ベラジョンカジノで唯一カリビアンスタッドポーカーが遊べるのは、ライブ会場(Evolution Gaming)です。
以前はビデオゲーム版も存在したのですが、この記事を書いてる2021年現在はライブ版のみで遊べます。
結構前に入荷したのに、今になってようやく解説記事を作成しました。
この記事ではライブ・カリビアンスタッドポーカーの遊び方を解説するとともに、プレイした結果を報告したいと思います。
ライブ・カリビアンスタッドポーカーとは?ルールをおさらい
ポーカーの一種で、ディーラーのハンドと対決するタイプのポーカーゲームになります。
5枚ずつカードが配られ、カードチェンジ等は無く、純粋に役の強さを競います。
しかも以下の2点で人気のゲームとなっています。
・強い役であるほど賞金配当も上がっていく
・ディーラーの1枚目のカードは開示され、それを見て勝負するかオリるかを判断してよい
一方、いくら自分にストレートやフラッシュなど強い役があっても、ディーラーの方がより強い役だと負けてしまいます。
それをカバーするためにディーラーとの比較によらず、プレイヤーの5枚のカード役の出来だけで賞金が貰えるサイドベット(一般的にはプログレッシブジャックポット)も存在しますが、
今回ベラジョンカジノで採用されているライブ・カリビアンスタッドポーカーでは、「5+1 BONUS」と呼ばれるまた違ったサイドベットで代用されています。
Evolution Gaming ライブ・カリビアンスタッドポーカーの遊び方ガイド
ライブ会場はEvolution Gamingなので、このライブ会場に慣れてる方は普通に遊べると思いますが、初心者のためにも丁寧に解説したいと思います。
まずはベラジョンカジノから、「ライブカジノ」メニューに行くと、たくさんのライブゲームが出てくるので、その中から次の「〇〇ロビー」と書かれてるアイコンを発見してインしてみてください。

ここからポーカーメニューに行けば、遊べるポーカー各種が見えるので、その中にあるカリビアンスタッドポーカーを選べばOKです。

入るとさっそくディーラーが進行している事でしょう。
Step1.ベットする
「賭けてください」のメッセージが出ている間にチップを選び、「ANTE」とレイアウトされた場所を押せばチップが配置されます。ANTEベットは参加費みたいなものですね。

最低ベットは$1で、最大$1500まで賭けができます。
Step2.カードが配布される
ディーラーによりプレイヤーに表向きで5枚のカードが配られます。
続けてディーラー側には1枚だけ表向きで見えるようにカードが配られ、残り4枚は裏向きで配られます。

Step3.プレイ or フォールドの判断
勝負するならプレイボタンを押せば2倍レイズで勝負にいきます。フォールドボタンを押せばANTEベットを失って負けになります。

Step4.勝負
プレイすればディーラーの5枚が開示され、ハンド同士が比較され、勝利すれば配当が貰え、負ければANTEとPLAYベットは失います。

一連のゲーム進行が終われば、次のベッティングタイムに遷移しますね。
DEALER QUOLIFIES WITH ACE/KING OR HIGHER
テーブルに↑このような表記があります。カリビアンスタッドポーカーでは標準的なものです。

「ディーラーはAKかそれ以上の手で資格がある」ということを意味していて。つまりディーラーはエースキング未満の手では勝負しません。(Aのみ、Kのみしか持ってない時は勝負しない)
ディーラーのオリみたいなものです。こうなるといくらプレイヤーが勝負を選択しても、勝負してもらえないので、ANTEベットに対してのみ1:1で配当が貰えるだけになっちゃいます。(せっかく賭けたPLAYベットに対しては配当無しで、そのまま戻ってくる)
ここがディーラー側が有利な点ですね。
Evolution Gaming ライブ・カリビアンスタッドポーカーの配当とサイドベット
プレイヤー勝利時の配当表は以下のとおり。
ディーラー | ANTEベット | PLAYベット |
---|---|---|
クオリファイ(勝負) | 1:1 | 配当表に従い支払 |
ノットクオリファイ(勝負せず) | 1:1 | 戻し |
PLAYベット配当表
役 | 配当 | 戻し額 |
---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100:1 | 101 |
ストレートフラッシュ | 50:1 | 51 |
フォーカード | 25:1 | 26 |
フルハウス | 10:1 | 11 |
フラッシュ | 7:1 | 8 |
ストレート | 5:1 | 6 |
スリーカード | 3:1 | 4 |
ツーペア | 2:1 | 3 |
ワンペア以下 | 1:1 | 2 |
賞金額ケーススタディ
ANTEとPLAYに対して、どんな風に賞金が入るのか、あるいは貰えないのかを事例を用いて解説していきます。
(1)ディーラーノットクオリファイ

ベット額と戻し額を表で表すと
ベット | ベット額 | 戻し額 |
---|---|---|
ANTE | $1 | $2 |
PLAY | $2 | $2 |
となる。
ANTEに対してのみ配当なので、$3のベットに対して戻し額は$4なので、利益は$1にしかなりません。
(2)ディーラークオリファイ、スリーカード勝利

ベット額と戻し額を表で表すと
ベット | ベット額 | 戻し額 |
---|---|---|
ANTE | $1 | $2 |
PLAY | $2 | $8 |
このようになり、$3のベットに対し、$8の戻しなので、+$5の利益になります。
スリーカードのハンドに対して3:1の配当が効いてきます。
(3)ディーラーノットクオリファイ、ツーペア勝利

ベット額と戻し額を表で表すと、
ベット | ベット額 | 戻し額 |
---|---|---|
ANTE | $1 | $2 |
PLAY | $2 | $2 |
こうなるので、$3のベットに対し$4の戻しなので、+$1ぽっちの利益になる訳です。
せっかくのツーペアなのに2:1の配当が効いてきません。
サイドベット「5+1 BONUS」は6カードポーカー
通常のカリビアンスタッドポーカーにあるジャックポットとは別で、このゲームには「5 + 1 BONUS」というサイドベットが用意されています。

これはANTEベットをしたときのみ有効になるボタンです。ここにチップを置くとサイドベットに参加できます。
ルールは
プレイヤーに配られた5枚+ディーラーの最初の1枚(アップカード)の、合計6枚から、5枚使って最上のポーカーハンドを作り、それがスリーカード以上であれば配当が貰える、という面白いミニゲームです。
ディーラーとの勝負はこのサイドベットに影響せず、純粋にシックスカードポーカーで役が出来ればOKなので、ここに賭ける人は多いんじゃないかと思います。
🃏5+1 BONUS配当表
役 | 配当 |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 1000:1 |
ストレートフラッシュ | 200:1 |
フォーカード | 100:1 |
フルハウス | 20:1 |
フラッシュ | 15:1 |
ストレート | 10:1 |
スリーカード | 7:1 |
と配当は高めです。
6枚使ってロイヤルなら出そうな気がしませんか?
ちなみにシックスカードポーカーで役が出来る確率は以下のとおり。還元率は91.44%です。
役 | 確率 | 何回に1回 |
---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 0.00092% | 108290 |
ストレートフラッシュ | 0.00813% | 12294 |
4カード | 0.07203% | 1388 |
フルハウス | 0.81530% | 123 |
フラッシュ | 1.01084% | 99 |
ストレート | 1.77626% | 56 |
スリーカード | 3.59633% | 28 |
シックスカードポーカーの確率計算方法は別記事にて既に解説済。
やっぱロイヤルも出にくいんだな🤔
カリビアンスタッドポーカーの戦略とは
基本的な戦略として、ワンペア以上は必ずプレイ(レイズ)をします。[2][2]の弱いワンペアでも。
最適な戦略はとても複雑で、自分の5枚のカードとディーラーのアップカードを見て判断する必要があります。全てのパターンを頭に入れてレイズ/フォールドの判断をするのは自分には到底無理です。
最適な戦略を少し簡単にしたものは、エースキング(AとKを同時に保有)があればレイズし、AK未満はフォールドしてしまうことです。
ディーラークオリファイ(資格あり)のハンドがAKなので、それと同等以上のハンドが無ければフォールドする。これが簡単かつ比較的高い還元率になります。
あとは個人の裁量で、AQでも行ったれと思えば勝負したらいいし、と思います。
最近思うんですけど、
カリビアンポーカーにもブラックジャックにも最適戦略と呼ばれるものがありますね。これはどんな手札が来たら勝負をするか/オリるかを示したものです。
とは言え戦略を用いてもカジノのハウスエッジには勝てない事を覚えておかないとですね。短いスパンでの勝負なら利益を出せる場合もありますが、長く続ければ続けるほど徐々にマイナスが増えていきます。
なので、戦略に従って機械的に判断するのは誰でもできますが、その個性が無い打ち方でやり続けても確率に収束して資金を減らしちゃうよね、ということを感じます。☺
稼ぎたいならどこかで大きめの勝負に出て利益を出さないと(リスクも高くなるが)いけないんじゃないかな、と最近思うのです。
ライブ・カリビアンスタッドポーカーを30分プレイした結果
ということで、30分時間を区切って遊んでみました。結果はどうだったでしょうか。
基本ベットはANTEに$1、PLAYに$2で、合計$3を使う感じ。
30分で35回のプレイができました。一連の流れを表にしました。
PLAYのところが空欄になってる回は「フォールド」したことを表しています。(自己裁量です)
No | ANTE | PLAY | プレイヤー ハンド |
ディーラー ハンド |
戻し | 損益 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | $1 | $2 | KJハイ | 資格無し | $4 | $1 | $1 |
2 | $1 | $2 | [2]ペア | [Q]ペア | -$3 | -$2 | |
3 | $1 | $2 | [3]ペア | 資格無し | $4 | $1 | -$1 |
4 | $1 | $2 | AJハイ | [2]ペア | -$3 | -$4 | |
5 | $1 | $2 | [5]ペア | [8]ペア | -$3 | -$7 | |
6 | $1 | $2 | AKハイ | [7]ペア | -$3 | -$10 | |
7 | $1 | Jハイ | [9][5]ツーペア | -$1 | -$11 | ||
8 | $1 | Jハイ | フルハウス | -$1 | -$12 | ||
9 | $1 | $2 | Qハイ | [K]ペア | -$3 | -$15 | |
10 | $1 | $2 | [7]ペア | [10]ペア | -$3 | -$18 | |
11 | $1 | Qハイ | 資格無し | -$1 | -$19 | ||
12 | $1 | $2 | [J][4]ツーペア | 資格無し | $4 | $1 | -$18 |
13 | $1 | $2 | [4]ペア | 資格無し | $4 | $1 | -$17 |
14 | $1 | $2 | [Q]ペア | [8]ペア | $6 | $3 | -$14 |
15 | $1 | Kハイ | 資格無し | -$1 | -$15 | ||
16 | $1 | $2 | [A]ペア | 資格無し | $4 | $1 | -$14 |
17 | $1 | $2 | AQハイ | 資格無し | $4 | $1 | -$13 |
18 | $1 | $2 | [10]ペア | [4]ペア | $6 | $3 | -$10 |
19 | $1 | $2 | [10]スリーカード | [4]ペア | $10 | $7 | -$3 |
20 | $1 | Qハイ | [9]ペア | -$1 | -$4 | ||
21 | $1 | $2 | [8]ペア | [A]ペア | -$3 | -$7 | |
22 | $1 | $2 | [7]ペア | [5]ペア | $6 | $3 | -$4 |
23 | $1 | $2 | [K]ペア | 資格無し | $4 | $1 | -$3 |
24 | $1 | $2 | [7]ペア | [K]ペア | -$3 | -$6 | |
25 | $1 | $2 | [J]ペア | 資格無し | $4 | $1 | -$5 |
26 | $1 | $2 | KJハイ | ストレート | -$3 | -$8 | |
27 | $1 | Qハイ | [2]ペア | -$1 | -$9 | ||
28 | $1 | Kハイ | [4]ペア | -$1 | -$10 | ||
29 | $1 | $2 | [6]ペア | [7]ペア | -$3 | -$13 | |
30 | $1 | $2 | [2]ペア | [10]ペア | -$3 | -$16 | |
31 | $1 | Kハイ | 資格無し | -$1 | -$17 | ||
32 | $1 | Aハイ | 資格無し | -$1 | -$18 | ||
33 | $1 | $2 | [10]ペア | 資格無し | $4 | $1 | -$17 |
34 | $1 | $2 | [10]ペア | AKハイ | $6 | $3 | -$14 |
35 | $10 | $20 | AQハイ | 資格無し | $40 | $10 | -$4 |
それにしてもディーラー強ぇぇ。35回中資格無しは14回。AKハイ以上が60%も出てる。
確率的にはAKハイ以上は50%なんだけど、今回のディーラーは強かった。。
しかもフルハウスとかストレートとかも出す始末。
35回目、怒りの10倍プッシュで$30賭け、かなりリスクを負いましたが+$10取り戻して、トータル的にはマイナス$4で着地しました。

倍プッシュは止めた方がいいよ寿命縮むから、マジで。🤣