ベラジョンカジノには幾つかのライブ会場がありますが、その中の1つ、
Ezugi Liveのライブカジノ会場に「Royal Poker」という新作のポーカーが入荷していました。
今日はこの特殊なルールのRoyal Pokerのルール、遊び方を紐解いて解説するとともに、実際にプレイしてみた感想を述べたいと思います。
では、いってみましょー!
Royal Pokerはロシアを起源とするポーカーの一種
今は渦中のロシアですがそこで流行っていて、世界でもプレイされていると言われるルールのポーカーです。
Royal Pokerは以前解説したビデオゲームのロシアンポーカーでも似たようなルールなので、お金を使わずにそちらで練習してもいいかも。
大きな特徴は費用を払って「カード交換」や「カード追加」が出来る点です。プレイヤーに与えられたオプションを駆使してディーラーに勝利しましょう!
Royal Pokerはディーラーと1対1で対戦するタイプ(複数人参加OK)
Ezugi Liveにあるライブポーカーなので、実際にあるカジノステージでディーラーが私たちプレイヤーの相手をしてくれます。
基本的にディーラーとプレイヤーの1対1の対戦でポーカーの役の強さを競い合い、ディーラーに勝利すれば報酬が頂ける形です。
1対1で対戦しますが、オンラインで参加している複数のプレイヤーが同時にこのテーブルで遊ぶことができます。(他のプレイヤーの動向を見れる訳ではない)
ゲームの途中でプレイヤー側の判断と選択がありますが、選択や勝敗の結果は個々のプレイヤーごとに独立していてゴチャ混ぜになったりはしませんので安心してプレイしてください。
では、Royal Pokerの遊び方を解説していきます。
遊び方1.アンティベットをしてカードを5枚貰う
ベットしてくださいの画面が出たら10秒ほどの猶予があるので、その間にチップを選んで「アンティ」と書かれた円を押してチップを配置してください。
$0.5~$500までベットすることができます。
アンティと言うのは参加料のことで、カードを配ってもらうために最低限必要な金額です。
時間が締め切られればディーラーによって1組52枚のカード(ジョーカー無し)がシャフルされ、カードシューにセットされ、カードが配られていきます。
プレイヤーに5枚表向きで、ディーラーには4枚が裏、1枚が表向きで開示されてカードが配布されます。
遊び方2.四つのオプションを判断して選ぼう
この時点でプレイヤーには5枚のカードが配られますので最初の判断ポイントです。
Step1.画面に表示される4つのオプションをご確認ください
- 青色のボタン
カードを1枚追加します。プレイヤーの5枚に1枚加えて、なんと手札が6枚になります。その中で役を完成させればOKなので場合によっては2つの役が同時に完成することもあります。★このオプションを使うためにアンティと同額を支払う - 赤色のボタン
フォールは降参の意味です。今の5枚の手札がブタ過ぎて勝負にならない、手替わりを待ってもよくならなそう、ディーラーの方が強そう‥そう思えばアンティに賭けた金額と引き換えに勝負をオリることができます。 - 緑色のボタン
ベットは「この手で勝負する」の意味です。最初に配られた5枚のカードで勝負を続行します。その際にアンティの2倍の賭け金がベットに自動的に置かれます。つまりもしアンティに$1を置いた場合は勝負するのに追加の$2が必要で、全体として$3の賭け金になることを意味します。 - 黄色のボタン
これはカード交換をするボタンです。画面に表示された5枚のカードから2枚以上のカードを押して捨てるカードを選ぶことでカード交換ボタンを押せるようになります。2枚~5枚のカードを入れ替えて役の強化を狙うことが可能です。★このオプションを使うためにアンティと同額を支払う
Step2.カード追加 or カード交換をした場合
ディーラーは新たにカードシューから1番上のカードを捨て(画面左側に1枚よけ)、5枚のカードを場に表向きで提供します。
・カード追加をした場合→追加の5枚のうちの最初の1枚目が自分の追加カードになります。
・カード交換をした場合→捨てたカードと同数だけ、追加の5枚の先頭からのカードが自分のハンドに組み込まれます
カード追加をして役が出来たシーン
[5][6][7][8]で[4]か[9]の両面待ちストレートです。また[A]を持ってるので1枚追加としました。
結果は残念ながらストレートはできず[5]を引いてのワンペアとなりました。
カード交換をしたシーン
これはKK残しで3枚入れ替え、Kを1枚引いてのKのスリーカード完成です。
Step3.再度、フォールかベットを選択する
カード追加 or カード交換をした場合は自ハンドが変わりますので、もう1度フォール(オリ)か、ベット(勝負)かを選択する流れになります。
手替わりしても手がよくなければオリてもいいし、アンティの2倍の額を追加してベットしても構いません。
遊び方3.ディーラーの勝負条件と、ディーラーのカード交換
ベット(勝負)を選んだ場合は、ディーラー側の5枚のカードが開示されます。
★ここでディーラーが勝負しない場合がある
この手のポーカーでよくあるのでご存知ない方は覚えておくとよいと思いますが、ディーラーのハンドがAKハイ無ければ「ディーラーが勝負しない」ことになります。
AKというのは手札5枚の中にエースとキングが同時に存在する手のことです。(ワンペア未満で最強の役です)AKの1つ上の手は2のワンペアですから。
ディーラーの5枚の中にAK以上の手がなければディーラーは自動的に勝負しないことになります。(他の用語でディーラーに資格が無いとか、ノットクオリファイと呼ぶこともある)
この時、次のように配当がなされます。
賭け金 | 配当 | |
---|---|---|
アンティ | 1 | 1 |
ベット | 2 | PUSH |
つまりアンティに対して1:1で配当が貰えますが、ベットに対してはPUSH(戻し)となります。
例)
アンティに$1、ベットに$2の合計で$3を賭けたものの、戻ってくるのは$4となり、利益はたったの$1ぽっちなのです。
個人的にココがとても憤慨モノなのですが(苦笑)せっかく自分は2倍の額をベットして勝負に行くのに、ディーラーは手が弱ければオリてしまうのです。
★ディーラーがAK以上ある場合は勝負になる
ということでディーラーにAK以上の手役があればようやく「勝負」となります。
お互いのハンドを見せ合って役の強さで勝負が決まります。勝負に勝てば次のように配当がなされます。
賭け金 | 配当 | |
---|---|---|
アンティ | 1 | PUSH |
ベット | 2 | 配当表に従う |
つまりディーラーが勝負した場合は、アンティは戻されるけど、ベットに対しては大きな配当になって戻ってくる訳です。(例えばロイヤルフラッシュなら100倍にもなります!)
配当表は次章で整理します。
★ディーラーに勝負に向かわせることができる
Royal Pokerのルールを少しややこしくしてる側面があるオプションですが紹介しておきます。
ディーラーが勝負にならない場合、なんとプレイヤーがわざわざ自前の$1を支払って、ディーラーのカード交換を促し、ディーラーに勝負に向かわせることが出来るのです。
あまり言ってる意味が解らないと思いますが
そんなときにディーラーの5枚のうち最上位の1枚のカードを交換しワンペアが出来ればディーラー勝負となるので、ロイヤルフラッシュの100倍配当が貰えるようになる。。
残念ながらカード交換してもディーラーにワンペアが出来ない可能性もありますが。
だから自分の手がとてもよく高配当を狙える場合にのみこのオプションを使う様にしましょう。
で、結局ベットはいくら?そしていくらの配当なのか?
まず配当を整理します。Royal Pokerの公式マニュアルからの抜粋です。
役 | 配当 |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100 |
ストレートフラッシュ | 50 |
フォーカード | 20 |
フルハウス | 7 |
フラッシュ | 5 |
ストレート | 4 |
スリーカード | 3 |
ツーペア | 2 |
ペア | 1 |
エースキング | 1 |
Royal Pokerではカード追加によりハンドが6枚になると役が複合して起こる場合があります。
例えば以下の図はAKとペアが同時に成立しているケースですね。
このような複合役の場合の配当を以下表で整理しました。
ストレート フラッシュ |
フルハウス | フラッシュ | ストレート | ペア | AK | |
---|---|---|---|---|---|---|
ロイヤル フラッシュ |
150 | 105 | 104 | 101 | ||
ストレート フラッシュ |
100 | 55 | 54 | 41 | 51 | |
フォーカード | 27 | 21 | ||||
フルハウス | 14 | 8 | ||||
フラッシュ | 10 | 9 | 6 | 6 | ||
ストレート | 8 | 5 | 5 | |||
スリーカード | 4 | |||||
ツーペア | 3 | |||||
ペア | 2 |
ロイヤルとストフラが同時に完成したら気持ちいいでしょうね🤣
それから特殊な役でペアが3つ完成する「スリーペア」というのもありますね。
スリーペア | 3 |
---|
追加費用で手をよくする?利益とのバランスを見よう
Royal Pokerですがプレイヤーの欲望に付け込んで、知らずのうちにお金を抜くのがウマイギャンブルだなぁと思いました🤣
なにせカード交換や追加で使った費用は戻ってきませんし。。
次の例で見ていきましょう
まずアンティベットで$1
カード交換で$1
ベットに$2
ここまで$4を使ったとします。
①仮にディーラーが勝負しないとなれば
アンティの$1 → $2で戻し
カード交換の$1 → 没収
ベットの$2 → $2のまま戻し
合計は$4の戻しとなりますから、$4使って$4の戻しなら利益は±0で着地ですよ。
②仮にディーラーの勝負にワンペアで勝った場合
アンティの$1 → $1で戻し
カード交換の$1 → 没収
ベットの$2 → $4で戻し
ベット合計$4に対し、$5のリターン。利益+$1で着地です。
$4のベットでようやく$1の利益なんてギャンブル聞いたことないでしょ(笑)
まぁカード交換して有利な勝負にしたってのはあるけど、それがどれほど効果があるのか。。
③仮にディーラーの勝負にツーペアで勝利した場合
アンティの$1 → $1戻し
カード交換の$1 → 没収
ベットの$2 → $6で戻し
ベット額$4に対し、$7のリターン。利益+$3で着地です。
カード交換や追加によってツーペアでも出来れば少しは報われる気がしますね!?
カード交換 or カード追加?判断方法で勝負を有利に
どういう時にカード交換をするのか?追加をするのか?考えておきましょう。
Royal Pokerですがベッティングタイムやディーラーの所作の時間はゆっくりなのに、カードがプレイヤーに配られてから判断する時間が10秒しかありません。
もたもた判断を迷ってたら時間が過ぎ去ってフォール(オリ)になってしまうこともありますよ!(自分がそうだった)
なので素早く判断できると良いなと思いました。
こういうケースがありました
[J][3][3][7][7]
ですね。なんと1手目からツーペアが完成しています。これは[J]を交換してフルハウスを狙うぞ!と思ってしまったのです。
では[J]を選択しても「交換」ボタンが活性化しません。もたもたしてるうちにフォールになってしまいました(怒)
この状況はカード交換ではなくて、1枚追加でカードを6枚にするのです。
「1枚カード交換」というのは意味がなくてつまり「1枚カード追加」の方がよいのですから。
1枚追加ならフルハウスの可能性もあるし、[J]を引き入れてのスリーペアの可能性もあります。このゲームに1枚交換という操作はありませんので気を付けておいてください。
「カード追加」は複合役を狙う操作だと覚えておきましょう。
逆に「カード交換」は複数の要らないカードがある場合に使うと覚えておけばOKです。
てことで、Royal Pokerのルールや遊び方の解説ができました。このディーラーを倒すのは困難な道だと思いますが、ルールは面白いと思うので遊んでみてください。