今日もベラジョンカジノで遊べるクラップスLiveの攻略を考えていきます。

その前にクラップスのルールや賭け方還元率やハウスアドバンテージについておさらいしておくとよいかと思います。

クラップスには実に28通りもの賭ける場所があるので、1点賭けが好きなプレイヤーもいるし複数賭けプレイヤーもいるでしょう。

まずは最も還元率が高い戦略を1つ。

DON’T PASS、DON’T COMEへの最大レイオッズで増額戦略

DON’T PASSはカムアウトロール時のみ、DON’T COMEはポイントロール時のみに賭けができる点を除いて、どちらも同じ勝利条件なのでここでは同じもの(DON’Tと呼称)として扱います。

この戦略は、DON’Tの1投目で勝敗が決まらず(4,5,6,8,9,10が出た)、2投目以降に進行した場合を想定しています。

2投目以降ではレイオッズベットでDON’Tへの重ね賭けで増額をします。

増額できる最大賭け金まで賭けます。

例えばDON’Tに$10を賭けたら、増額は$10が最大です。(現状x1の同額までベット出来る模様)

この戦略がクラップスで最も高い期待値が出る伝統的な戦略です。

事例としてこの戦略で1万回、$1でプレイしたケースを想定して計算してみましょう。

1投目の結果の内訳は以下のとおり

ベット 合計賭け金 アタリ回数 ハズレ回数 PUSH回数 ポイント回数
DON'T $10000 833 2222 278 6667

$1を1万回DON’Tに賭けるとすると、2列目の合計賭け金のとおり$10000になります。

1万回DON’Tに賭けると確率にしたがえば上の表のような結果になるでしょう。

1投目でのアタリは合計2か3が出た時で833回。
ハズレは合計7か11でが2222回。
12が出ると引き分けのPUSHでこれが278回。

そして重要なのが勝敗が決まらずポイント(合計4,5,6,8,9,10)になるのが6667回

この6667回において、レイオッズベットで$1を増額します。

2投目以降に発展する6667回の内訳は以下のとおり

確率に従えば以下のようになります。

回数 オッズベットの
追加の賭け
アタリ回数 ハズレ回数
ポイント4 833 $833 556 278
ポイント5 1111 $1111 667 444
ポイント6 1389 $1389 758 631
ポイント8 1389 $1389 758 631
ポイント9 1111 $1111 667 444
ポイント10 833 $833 556 278
合計 6667 $6667 3960 2707

ポイント4になるのは833回。そこへ$1のレイオッズベットなのでその右の列のとおり合計賭け金は$833になります。

そのうち2投目以降でアタリ(ポイントより先に7が出た)になるのが556回でハズレが278回になる想定です。

ポイント5~10に関してもそれぞれの確率に従って上の表のような内訳になるでしょう。(確率に関する詳細は前回の記事にあります。)

1投目と2投目以降での戻し額を算出してみよう

まず1投目のアタリ833回→$1667の戻し
1投目のPUSH278回→$278の戻し

2投目以降のポイント4でのアタリは556回(ポイント10も同じ)
 →オッズベットの戻し額は$1.5なので、556回×$1.5=$833
 →DON’Tへのベットが生きてて戻し額は$2なので、556回×$2=$1111

2投目以降のポイント5でのアタリは1111回(ポイント9も同じ)
 →オッズベットの戻し額は$1.7なので、1111回×$1.7=$1111
 →DON’Tへのベットが生きてて戻し額は$2なので、1111回×$2=1333

2投目以降のポイント6でのアタリは1389回(ポイント8も同じ)
 →オッズベットの戻し額は$1.8なので、1389回×$1.8=$1389
 →DON’Tへのベットが生きてて戻し額は$2なので、1389回×$2=1515

表でまとめると以下のような感じです。

↓内訳 アタリ回数 オッズベット
の当たり戻し
オッズベット
の合計戻し額
DONT
配当戻し
DONT
戻し合計
ポイント4 556 1.5 $833 2 $1111
ポイント5 667 1.7 $1111 2 $1333
ポイント6 758 1.8 $1389 2 $1515
ポイント8 758 1.8 $1389 2 $1515
ポイント9 667 1.7 $1111 2 $1333
ポイント10 556 1.5 $833 2 $1111
合計 3960 合計 $6667 合計 $7919

賭け金の全ては1万回の賭けで$10000に追加の賭け金が$6667、合計$16667に・・★A

獲得額の合計は1投目のアタリ$1667+戻し$278に加え、2投目以降の戻し合計が$6667+$7919ですから、

$1667+$278+$6667+$7919=$16530・・★B

このように1万回という膨大なプレイを想定して賭け金$16667に対して$16530の戻しですから、他のギャンブルと比較してもプレイヤーに不利なようにはならない戦略といえます。(還元率を計算しておくと、★B÷★A=99.18%です)

一定の賭け金で確率通りに収束すれば、徐々に資金が目減りする戦略ですので、どこかで強運の流れを掴んで勝ち数が上回るか、賭け金を上げたタイミングでの勝利が必要になります。

そうしてROI(投資に対する利益の割合)が10%でもいけば、利確して止め時にするとよいでしょう。

レイオッズの配当切り捨ての注意点

ベラジョンカジノにあるクラップスLIVEでは実際の配当金は小数点3位以下を切り捨てにしているようです。

なので結論ですがレイオッズベットは3の倍数の賭け金でトライしてください。

何故かと言うと詳細は以下に。

レイオッズの配当は以下のようになっています。

ポイント 配当
 4または10 1:2
 5または9 2:3
 6または8 5:6

ポイント「4または10」時の勝利配当は1:2→これは0.5倍の配当という意味。こちらは問題ありませんが。

「5または9」の配当は2:3→これは2÷3=0.666667‥倍の配当になります。
さらに「6または8」の配当は5:6→これは5÷6=0.83333‥倍の配当です。

この2つに関しては切り捨てが行われます。

例えば$10をベットしてポイント5または9で勝利すると、10×2÷3=6.666667→$6.66の利益になっちゃう。

逆に$9をベットしてポイント5または9で勝利すると、9×2÷3=$6.00の利益がしっかり入ります。

切り捨ての金額は微々たる額ですが。気になる方は3の倍数のチップで賭けましょう。

PASS LINEやCOMEベットへのオッズベットではどうなるか

PASSLINEやCOMEベットも1投目で勝負が決まらなかった場合、2投目以降があり「オッズベット」という率の良い追加の賭け金ができます。

考えかたはDON’Tと同じなので、計算の表をメインで記載していきます。

(1投目)

ベット 賭け金 アタリ回数 ハズレ回数 ポイント回数
PASS LINE / COME $10000 2222 1111 6667

DON’Tと違って1投目のPUSHはありません。

アタリ2222回×配当戻し$2=$4444の合計アタリ戻し額になる想定です。

(2投目以降)
ポイントの内訳(4,5,6,8,9,10)ごとに。

回数 増額の
賭け金
アタリ
回数
ハズレ
回数
オッズベット
当たり戻し
オッズベット
合計戻し額
COME
配当戻し
COME
戻し合計
ポイント4 833 $833 278 556 3 $833 2 $556
ポイント5 1111 $1111 444 667 2.5 $1111 2 $889
ポイント6 1389 $1389 631 758 2.2 $1389 2 $1263
ポイント8 1389 $1389 631 758 2.2 $1389 2 $1263
ポイント9 1111 $1111 444 667 2.5 $1111 2 $889
ポイント10 833 $833 278 556 3 $833 2 $556
合計 $6667 2707 3960 合計 $6667 合計 $5414

PASSLINEとCOMEベットの2投目以降は7よりも先にポイントナンバーを出さなくてはならないので、勝率が悪くなります。

その代わりオッズベットは配当が高くなっていて所謂ハウスアドバンテージの無い賭けになってます。

賭け金合計・・・$10000+$6667=$16667
獲得額合計・・・$4444+$6667+$5414=$16525

還元率=$16525÷$16667=99.15%ですね。

PASSLINE/COMEベットよりも、DON’T PASS/ DON’T COMEの方が若干ですが、率がいいと言えます。

とはいえ、クラップスでは主流で正の基本的な賭けとなるPASSLINE/COMEベットですので、この賭けを使うプレイヤーは多く。

(2投目以降は7が出るとハズレなので7を嫌うプレイヤーが多いらしいです)

やはり一定の賭け金で長くプレイせずに、短期のギャンブルでの幸運をつかむ打ち方をし、利益が出たら止めるようにしましょう。

とは言え初心者が適当に運試しで賭けても問題なく。あまりプレイヤー不利なギャンブルではないことから一定の人気があるゲームになっています。

賭けない方がいいベット

全体の還元率をベット毎に表した図を貼っておきます。これで賭け無い方がいいベットを把握しておきましょう。

これを見るとリターンが安いので、右側の「ハードウェイ」「SEVEN」「CRAPS」「ワンロール」「C・E」ベットはそもそも賭けない方が良いと思います。

ただサイコロ2個の出目が[1][1]と[6][6]のゾロ目は30倍の高配当なので魅力的に見えるかもしれませんね。

クラップスLIVEでピンゾロ1点賭け戦略

そこで、高配当が好きな方にこちらの戦略をプレゼンテーション。

サイコロ2個振った全ての出目は36パターンありますので、ピンゾロが出る確率は1/36です。

この戦略は30回ピンゾロに1単位を賭け続けます。1回でも[1][1]が出れば損にはなりません。

30回目でアタリが出ても1単位の利益になります。

もしどこで勝っても10単位以上の利益を目指すのなら、21連敗後の22回目から2単位に賭け金を上げればよいのです。

30回目までの賭けの流れを表にすると次のようになります。

NO 賭け金 賭け金合計 アタリ
戻し額
利益 損失 ROI
1 1 1 31 30 -1 3000%
2 1 2 31 29 -2 1450%
3 1 3 31 28 -3 933%
4 1 4 31 27 -4 675%
5 1 5 31 26 -5 520%
6 1 6 31 25 -6 417%
7 1 7 31 24 -7 343%
8 1 8 31 23 -8 288%
9 1 9 31 22 -9 244%
10 1 10 31 21 -10 210%
11 1 11 31 20 -11 182%
12 1 12 31 19 -12 158%
13 1 13 31 18 -13 138%
14 1 14 31 17 -14 121%
15 1 15 31 16 -15 107%
16 1 16 31 15 -16 94%
17 1 17 31 14 -17 82%
18 1 18 31 13 -18 72%
19 1 19 31 12 -19 63%
20 1 20 31 11 -20 55%
21 1 21 31 10 -21 48%
22 2 23 62 39 -23 170%
23 2 25 62 37 -25 148%
24 2 27 62 35 -27 130%
25 2 29 62 33 -29 114%
26 2 31 62 31 -31 100%
27 2 33 62 29 -33 88%
28 2 35 62 27 -35 77%
29 2 37 62 25 -37 68%
30 2 39 62 23 -39 59%

どこでアタリが出てもわりとイイ利益が残せます。30回目までに勝利すれば利確して勝ち逃げしましょう。

クラップスLIVEにも一般的なベッティングシステムを採用できる

クラップスには様々な賭けエリアがありますが、還元率が比較的高めな以下の7種類の賭けで、ベッティングシステムを採用してもよいです。

・PASS LINE / DON’T PASS
・COME / DON’T COME
・FIELD
・WINベット / LOSEベット

使えるベッティングシステムには負けたら次の賭け金を増やして取り戻しを狙う「マーチンゲール法」「ダランベール法」を使ってもいいでし、WIN4やWIN10なら「ココモ法」も適用できます。(ベッティングシステムの詳細はカジノゲーム攻略ナビをご覧ください。

また利益を出したらその半分をポケットにしまい利確し、残りの半分の利益でベラジョンカジノで遊ぶ「パロリーシステム」でもいいですね。

皆さんの好みで伝統的なベッティングシステムを使って遊んで攻略してみてください。

DON’T COMEの追いかけ3連ベットとレイオッズベット

こちらで紹介するのは検証中なのですがなかなか悪くない賭け方の戦略だと思います。

DON’T COMEベットを続けて3回連続で賭けていきつつ、レイオッズベットで賭け金を上乗せしていく戦略です。

DON’T COMEは1投目で勝負が決まらなければ、賭けは維持されたまま2投目に進んでいきます。しかもアタリの条件が変わるので、その性質を利用します。

ややこしいのでサンプルを

サイコロ1投目、DON’T COMEに$3をベット。

アタリ(2、3)でもないハズレ(7、11)でもない、4,5,6,8,9,10のいずれかが出てポイントナンバーになったケース。

この時、サイコロ2投目の前にレイオッズベットで、先ほどのDON’T COMEに$3を上乗せ

さらに新規でDON’T COMEベットに$3をベット

こうするとサイコロ2投目の出方によって「アタリ〇/ハズレ✕/維持」は次のようになりますよね。

ベット 出目
7 2か3 11 ポイント
1つ目のDON'T COMEベット

レイオッズベット
維持 維持 ×
2つ目のDON'T COMEベット × × 維持

最も出やすい「7」が出た時は2つ目のDON’T COMEがハズレになる一方で、1つ目のDON’T COMEとレイオッズの方で当たりになるように設計されています。

また出にくいけど「2か3」が出た時は2つ目のDON’T COMEはアタリになりつつ、1つ目のDON’T COMEの賭けは維持されますので、次のロールでは引き続き3つ目のDON’TCOMEに賭ければOK

「11」が出てしまうと2つ目のDON’T COMEがハズレ、1つ目のDON’T COMEは維持になるので、ここは損失が出てしまいます。けど「11」になるのはサイコロが5-6、6-5の2パターンのみと確率的には低いです。

「ポイント」が出てしまい、1つ目のDON’TCOMEとレイオッズがハズレになってしまうと一番の損失です。2つ目のDON’T COMEは維持され次のロールに勝負が引き継ぎます。けど「ポイント」が出るより「7」の方が確率が高いです。

こんな特徴がありつつ、この戦略ではDON’T COMEを3回と、レイオッズの上乗せを3回まで賭けていきます。

結果的には複数のパターンがあるので表で整理しました。

結果の列「o/x/p/→」はoがアタリを表し、xはハズレ、pはPUSHで、→は維持を表します。

(1)1投目で2か3が出ればアタリ、+$3で終了。

NO ベット 賭け金 1投目出目 o/x/p/→ 損益
1 DON'T COME $3 2か3 o $3.0

(2)1投目DON’TCOMEで7か11が出てしまうとハズレ、-3になってしまう

NO ベット 賭け金 1投目出目 o/x/p/→ 損益
1 DON'T COME $3 7か11 x -$3.0

(3)1投目でポイント4が出て2投目に進んだケースでは、レイオッズの増額をしつつ、さらに2つ目のDON’T COMEベットを行う、その直後7が出たケース

これが上で絵で説明したやつです。2つ目のDON’T COMEはハズレるけど1つ目のDON’T COMEで利益が出る。1番安いポイント4でも$1.5の利益。

(4)1投目でポイント4が出て2投目に進み、レイオッズの増額+2つ目のDON’TCOMEを行い、2投目もポイントで5が出たら、レイオッズの増額をしつつさらに3つ目のDON’TCOMEベットを行う、その直後の3投目で7がでたケース。

これがDON’T COMEに3回連続で賭けたやつ。

↓で、これが3投目でポイントが出て4投目に進んだケース。

(5)1投目でポイント4がでて2投目にすすみ、レイオッズ+2つ目のDON’TCOME、2投目ポイント5でレイオッズ+3つ目のDON’T COMEベットも、3投目ポイント6でさらにレイオッズ重ね。4投目で7が出て全部勝利になったケース

「7」が出れば3つのDON’T COMEと、3つのレイオッズが総取りで$15.0の利益がでます。目指したい理想の形はココ。

7が出る場合の数はサイコロ2個の出目36パターン中最も多い6通りなので、ハズレとなるポイントが出るよりも先に7が出る可能性が高いのがミソ。

DONT’COMEの1投目と2投目では当たり条件が変わり相反するので、どこかのチップがハズレたり、残ったり、動的にテーブル上のチップが変化します。

テーブル上に残ってるチップを見ながら、追加のレイオッズや追加のDON’TCOMEをするなど、プレイヤー次第のアレンジ性も高めてもよいです。

理想通りいかないのが難しい所ですが、賭け金が大きくはなりすぎないのでリスクは低めなのがメリットです。

※問題はほんとの最初の1投目で、7、11が出てハズレになるケース

7は(1-6、2-5、3-4、4-3、5-2、6-1)の6通り、11は(5-6、6-5)の2通りで、合計8通り。1投目でハズレになる確率は8/36あります。

一方1投目でアタリになるのは2(1-1の1通り)か、3(1-2、2-1の2通り)の合計3通り。1投目でアタリになるのは3/36の確率。

とはいえポイントが出て賭けが維持される確率は24/36なので、ポイントになる確率が一番高い訳ですが。

もし1投目で8/36でハズレをひいたら、次回のDON’T COMEベットに賭け金を倍の$6にするマーチンゲール法を適用して、最初のハズレ損失の取り戻しを図ってもいいでしょう。(マーチンはレイオッズや2つ目、3つ目のDONT’COMEには適用しない)

ということで、現時点で紹介できるいくつかの戦略をお出ししました。

ひとまずカムベットのレイオッズ重ねで楽しんでみてください。