Bankerどちらも2点になるには、(1/36)^2=1/1296なので滅多に出ないでしょう。
2点か12点でTieになるには概ね600回に1回出るかどうかぐらいですね。
出にくさによって配当が異なり、最も出やすい出やすい6、7、8点同士のTieでも4倍配当なのでなかなか期待できますね。
「戻し」列と実際の配当例
私は配当表をお見せするとき「戻し」列を付けることがあります。これは手元に戻ってくるのはいくらか?を表したものです。
Player / Bankerともに戻しは「2倍」です。
Playerに$5賭けて勝利した場合は、1:1の配当なので利益は$5、つまり賭けた$5と合わせて$10の戻しになることを意味しています。
Player / Bankerベット時のTieの扱いについて
なんと幸運なことに、Player / Bankerにベットしたのに結果がTieの引き分けだったとき、賭けた金額の90%が戻されます。
例えばBankerに$1賭けてTieなら$0.9も返金してもらえるのです。これは素晴らしい!
バックボーが着想を得た元となっているBaccaratと言うギャンブルはTieなら全額返金されるので、Tieでの戻しも継承してる感じですね。
バックボーの確率と還元率(期待値)を計算してみた
バックボーですが全てのサイコロや穴が共通で偏りが無いとするならば確率は計算できてしまいます。
バックボーの確率を計算
2個のサイコロを振ったときの出目は合計2(⚀⚀)~12(⚅⚅)まで。
全部で36パターンあります。
各合計とそのときの出目のパターン、確率を表にしました。
合計 | パターン | 個数 | 確率 |
---|---|---|---|
2 | ⚀⚀ | 1 | 0.027778 |
3 | ⚀⚁、⚁⚀ | 2 | 0.055556 |
4 | ⚀⚂、⚁⚁、⚂⚀ | 3 | 0.083333 |
5 | ⚀⚃、⚁⚂、⚂⚁、⚃⚀ | 4 | 0.111111 |
6 | ⚀⚄、⚁⚃、⚂⚂、⚃⚁、⚄⚀ | 5 | 0.138889 |
7 | ⚀⚅、⚁⚄、⚂⚃、⚃⚂、⚄⚁、⚅⚀ | 6 | 0.166667 |
8 | ⚁⚅、⚂⚄、⚃⚃、⚄⚂、⚅⚁ | 5 | 0.138889 |
9 | ⚂⚅、⚃⚄、⚄⚃、⚅⚂ | 4 | 0.111111 |
10 | ⚃⚅、⚄⚄、⚅⚃ | 3 | 0.083333 |
11 | ⚄⚅、⚅⚄ | 2 | 0.055556 |
12 | ⚅⚅ | 1 | 0.027778 |
PlayerとBankerに同時にサイコロを4つ振った場合は、6^4=合計1296パターンあります。
(ハイエナおじさんは全ての1296パターンをExcelで書き出して数えて計算しました💦)
各ベットの勝率は以下のとおり。PlayerもBankerも勝利条件は平等なのでどっちも同じ確率です。
パターン数 | 確率 | |
---|---|---|
Player勝利 | 575 | 0.443673 |
Banker勝利 | 575 | 0.443673 |
Tie | 146 | 0.112654 |
合計 | 1296 | 1 |
Tieの146パターンの内訳は以下のようになります。
タイ | パターン数 | 確率 |
---|---|---|
Tie2 | 1 | 0.000772 |
Tie3 | 4 | 0.003086 |
Tie4 | 9 | 0.006944 |
Tie5 | 16 | 0.012346 |
Tie6 | 25 | 0.019290 |
Tie7 | 36 | 0.027778 |
Tie8 | 25 | 0.019290 |
Tie9 | 16 | 0.012346 |
Tie10 | 9 | 0.006944 |
Tie11 | 4 | 0.003086 |
Tie12 | 1 | 0.000772 |
合計 | 146 | 0.112654 |
これが全てです。
バックボーの還元率
PlayerとBankerベットの還元率(RTP)を求めます。
RTP=確率×戻し
の計算式で出ますので、Playerの勝率0.443673×2+0.112654×0.9=0.988735とでました。
(バックボーはタイの時も戻しがあることに注意ですね)
勝率 | 戻し | タイの確率 | 戻し | 還元率 | |
---|---|---|---|---|---|
Player | 0.443673 | 2 | 0.112654 | 0.9 | 0.988735 |
Banker | 0.443673 | 2 | 0.112654 | 0.9 | 0.988735 |
かなり高いRTPです。あてずっぽうで賭けても資金がドンドン減ってしまうようなギャンブルではありません。初心者にもお勧め。
Tieの還元率を求めます。
Tieは出目によって確率と戻しが異なるので、各出目ごとに計算します。合計は0.955247と出ました。
勝率 | 戻し | 還元率 | 何回に1回 | |
---|---|---|---|---|
2点か12点でのTie | 0.001543 | 89 | 0.137346 | 648.0 |
3点か11点でのTie | 0.006173 | 26 | 0.160494 | 162.0 |
4点か10点でのTie | 0.013889 | 11 | 0.152778 | 72.0 |
5点か9点でのTie | 0.024691 | 7 | 0.172840 | 40.5 |
6、7、8点でのTie | 0.066358 | 5 | 0.331790 | 15.1 |
合計 | 0.112654 | 0.955247 | 8.9 |
こちらもTieベットの戻しは結構期待できます。BaccaratよりもTieベットの還元率が高いです。BaccaratでのTieベットはあまりお勧めできるものではありませんが、バックボーなら戦略的にTieベットを行っても良いと思いました。
バックボーの期待値
還元率とほとんど同じ意味ですが、期待値を求めると以下のようになります。
ベット | 出目 | 損益 | 確率 | 期待値 |
---|---|---|---|---|
Player | Player | 1 | 0.443673 | -0.011265 |
Banker | -1 | 0.443673 | ||
Tie | -0.1 | 0.112654 | ||
Banker | Player | -1 | 0.443673 | -0.011265 |
Banker | 1 | 0.443673 | ||
Tie | -0.1 | 0.112654 | ||
Tie | Player | -1 | 0.443673 | -0.044753 |
Banker | -1 | 0.443673 | ||
タイ2または12 | 88 | 0.001543 | ||
タイ3または11 | 25 | 0.006173 | ||
タイ4または10 | 10 | 0.013889 | ||
タイ5または9 | 6 | 0.024691 | ||
タイ6、7、8 | 4 | 0.066358 |
毎回1ベットに対してどれぐらいの期待値になるかというと、だいたい―0.01ぐらいの損が続くイメージという訳ですね。
バックボーで遊んでみた&攻略法を実践
この手のギャンブルはBlackjackのようにプレイヤーの判断が要求される訳ではないし、出目の偏りが期待できず、将来の予想も困難なことからベッティングシステムでの短期決戦こそ利益を出して終われると思います。
やるなら次の2つの攻略法がよいのではとハイエナおじさんなら考えます。
①Player/Bankerベットでダランベール法
②Tieベットへの損失累進戦略
Player/Bankerベットでダランベール法をした結果
ダランベール法なので初期ベット額は$10、以降勝利すればベット額を$1減らし、ハズレればベット額を$1増やして連続ベットしました。
合計20ラウンドで+$7.1で終了しました。
NO | ベット額 | 結果 | 損益 | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | 10 | T | -1 | -1 |
2 | 10 | o | 10 | 9 |
3 | 9 | x | -9 | 0 |
4 | 10 | o | 10 | 10 |
5 | 9 | o | 9 | 19 |
6 | 8 | o | 8 | 27 |
7 | 7 | x | -7 | 20 |
8 | 8 | o | 8 | 28 |
9 | 7 | x | -7 | 21 |
10 | 8 | o | 8 | 29 |
11 | 7 | x | -7 | 22 |
12 | 8 | x | -8 | 14 |
13 | 9 | T | -0.9 | 13.1 |
14 | 9 | o | 9 | 22.1 |
15 | 8 | x | -8 | 14.1 |
16 | 9 | x | -9 | 5.1 |
17 | 10 | x | -10 | -4.9 |
18 | 11 | x | -11 | -15.9 |
19 | 12 | o | 12 | -3.9 |
20 | 11 | o | 11 | 7.1 |
ハズレ数は9回、当たり数も9回。Tieが2回出ましたがそれでもプラスで終了しました。
試行回数が20回なのでこんなもんですね。途中+29に増えた時期もありましたけどPlayer/Bankerの出目は概ね半々で出るので勝利も半々でしたね。
Tieベットで88倍を狙う損失累進戦略の結果
バックボーはTieベットが当たった時の配当が点数によって異なる(4~88)のが難しいところです。
平均してTieが当たれば+7.5倍になる想定でシステム的なベット額を以下のように設定しました。
(俺のベラジョンカジノではこういった戦略をよく使います。ベラジョンカジノの他のギャンブルでも使えるので参考にしてみてください。)
No | ベット額 | ベット合計 | 累計損失 | 利益(平均当選) | 累計利益 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | -1 | 7.5 | 7.5 |
2 | 1 | 2 | -2 | 7.5 | 6.5 |
3 | 1 | 3 | -3 | 7.5 | 5.5 |
4 | 1 | 4 | -4 | 7.5 | 4.5 |
5 | 1 | 5 | -5 | 7.5 | 3.5 |
6 | 1 | 6 | -6 | 7.5 | 2.5 |
7 | 1 | 7 | -7 | 7.5 | 1.5 |
8 | 2 | 9 | -9 | 15 | 8 |
9 | 2 | 11 | -11 | 15 | 6 |
10 | 2 | 13 | -13 | 15 | 4 |
11 | 2 | 15 | -15 | 15 | 2 |
12 | 3 | 18 | -18 | 22.5 | 7.5 |
13 | 3 | 21 | -21 | 22.5 | 4.5 |
14 | 3 | 24 | -24 | 22.5 | 1.5 |
15 | 4 | 28 | -28 | 30 | 6 |
16 | 4 | 32 | -32 | 30 | 2 |
17 | 5 | 37 | -37 | 37.5 | 5.5 |
18 | 5 | 42 | -42 | 37.5 | 0.5 |
19 | 6 | 48 | -48 | 45 | 3 |
20 | 7 | 55 | -55 | 52.5 | 4.5 |
この表はNo1からTieで当たりが出るまでNo20までベット額を増額させてプレイしていくことを指示した表です。
平均配当の7.5倍で計算してますが最大配当88倍になればこれは大きな利益です!
最初は1単位。(1単位=$1でも$5でも構わない)をTieにベット。
7連続ハズレたら、No8ではベット額を2倍にしています。19連敗してNo20のベット額7単位まで続きます。20連敗したら損切り。
どこかで1回でも勝利したらベット額をリセットして1単位のNo1に戻り繰り返します。
利益は便宜上ベット額の7.5倍に設定しています。
もし7連敗後のNo8で$2をベットして当たれば$15の利益が出ます。7連敗したときまでの累計損失-$7と相殺して、+$8の利益がでることを表しています。
どのタイミングで1度でも勝利すれば利益を残して終了できる算段です。
(とはいえTieの6、7、8が出ると配当4だからこの表のようにはいかないかも)
◆結果
・1週目
ベット額 | 結果 | 損益 |
---|---|---|
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | Tie7 | 4 |
合計 | 2 |
・2週目
ベット額 | 結果 | 戻し |
---|---|---|
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
2 | x | -2 |
2 | x | -2 |
2 | x | -2 |
2 | x | -2 |
3 | Tie7 | 12 |
合計 | -3 |
・3週目
ベット額 | 結果 | 戻し |
---|---|---|
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | Tie9 | 6 |
合計 | 0 |
・4週目
ベット額 | 結果 | 戻し |
---|---|---|
1 | x | -1 |
1 | Tie9 | 6 |
合計 | 5 |
・5週目
ベット額 | 結果 | 戻し |
---|---|---|
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
1 | x | -1 |
2 | x | -2 |
2 | x | -2 |
2 | Tie6 | 8 |
合計 | -3 |
5週してみましたが、トータルすると
+2-3±0+5-3=+1
プラス1で終了(´・ω・`)
悪くない戦略だけど、配当が安いね。25倍とか88倍が出ないと大きく勝てないです。これを25倍か88倍が出るまでずっと繰り返していくのがいいかもしれません。
ひとまず、①②の戦略でマイナスにならずに済んだのでヨシとしましょう!
てことで何かのヒントになれば幸いです!