ベラジョンカジノのEvolution Gamingの中にある「Dragon Tiger」ドラゴンタイガーゲームの解説と配当をご紹介するとともに確率や攻略をしていきたいと思います。また実際にプレイしてみてどういった結果になるか試してみました。

ディーラーがルールに従って自動的にカードを配布して勝負が決まっていくので簡単に遊べますよ。バカラのような2枚め、3枚めを引かないのでルールも解りやすい。プレイヤーはドラゴンかタイガーかタイのいずれかに賭けるだけです!

ベラジョンカジノのドラゴンタイガーとは?ルール解説

このゲームはベラジョンカジノのライブゲームの中でも非常に簡単なルールで展開されます。日本人で初めてプレイする方でもすんなり遊べると思います。

このゲームではトランプのカード8組(ジョーカーを除く52枚×8=416枚)を使って行うギャンブルです。山から2枚のカードが引かれドラゴン側に1枚、タイガー側に1枚配られます。どちらの数字が大きいかを当てるという単純なゲームです。

プレイヤーはディーラーや他者と対戦しません。カードを引くか引かないか‥といった判断も行いません。

ドラゴンかタイガーかどちらかにベットを行い、当たれば配当を得られるわけです。またドラゴンかタイガーが勝つ他に引き分け(タイ)にベットすることもできます。

数字は[A]が一番小さく[K]が一番大きい数字です。[A][2][3][4][5][6][7][8][9][10][J][Q][K]の順で点数が高いです。

ドラゴンタイガーの遊び方と画面説明

まず画面は2種類あります。ディーラーが大きく映る画面と、ベッティングエリアが大きい画面です。どちらか好きな方の画面でプレイしましょう。画面表示の切り替えは右上の「表示の切り替え」アイコンで変更できます。

通常の画面で説明していきます。

まず画面下部に見えるチップを選択します。$1からベットできます。

次にベッティングエリアの「ドラゴン」「タイガー」「タイ」「スーテッドタイ」のいずれかにチップを配置すれば賭けがスタートとなります。

これだけ。簡単でしょ。

あと画面左右に最近出た結果が表示されていますので、これも参考にすると良いでしょう。

私はこっちの方をよく見ています。クリックすると表示が切り替わるので使いやすい表示をしましょう。

黄色はタイガーで、赤がドラゴンを表しています。

古い方から左から右へ、上から下へ表示されていきます。右下の[Q]が一番最近の結果です。黄色なので[Q]でタイガーが勝利したことがわかります。

ドラゴンタイガーの配当と確率の話

配当は以下の表のようになっています。

ドラゴンorタイガーの
勝ち
外れ 引き分け
ドラゴン 1:1 没収 半額戻し
タイガー 1:1 没収 半額戻し
タイ 没収 没収 11:1
スーテッドタイ 没収 没収 50:1

スーテッドタイというのは数字もスート(絵柄)も同じカードが2枚出たことを意味しています。8組のカードが使われるのでそういったこともあるわけですね。

論理的なペイアウト率が公表されています。

ドラゴン/タイガーベット → 96.27%
タイ → 89.64%
スーテッドタイ → 86.02%

確率を計算してみよう

まずこのゲームではカードが8組使われますが簡単のために1組(52枚)として見ていきます。

まず52枚のカードから2枚引いて同じ数字(タイ)である確率を求めてみます。

52枚のカードから2枚引くパターン総数は52C2なので1326通り。

その中からタイ(同じ数字)を引くのは‥同じ数字は4枚あるのでその中から2枚引く‥4C2=6通り。それが[A]~[K]まで13あるので6×13=78通り。

タイの確率は78/1326です。つまり1/17。(約5.88%)17回に1回はタイが出るという確率です。(タイベットでの配当は11:1なので、17回に1回のタイを当てるのは結構マイナスになっちゃいます。タイには賭けない方が良さそうです。)

そうすると残りの事象がドラゴンかタイガーが勝つので、確率は16/17。

ドラゴンが勝つかタイガーが勝つかはさらに2分の1なので16/34=47.08%ぐらいですね。

ということはドラゴンに$1をベットすれば47.08%の確率で当たり、配当表に従って資金が2倍になるということです。

仮に$1をドラゴンに100回賭けたとしましょう。そうすると以下のような結果になるかもしれません。

ドラゴン → 47回当たり
タイガー → 47回外れ
タイ   → 6回

この時の手持ち資金はどうなってるでしょうか。

ドラゴンで47回当たっているので$47の利益が出ます。
しかしタイガーが47回出てこれが全部外れなので$47の損失。
そしてタイが6回出現し、タイの場合は半額が手元に戻るので$3の損失となります。

合計すると100回プレイした後にはおよそ$3の損失になっているでしょう。

つまりこれがハウスエッジです。

もしゲームを継続する中で同じ数字ばかり出てタイの可能性が低くなれば、ドラゴンorタイガーのどちらかが勝つ確率が増えることに。とは言えドラゴンorタイガーの片方が勝つ確率は50%を超えないのでプレイヤーに有利になる状況は残念ながら生まれません。

この状況から参加すればタイが少ない分、ハウスエッジが取られにくいことになりますので、50%の確率で資金を倍に増やしやすくなるとは言えると思いますが。

ドラゴンタイガーに攻略法はあるか

こんなことはありませんが、例えば52枚のカードでゲームをスタートし

[A]が3枚、[2]が3枚、[3]が3枚‥[K]が3枚すでに使われたとします。残りのカードは12枚です。同じ数字のカードは無くなるので純粋にドラゴンが勝つかタイガーが勝つかは50%です。ここからゲームに参加すればハウスエッジ無しです(笑)

またベラジョンカジノのドラゴンタイガーでは8組のカードが使われます。山の3分の2あたりにカットカードが入っていてそれが出るまで継続してゲームが行われます。カットカードまでくればシャッフルが行われます。シャッフルした時点で数枚のカードを伏せて捨てられるのでカウントなんて出来ないわけです。

ということで、ハウスエッジが3%取られる以上、長期的にプレイし続けるのは資金を目減りさせることにほかなりません。(全てのカジノのゲームで同じことが言えますが)なのでやはりこのゲームで稼ぐには勝ち逃げしかないわけですね。

とはいえ美人ディーラーが遊んでくれる機会なんてそうありませんから。ディーラーへの手数料だと思えば結構楽しめるものですよ。(爆

攻略法を検討

今回は17回中1回出る確率の「タイ」が当たれば11:1で支払われるところに注目です。

17回に1回出ると思えば、タイが出ないのが16ラウンド続いたら、次からタイに賭けるチャンス‥と思って良いかもしれません!

例えば以下のようになるわけです。1ラウンド~16ラウンドまではベットをせずに観察します。そして17ラウンドからベットします。

1回め~16回め → 観察
17回目から$1ずつベットし続けます。

損失合計というのはそのラウンドで負けたときのトータル負け金です。
利益合計というのはそのラウンドで買った時のトータル利益です。

例えばベット1回目~ベット7回目まで負けたら-7ですが、8回目にタイベットを当てれば+11となるので、差し引き+4となることを表しています。

実は進行中のゲームで確率の話になるとタイが出るかはちょっと違ってきます。

今まで使用されたカードにより残りの同一数字カード枚数が偶数だと確率があがります。

例えば[4]と[J]が使われて、[4]が7枚と[J]が7枚が残ってる状態より

[4]が2枚使われて、[4]が6枚で[J]が8枚残ってるほうが次のラウンドでのタイの確率が上がります。

ここまでカウンティングでチェック出来ればよいのですが、それは難しいかもしれません。画面右下の履歴を上手に見ていけば確率がアップするタイミングがわかるかも。でもゲームはスピーディに進行するので確率がいい時を見逃さずベットするのは難しいかも。

とりあえず今回は、16ラウンドの間でタイが出なければ次のラウンドからタイベットを行う、という戦略で行ってみます。

攻略法を用いてドラゴンタイガーをプレイ、散々な結果に

前述のタイは17回に1回出る、という確率を信じてゲームをやります。

16回連続でタイが出なければ次のラウンドから$1をベットしていく戦法です。すぐタイが出れば12倍の配当が得られます!

このタイミングから行きました!

結果は‥

20連敗で全滅しました(涙) $1ベットと言いつつ負けが続いたので大きく貼ってたら一瞬で約6,000円損しました。

ここまで36連続でタイが出てません。こんなことってあるん??

タイが出やすいタイミングの補足

ベラジョンカジノのドラゴンタイガー(8組416枚)で、攻略が可能かさらに細く計算しておきます。

まずは1組(52枚)のカードで確率計算。ゲーム後に再シャッフルしないで次のラウンドを続行すると仮定。最後に416枚での確率計算をします。

■1ゲーム実施後の2ゲーム目にタイになる確率

(1)
52枚の状態から1ゲーム実施して
[K][K]を使った→残50枚 50C2=1225

次のゲームでタイが出る確率は
[1]~[Q]まで4枚ずつあるので、4C2 * 12 = 72
[K]は2枚しかないので、2C2 * 1 = 1
タイは合わせて73通り

73/1225 = 5.95%

(2)
52枚の状態から1ゲーム実施して
[1][2]を使った→残50枚

次のゲームでタイが出る確率は
4C2 * 11 = 66
3C2 * 2 = 6
なので、合わせて72通り

72/1225 = 5.87%

このことから、タイになる確率が高いのは1ゲームめで[K][K]のように同じ数字が消費された場合ということだろう。

■2ゲーム実施後の3ゲーム目にタイになる確率

2ゲーム目までに4枚を使うので残枚数は48枚。3ゲーム目は48C2=1128通りある。

(1)
52枚の状態から2ゲームを終えて、
[1][1][1][1]を使ったなら→残48枚

[2]~[K]まで4枚ずつあるので、次のラウンドでタイが出るパターンは
4C2 * 12 = 72通り。

72/1128=6.38%

(2)
52枚の状態から2ゲームを終えて
[1][2][3][4]を使ったなら→残48枚

タイになる組み合わせは
[5]~[K]までは4枚ずつ残ってるので、4C2 * 9 = 54
[1]~[4]までは3枚ずつしかないので、3C2 * 4 = 12

タイになる組み合わせ合わせて66通り

66/1128=5.85%

(3)
52枚の状態から2ゲームを終えて
[1][1][2][2]を使った→残48枚

[3]~[K]までは4枚ずつ残ってるので、4C2 * 11 = 66
[1][2]は2枚ずつしかないので、2C2 * 2 = 2

タイになる組み合わせは68通り。

68/1128=6.02%

(1)(2)(3)を鑑みると、カード枚数が奇数になるとタイの確率が減る、ということか。とは言っても1%も確率が高くなりやしないけど。。残念。

8デック(416枚)で計算すると大変だな。

◆2デック(104枚)のカードでやるとするならば

2ゲーム目までに[1][2][3][4]を使用後→残100枚 この中から2枚とるのは100C2=4950通り。

残りのカードは
[1][2][3][4]が7枚ずつ。
[5]~[K]が8枚ずつ。

タイである事象は

7C2 * 4 = 84
8C2 * 9 = 252

合計336通り。

336/4950=0.0678 6.78%

もし[K][K][K][K]を使用後だったら?

残りのカードは
[1]~[Q]まで8枚ずつある。
[K]は4枚ある。

タイである事象は

8C2 * 12 = 336
4C2 * 1 = 6

342通り。

342/4950=0.06909.. 6.90%

もし[K][K][Q][Q]を使用後だったら?

残カードは
[1]~[J]まで8枚ずつ。
[Q][K]は6枚ずつ。

8C2 * 11 = 308
6C2 * 2 = 30

合計338通り。

338/4950=0.6828.. 6.82%

てことでやっぱり偶数枚残ってる方がタイの確率は増えますね。たぶん8デックでやっても同じ結果でしょう。

◆8デック(416枚)でやってみる
[1][1]使用後のラウンドは414枚。414C2=85491通り。

[2]~[K]まで32枚。32C2 * 12 = 5952
[1]は30枚。 30C2 = 435
合計 6387

6387/85491=7.47%

[1][2]使用後のラウンドは

[1][2]が1枚ずつ使ってるので31C2 * 2 = 930
[3]~[K]まで32枚あるので、32C2 * 11 = 5456
合計 6386

6386/85491=7.46%

うーん。7.47%と7.46%なのでほとんど同じです。

結論

いつタイに賭けても確率はあまり変わらない!(爆

今までの計算なんだったんだ‥orz

ドラゴンタイガーの攻略法‥無いっぽい?