ども。

今日は「フレンチルーレット」について解説していきます。

ベラジョンカジノではEvolution gamingにあるライブカジノの「ゴールドフレンチルーレット」でのみ遊べるようですね。

フレンチルーレットは一般的なヨーロピアンルーレットよりも還元率が高い(ハウスエッジが1.35%下げられてる)のでカジノ側が譲歩してる形ですね。

なので、カジノとしてはあまりテーブルを置きたがらないのかもしれません。しかしそれゆえにプレイヤー数は多く人気です。

フレンチルーレットとヨーロピアンルーレットの違い(物理)

物理的な違いをみていきましょう。

フレンチルーレットのホイール

フレンチルーレットは名前の通りフランス式のルーレットで、基本的にはシングルゼロホイールの、いわゆるヨーロピアンルーレットの形を採用しています。

ホイールはこのようになっています。アメリカンのように[00]はなく[0]が1個。ナンバーの並びもヨーロピアンと同一です。

フレンチルーレットのベッティングエリア

一方で、ベッティングエリアのレイアウトは違いがあります。

元々カジノで遊ばれていたフレンチルーレットはディーラーがテーブルの短辺のホイール側で進行を務めますので、その両側にプレイヤーが着席して参加する形をとっています。

そのため、アウトサイドベットはテーブルをぐるっと囲むようにレイアウトされています。(アメリカンやヨーロピアンのテーブルのように片側だけにアウトサイドベットがある形にはしていないということ)

賭ける場所と意味

・インサイドベット
ナンバー0~36までのインサイドベットに関しては見慣れた形なので問題ないと思います。

・アウトサイドベット
赤黒ベット
偶数奇数ベット
ローハイベット
ダズンベット
カラムベット

がありますが、それぞれ以下のエリアを使って賭けを行います。

フレンチルーレットとヨーロピアンルーレットの違い(ルール)

ルールの上で最も大きな違いは「ラパルタージュルール」が標準装備されていることでしょう。

ラパルタージュ(La partage)とは、ボールが[0]に着地してハズレたときに、賭け金の半額を戻してくれるラッキーなルールです。ただし赤黒、偶数奇数、ローハイベットに賭けたチップのみです。

このおかげでルーレットの中でもフレンチルーレットは還元率が高く人気となっている訳ですね。具体的な配当表を示します。

配当 戻し額 備考
ストレートアップ 35:1 36
スプリット 17:1 18
ストリート 11:1 12
コーナー 8:1 9
ライン 5:1 6
コラム 2:1 3
ダズン 2:1 3
赤黒 1:1 2 [0]が出たら0.5の戻し
偶数奇数 1:1 2 [0]が出たら0.5の戻し
ローハイ 1:1 2 [0]が出たら0.5の戻し

当たった時の配当はヨーロピアンルーレットと同じです。しかし赤黒、偶数奇数、ローハイベットのみ有利になっている事がわかりますね。

フレンチルーレットの還元率、ハウスエッジを求めてみよう

赤黒、偶数奇数、ローハイベットは37ポケットのうち18ポケットをカバーするので、当たる確率は18/37ですね。

[0]が出る確率は1/37です。

仮に$1を「黒ベット」に3700回ベットすると確率に従えば、次の様に計算できます。

当たった回数=3700×18/37=1800回
当たったときの戻し額合計=1800回×$2=$3600

[0]が出た回数=3700×1/37=100回
[0]が出てハズレたときの半額の戻し額合計=100回×$0.5=$50

この2つを合計すると、3700回ベットしたあとには、$3650がカジノ側より払い出されてる事になりますね。確率通りに行っちゃうと損失は-$50になります。

$1を3700回ベットしたので、使ったお金は$3700ですから、

還元率=$3650÷$3700=0.9865(98.65%)となりハウスエッジは1.35%となるわけ。

ヨーロピアンルーレットの還元率は97.29%なので、かなり率がいいことがわかります。フレンチルーレットでプレイしたくなったでしょう。(笑)

全ての賭け方について表で整理しました。

配当 戻し額 カバー数 当たる確率 3700回プレイすると? 還元率 ハウスエッジ
出た回数 戻し額
ストレートアップ 35:1 36 1 0.027027027 100 3600 0.972972973 0.027027027
スプリット 17:1 18 2 0.054054054 200 3600 0.972972973 0.027027027
ストリート 11:1 12 3 0.081081081 300 3600 0.972972973 0.027027027
コーナー 8:1 9 4 0.108108108 400 3600 0.972972973 0.027027027
ライン(ダブルストリート) 5:1 6 6 0.162162162 600 3600 0.972972973 0.027027027
コラム 2:1 3 12 0.324324324 1200 3600 0.972972973 0.027027027
ダズン 2:1 3 12 0.324324324 1200 3600 0.972972973 0.027027027
赤黒 1:1 2 18 0.486486486 1800 3650 0.986486486 0.013513514
偶数奇数 1:1 2 18 0.486486486 1800 3650 0.986486486 0.013513514
ローハイ 1:1 2 18 0.486486486 1800 3650 0.986486486 0.013513514

ゴールド・フレンチルーレットで遊んでみよう

実際に遊んでみましょう。遊び方を少し解説します。(とはいってもベラジョンカジノのルーレットの遊び方や画面構成はほぼ一緒なので以前の記事を読んでもらえたらカバーできてます。)

ライブカジノなのでディーラーが進行を務めます。同時に複数のオンラインプレイヤーが参加でき英語ができればチャットで会話することも可能です。

画面表示は2パターンあるので、好きな画面でプレイしてください。Bタイプの方がベットするエリアが広いのでボタンを押しやすいと思いますが。ディーラーが気になる人はA画面で(笑)

賭け(チップ配置)が可能な時間はおよそ15秒と短いので、素早く決断してパパっとチップを配置しなくてはいけません。ミスしたらアンドゥボタンで戻しましょう。

フレンチルーレット特有のベッティングエリアについてもう1度確認しておくとよいですね。

ダズンベットですが、12P、12M、12Dという表記が2か所あります。これはどちらを押しても同じです。

賭け時間が締め切られてからディーラーによってボールが投入されます。なのでボール投入を見てから着地点を予想してチップを配置することは残念ながら不可能です。

ボールがポケットに収まれば、予想が当たれば配当表に従って勝利報酬がもたらされ、次のベッティングタイムに移行します。

フレンチルーレットならではの攻略法

ラパルタージュルールということで、イーブンベット(赤黒、偶数奇数、ローハイ)を使った攻略法はそのまま適用できますし、たとえ[0]が出ても半額戻してくれるので、ヨーロピアンルーレットより有利な勝負が可能です。

つまり「マーチンゲール法」「ダランベール法」「モンテカルロ法」など往年のベッティングシステムを利用するのに向いています。(参考:ベッティングシステム各種

1-18 3rdダズンシステムとハズレたときの取り戻し戦略

初心者向けのシステムで、普通のルーレットでも使えますが、フレンチルーレットでよりリスクが少なくなる手法。

これは[1-18]のローベットにチップを3つと、3rdダズンにチップを2つ賭けて、30個のナンバーをカバーするやり方です。

当たる確率は30/37と非常に高いですね。

合計5の賭けに対し、ローベットが当たっても3rdダズンがあたっても賞金の戻し額は6なので利益1が残ります。

また[0]が出てハズレてもローベットの3に対して、1.5が戻されます。全部ハズレたら5のマイナスですね。

表にすると以下のように整理できます。

ベッティングエリア 合計
1~18 3rd12
カバーナンバー数 18個 12個 30個
ベット額 3 2 5
配当 2 3 損益↓
1-18アタリ時戻し額 6 0 1
3rd12アタリ時戻し額 0 6 1
[0]が出た 1.5 0 -3.5
全部ハズレ 0 0 -5

取り戻すための戦略で賭け金をアップさせる仕組みを取り入れるなら以下表のように10倍プッシュすればOKです。

1回め 2回め 3回め 4回め
賭け方 1-18 3rd12 1-18 3rd12 1-18 3rd12 1-18 3rd12
1~18ベット額 3 30 300 3000
3rd12ベット額 2 20 200 2000
ベット額計 5 50 500 5000
今回勝利金 6 60 600 6000
今回利益 1 10 100 1000
合計利益 1 5 45 445
負け -5 -50 -500 -5000
累計負け -5 -55 -555 -5555
連敗の確率 18.92% 3.58% 0.68% 0.13%
までに勝つ確率 81.08% 96.42% 99.32% 99.87%

ハズレた2回目はベット額50で勝負。ロー(1~18)かダズン(3rd12)が当たれば今回利益は10で、1回目の損失-5を引けば、+5の利益がのこりますね。

もし2連敗したらローに300のダズンに200で、合計500ベットで取り戻しを狙います。当たれば今までの損失を取り戻しつつ+45の利益となります。

3回目までの勝率は99.32%と非常に高いです。資金555あれば取り組むことが可能です。

[0]が出て外れた時は、以下から選択してください。

・賭け金据え置きでもう1回スピン
・5倍賭けでチャレンジ
・10倍賭けでチャレンジ

3/2システムとハズレたときの取り戻し戦略

以前もこのブログで紹介していますが、3/2システムは以下のようにチップを配置します。

赤にチップ3単位、第2カラムにチップ2単位を置く。カバーするナンバー数は赤(18個)、第2カラム(12個)だけど、赤&カラムのダブリがあるので、合計26個のナンバーをカバーします。

当たる確率は26/37ですね。

出目のパターンは5つあります。

1.赤のみの当たり
2.カラムのみの当たり
3.赤&カラムが当たり
4.[0]が出てハズレ
5.全部ハズレ

それぞれについて損益を表にしました。

ベッティングエリア 合計
第2カラム
カバーナンバー数 18個 12個 26個
ベット額 3 2 5
配当 2 3 損益↓
出目のパターン 赤当たり時戻し額 6 0 1
カラム当たり時戻し額 0 6 1
赤&カラム当たり時戻し 6 6 7
[0]が出た 1.5 0 -3.5
全部ハズレ 0 0 -5

ハズレたときは-5の損失になります。

赤&カラムが当たると利益が大きいのが魅力ですね。

ハズレた時の取り戻し戦略は以下のように10倍の賭けを続けていきます。

1回め 2回め 3回め 4回め
賭け方 3・2システム 3・2システム 3・2システム 3・2システム
レッド 3 30 300 3000
第2カラム 2 20 200 2000
ベット額計 5 50 500 5000
レッド or カラム当たり 6 60 600 6000
今回利益 1 10 100 1000
累計利益 1 5 45 445
レッド&カラム当たり 12 120 1200 12000
今回利益 7 70 700 7000
累計利益 7 65 645 6445
負け -5 -50 -500 -5000
累計損失 -5 -55 -555 -5555
連敗の確率 29.73% 8.84% 2.63% 0.78%
までに勝つ確率 70.27% 91.16% 97.37% 99.22%

ハズレるたびに賭け金を10倍にします。もし1回目でハズレても2回目の10倍賭けで当たれば、前回の損失-5をカバーして累計利益5が出ますし、レッド&カラムが当たろうものなら累計利益65も出ます。

3回目までに勝つ確率は97.37%とやはり非常に高いです。

デメリットは2連敗したあとの3回目での賭け金が500と結構多くなってしまう点です。

また必勝法ではなく負ける可能性も3%ほどあることも承知しておいてください。

フレンチルーレットまとめ

アメリカン、ヨーロピアン、フレンチルーレットがある場合は、率のよいフレンチをプレイすべし。

そしてイーブンベットを中心に楽しもう。ベッティングシステムも効果的です。

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