ベラジョンカジノのCasino Paris(Evolution Gaming)にあるいわゆるライブルーレットの1つ「Double ball Roulette」について解説するとともにプレイしていきます。
確率、控除率、還元率なども求めていき、どのようにベットするのが有利なのか、攻略法はあるのかを調べました。
ルーレットの中でもひときわ特殊なこのゲーム、是非楽しんじゃいましょう。
Double ball Rouletteとは
ベラジョンカジノにライブを提供しているEvolution Gaming社のルーレットの1つです。
名前の通り2個のボールが投げ入れられ、1つあるいは2つが落ちる場所を予想するゲームとなっています。
ライブなので人間ディーラーが専用のホイールに専用のボタンを押すことでボールが2個自動的に発射される仕組みです。
特にディーラーの癖や仕掛け、操作などはありません。
一般的なルーレットは配当金が高くても35倍がせいぜいですが、Double Ball Rouletteでは最大1300倍の配当があるので大きく稼ぎたい方にもお勧めですね。
Double Ball Rouletteの遊び方やベットの仕方
遊び方は念のためチェックしておきましょう。
Double Ball Rouletteはライブゲームなのでディーラーによる進行が繰り返し行われており、ベッティングタイムにも制限があります。
1回のベッティングタイムはおよそ20秒程度かと思いますのでこの間に操作を行います。
Step1. 画面下部でチップを選択
$0.20、$1、$2、$5、$25、$100、$500までのチップを選択します。
Step2. ベッティングエリアに配置
選択したチップをエリアに配置します。
画面中央のメッセージが「賭けの時間せまっています」→「これ以上賭けられません」になったらベッティングタイム終了ですので、その前にお目当てのエリアにチップを配置しましょう。
ディーラーからも「No more bet please」といったアナウンスがあります。
賭け時間が短いですか?大丈夫です。自分の賭けパターンを登録したりエリアベット用のボタンもあります。
賭けの時間が終わればディーラーによってボールが投入されます。
Double Ball Rouletteの配当金はどうやってもらえるの?
Double Ball Rouletteの最大の特徴になりますが、一般的なルーレットと違い配当金が貰えるエリア、その額が異なります。
画面左上にマウスのカーソルを合わせるとペイテーブルが出ますので、ここでもチェックできます。
インサイドベットとアウトサイドベット
ルーレットのベットエリアの説明です。
①インサイドベット
インサイドベットと呼ばれるエリアは4か所あります。
図のように枠内にチップを配置することを意味しています。つまり以下のベットパターンです。
ストレートアップベット | 1点賭け |
---|---|
スプリットベット | 2か所に同時賭け |
ストリートベット | 縦の3個に賭ける |
コーナーベット | 4つの数字の中央に賭ける4つの数字をカバー |
ラインベット(ダブルストリートベット) | 縦の6個に賭ける |
②アウトサイドベット
枠外にチップを配置することを意味しています。つまり以下のベットパターンです。
カラムベット | 横一列の12個に賭ける |
---|---|
ダース(ダズン)ベット | 1~12の12個に賭ける、13~24の12個、25~36の12個 |
レッド | 赤ポケット全部が当たり |
ブラック | 黒ポケット全部が当たり |
EVEN | 偶数に賭ける |
ODD | 奇数に賭ける |
1-18 | 1~18の18個に賭ける |
19-36 | 19~36の18個に賭ける |
③特殊な賭け方
普通のルーレットとの違いは「レッド/ブラック」という賭け方と、2つのボールが同じポケットに入ることを予想する賭け方があることですね。
以下の3つのベッティングパターンはDouble Ball Rouletteならではですので、覚えておきましょう!
レッド/ブラック | これは2つのボールの1つが赤、1つが黒に入ることに賭けることです。 |
---|---|
任意番号に2つのボール | 2つのボールがどこかのポケットに同時に入ることに賭けます。 ベッティングエリアの左下のエリアにチップを置きます。 |
選択番号に2つのボール | これは2つのボールが自分が選択した1個の数字ポケットに2つとも入ることに賭けることです。 画面左下のトラックの番号をクリックして賭けます。 |
配当金と獲得条件
表のとおりインサイドベットとアウトサイドベットで獲得条件が違います。
アウトサイドベットは2個のボールが同じエリアに入らないといけないのに対して、インサイドベットは2個のボールのうち1個でも入れば勝利となります。
普通のルーレットと違い、アウトサイドベットは2個のボールが入らないと駄目なので確率が低く、そのぶん配当が高くなっています。
逆にインサイドベットは1個でも入ればよく当たる確率が普通のルーレットより高いので、そのぶん配当が安くなっているわけですね!
選択番号に2つのボール | 1300:1 | アウトサイドベット 2個のボールが入る事 |
---|---|---|
任意番号に2つのボール | 35:1 | |
カラム | 8:1 | |
ダース | 8:1 | |
レッド | 3:1 | |
ブラック | 3:1 | |
偶数 | 3:1 | |
奇数 | 3:1 | |
1-18 | 3:1 | |
19-36 | 3:1 | |
レッド/ブラック | 1:1 | |
ストレートアップ | 17:1 | インサイドベット 1個のボールが入ればよい |
スプリット | 8:1 | |
ストリート | 5:1 | |
コーナー | 3.5:1 | |
ライン | 2:1 |
配当金の計算と事例
(1)”選択番号に2つのボール” が当たった場合ですが、1000回に1回ぐらいこんなことが起こります。もし$1を賭けて当たれば$1300の利益となります。
(2)レッドに$0.20をベットして2つのボールが赤、赤に入った場合ですが、3倍の配当なので$0.20×3=$0.60の利益(賭けた$0.20と$0.80の戻し)となります。
このケースでは2つのボールとも赤に入らなければならず、片方だけ赤に入った場合はハズレになってしまいます。
(3)もし25-30のラインベットに$0.20、31-36のラインベットに$0.20を賭けて合計$0.40ベットで[26][32]が出ればラインベットが2つ当たることになります。
ラインベットの利益は2倍なので$0.20×2+$0.20×2=$0.8の利益です。(賭けた$0.40と合わせて$1.20が戻る)
(4)また、7-12のラインベットに$0.20を賭けて、[8][9]のように出たら1つのチップで2つのボールが当たったことになりますよね。
この場合は利益2倍が2つなので、$0.20×2×2=$0.8の利益です。(賭けた$0.20とあわせて$1.00が戻る)
配当金の計算はこのようにしてできます。参考にしてみてください。
Double Ball Rouletteの確率、控除率、還元率
ここではそれぞれの役についてそれが出る確率、配当金と比較して控除率(ハウスアドバンテージ)を計算したいと思います。
(1)まずはアウトサイドベットの方から。
アウトサイドベットでの条件は2個のボールがエリアに入らないといけない、ということでした。
ベッティングエリアにおける配当、確率、ハウスアドバンテージを見てみてください。
エリア | 配当 | 当たり本数 | 確率計算 | 確率 | 確率(%) | 真オッズ計算 | 真オッズ | ハウスアドバンテージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選択番号に2つのボール | 1300 | 1 | 1/1369 | 0.0007 | 0.07% | (1369-1)/1 | 1368 | 4.97% |
任意番号に2つのボール | 35 | 37 | 37/1369 | 0.0270 | 2.70% | (1369-36)/36 | 37.03 | 5.48% |
カラム | 8 | 144 | 144/1369 | 0.1052 | 10.52% | (1369-144)/144 | 8.51 | 5.33% |
ダース | 8 | 144 | 144/1369 | 0.1052 | 10.52% | (1369-144)/144 | 8.51 | 5.33% |
レッド | 3 | 324 | 324/1369 | 0.2367 | 23.67% | (1369-324)/324 | 3.23 | 5.33% |
ブラック | 3 | 324 | 324/1369 | 0.2367 | 23.67% | (1369-324)/324 | 3.23 | 5.33% |
偶数 | 3 | 324 | 324/1369 | 0.2367 | 23.67% | (1369-324)/324 | 3.23 | 5.33% |
奇数 | 3 | 324 | 324/1369 | 0.2367 | 23.67% | (1369-324)/324 | 3.23 | 5.33% |
1-18 | 3 | 324 | 324/1369 | 0.2367 | 23.67% | (1369-324)/324 | 3.23 | 5.33% |
19-36 | 3 | 324 | 324/1369 | 0.2367 | 23.67% | (1369-324)/324 | 3.23 | 5.33% |
レッド/ブラック | 1 | 648 | 648/1369 | 0.4733 | 47.33% | (1369-648)/648 | 1.11 | 5.33% |
表の見方ですが、「配当」の列は当たった時にベラジョンカジノからもらえる配当金(利益)の列です。
「当たり本数」ですがこれは確率を計算するために便宜上算出しています。
37個のポケットに2個のボールが投げられるとすると、その数字の組み合わせは37×37=1369通りあります。
(以下事例)
「選択番号に2つのボールが同時に落ちる」のはそのうち1通りしかありません。なので当たり本数は1本です。
「任意番号に2つのボール」の場合は37個の数字どこの数字が2つ出てもOkなので、当たり本数は37通りあります。
カラムベット(12個の数字)に2個のボールが入る本数は144本です。
レッド/ブラックは2つのボールが赤黒や黒赤である本数なので以下の表を作って本数を数えました。648通り。
そのようにして当たりの本数が求められています。
「確率計算」の列があります。これは本数÷1369ですね。
確率計算の列にしたがった結果が「確率」列で、それをパーセント表記にしたものが「確率(%)」の列です。
「真オッズ」の計算のやりかたは以前紹介しているので、以下URLに記載しています。
https://www.a-taichi.com/casinogamenavi/know/house-edge.html
これに基づいて、ハウスアドバンテージ(控除率)を求めています。
ハウスアドバンテージの列を見ると、意外にも1300倍の配当を狙っていくのがもっともプレイヤー有利であることがわかります。ただ1369回に1回しか出ないのでそれだけ資金を持ち合わせていないといけないし、長時間プレイしつづけるメンタルも必要です。
(2)次に、2個のボールのうち1個でも入れば配当がもらえるインサイドベットについてです。
これは2個のうち1個が入った場合と、2個とも入った場合で配当が違うので計算のために以下2つの表のようにしました。
チップ1枚で1個のボールが入った場合
エリア | 配当 | 当たり本数 | 確率計算 | 確率 | 確率(%) | 真オッズ計算 | 真オッズ | ハウスアドバンテージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ストレートアップ | 17 | 72 | 72/1369 | 0.0526 | 5.26% | (1369-72)/72 | 18.01 | 5.33% |
スプリット | 8 | 140 | 140/1369 | 0.1023 | 10.23% | (1369-140)/140 | 8.78 | 7.96% |
ストリート | 5 | 204 | 204/1369 | 0.1490 | 14.90% | (1369-204)/204 | 5.71 | 10.59% |
コーナー | 3.5 | 264 | 264/1369 | 0.1928 | 19.28% | (1369-264)/264 | 4.19 | 13.22% |
ライン | 2 | 372 | 372/1369 | 0.2717 | 27.17% | (1369-372)/372 | 2.68 | 18.48% |
チップ1枚で2個のボールが入った場合
エリア | 配当 | 当たり本数 | 確率計算 | 確率 | 確率(%) | 真オッズ計算 | 真オッズ | ハウスアドバンテージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ストレートアップ | 34 | 1 | 1/1369 | 0.0007 | 0.07% | (1369-1)/1 | 1368 | 97.44% |
スプリット | 16 | 4 | 4/1369 | 0.0029 | 0.29% | (1369-4)/4 | 341.25 | 95.03% |
ストリート | 10 | 9 | 9/1369 | 0.0066 | 0.66% | (1369-9)/9 | 151.11 | 92.77% |
コーナー | 7 | 16 | 16/1369 | 0.0117 | 1.17% | (1369-16)/16 | 84.56 | 90.65% |
ライン | 4 | 36 | 36/1369 | 0.0263 | 2.63% | (1369-36)/36 | 37.03 | 86.85% |
合算すると
1個ボール、2個ボール合算 | 当たり本数 | 確率 | 真オッズ | 平均配当 | ハウスアドバンテージ |
---|---|---|---|---|---|
ストレートアップ | 73 | 5.33% | 17.753 | 17.23 | 2.78% |
スプリット | 144 | 10.52% | 8.507 | 8.22 | 2.99% |
ストリート | 213 | 15.56% | 5.427 | 5.21 | 3.36% |
コーナー | 280 | 20.45% | 3.889 | 3.70 | 3.87% |
ライン | 408 | 29.80% | 2.355 | 2.18 | 5.33% |
このようになりました。
ということで「ストレートアップベット」が最もハウスアドバンテージが低く、次に「スプリットベット」となりました。
プレイヤーがベットするのに有利なエリアがわかってきましたね。
Double Ball Roulette攻略
ルーレット攻略といえば今まで様々な戦略を紹介しています。
今回のDouble Ball Rouletteではハウスアドバンテージの関係からストレートアップベットを複数配置するやり方が良いのではと思います。
もう少し研究して後日更新します。
取り急ぎ今日はここまで!