前回の記事で検討したベラジョンカジノのライブブラックジャックでカウンティングを実践投入してみました。

今回の記事ではカウンティングを挑戦した結果どうなったかをレポートしたいと思います。

前提条件とか準備や進め方

ベラジョンカジノのEvolution Gamingが提供する各種ライブブラックジャックを使います。

ライブなのでディーラーが進行してくれるので、その進行に合わせて自作のカウンティングツールを使ってカウントしていきます。

前回の記事で「課題や難しい点」を挙げて事前に対策を考えましたので、次のようにすすめていきます。

・クラシックスピードブラックジャックに入る
・序盤はベットをしないでカウンティングに専念
・カウントがプレイヤー有利になればベットに参加
・デッキの開始~終了するまで続ける(だいたい10~20分)
・これを6度繰り返す

という前提でやり始めました。実践途中で気づきがあれば改善しつつ。

全体で6クール行ったので、その結果を次章から1つ1つレポートします。

ブラックジャックでカウンティング実践結果①

ここからスタート

第1ラウンドで場に出たカードは‥

プレイヤー4人 ♠3♦8♣J ♠6♣10 ♠K♦7 ♠4♣J♣5
ディーラー ♣8♥K

これを場に切られた順で遅れないようにツールのボタンをポチポチ押していく。
1ラウンド終了時点での合計カウントは-1(計算:+1+0-1+1-1-1+0+1-1+1+0-1=-1)

こんな感じで繰り返していきました。

★7ラウンド終了時点で

残カードが331枚の、カウントは+1、トゥルーカウントは+0.16

この後セッションが切れたので、すぐに復帰。

★第14ラウンドでは

セッションを切らさないために$1ビハインドベットしておきました。

残カード 249 カウント -1 真カウント -1.04

プレイヤー有利じゃないので高額ベットで挑戦するタイミングはまだ来なさそうですね。

★第19ラウンド

このラウンドで赤いカードが来てしまったので、このデッキは終了です。

結果はディーラーが20点を出した。

終了時点では

残カード 176枚 カウント -1 真カウント -0.3

となり、デッキの最後までプレイヤーが有利になる事はありませんでした。

私もゲームに参加できず持て余してしまいました。

初めてちゃんとカウンティングしながらブラックジャックを一通り流してみました。

事前の予想と検討のとおり次のことが起こりました。

・ベットしないで観察だけしてるとセッションが切れてテーブルから追い出されてしまう
・デッキの最後までカウンティングで有利にならなかった
・ディーラーの所作が早くてボタンを追いかけて押すのが結構難しい(押しミスあったかもしれない)

対策としては、3分おきにビハインドベットでいいから参加していこうと思います。カウンティングに慣れたらちゃんとテーブルに着席して勝負しながらカウンティング操作をしていく予定です。

てことでシャッフルされた次のデッキへ。

ブラックジャックでカウンティング実践結果②

さて、テーブルを替えて再チャレンジです。

★1ラウンド目

最初から7人着席満席でしたので消費カードが非常に多いですね。21枚も使った。

プレイヤー ♣2♠K♦7 ♥4♦6♦J ♠8♣K ♦K♠A ♦8♣J ♣2♥2♦8 ♥10♣3
ディーラー ♦5♣8♣A♠10

終了時点のカウントは以下のとおり。

残カード 395枚 カウント -2 真カウント -0.26

10点やAのハイカードが多めに出ているのでカウントはマイナス値になっています。幸先は良くなさそう。引き続きます。

★第7ラウンド終了時点

残カード 318枚 カウント +1 真カウント +0.16

ここでようやくカウント値がプラスに動きました。とはいえ真カウントが+3にならないとプレイヤー有利とは言えないので、高額ベットはまだお預けです。

★第8ラウンド

ここでハイエナおじさんビハインドベットじゃなくて、着席するスタイルに変更しました。ここで$5をベットしながらカウントしていきます。

手元に来たカードは♦3♦8。ディーラーのアップカードは♥10ですので、ヒット。来たカードは♥6で合計17点。

ディーラーのダウンカードが開示され‥ディーラーの点数♥10♠K=20点。ディーラーつええ。

カウンティングは

残カード 297枚 カウント 5 真カウント 0.88

このようになりプラス値を維持。通常時よりはプレイヤーやや有利とはいえまだまだ真カウント+3には届きません。

さて、ここでの気づきは以下のようなものです。

・着席してゲームに参加すると画面が若干暗くなるので配られたカードが見えにくい
・ヒット/スタンドのボタンを押さないといけないのて時間をとられる
・その間に他プレイヤーにカードが配られるので忙しい
・結果としてツールのボタンを押すのが少し遅れる。

着席して参加すると同時操作がかなり難しいと感じました💦

★第12ラウンド

なんと第12ラウンドでデッキの終了が来てしまいました。

最後はディーラーBlackjackで親の総取り💢

残カード 226枚 カウント +3 真カウント +0.69

今回も最後まで真カウント+3にはなりませんでした。ってかこれ難しくない?

ちょっと次のシャッフルのタイミングが早すぎて。。まぁベラジョンカジノ側がカウンティングをそうやすやすとやらせないために対策した結果がこれなんだろうけど。

とりあえず引き続きやってみて検証を続けたいと思います。まだ2クールやっただけだし。

ブラックジャックでカウンティング実践結果③

さて、またテーブルを替えて挑戦。

★第1ラウンド

残カード 393枚 カウント -2 真カウント -0.26

★第12ラウンド

このデッキは結局最後まで着席せずに終わってしまいました。たった12ラウンドでデッキが終了って早いね。まぁ参加者がほぼずっと7人居たので早く終わっちゃった。

残カード 209枚 カウント -4 真カウント -1

最後もディーラーはつよつよの21点で総取りでした💦

カウンティング実践で勝つのは難しいのかもしれない。

ブラックジャックでカウンティング実践結果④

気を取り直して別テーブルに参加。

★第1ラウンドはディーラーBlackjack

最初は観察でよかった。いきなりのBlackjackは勘弁してほしい。カウンティングは以下のようにスタート。

残カード 392枚 カウント 0 真カウント 0

★第11ラウンドでシャッフルカード

今回も早めにシャッフルの通知が来ました。ゲーム開始から10分強でまだまだ残カードが残っているではありませんか。ゆえにカウンティングも進行しておらず以下の状況で終了してしまいました。

残カード 201枚 カウント -13 真カウント -3.36

マイナス値がかなり増えています。これはプレイヤー不利度が高いです。なので私も着席せずにビハインドベットをするのみでした。

ブラックジャックでカウンティング実践結果⑤

引き続きこの方のディーラーのまま実践を継続。

★第1ラウンド

初回はディーラーバストからの開始。

残カード 399枚 カウント -5 真カウント -0.65

しかしカウントはマイナス値が大きめです。場に出たのがハイカードが多かった様子ですね。

★第7ラウンド

ディーラーが入れ替わったタイミングで着席してみました。(正直カウントだけしてるのはつまらないw)

そしたら・・・!

自分の手札♠J♣9=19点で強い手なのに‥なぜかここで「ダブル」を選択www

当然バストしました。

カウンティング操作しながらの、ヒット/スタンド判断&操作で混乱して隣の人のカード(♦5が2枚=10点)が自分だと勘違いしてダブルしちまったー

結果は当然負けですよ。あーぁ。

残カード 276枚 カウント -13 真カウント -2.45

★第8ラウンド

気を取り直して第8ラウンド

今度は間違えずに(こんども10点が来たのでダブル)操作をしつつ、配られたカードに注視しながらツールも操作することができた。

結果は

ダブルで勝利してさっきのミスを取り返した。

残カード 258枚 カウント -13 真カウント -2.62

肝心のカウンティングの値はマイナス値になっててよろしい気配とは言えません。

着席してゲームに参加しながらのカウンティングは難しいよ。デキル人は暗算したほうがミスがないかもしれないね。

第11ラウンド

ここで終了。10分強でデッキが終わりました。

残カード 223枚 カウント -8 真カウント -1.87

ブラックジャックでカウンティング実践結果⑥

ラスト。またテーブルを替えました。

★第1ラウンド

ディーラー21点でゲームを負えその時のカウントを行いました。

残カード 397枚 カウント -5 真カウント -0.65

★第8ラウンド

プレイヤーが少なくなったので自分が着席してカードの消費を進行させます。

8点なのでヒット。プレイヤー数が少ないとすぐ自分の番が回ってきちゃう。

ディーラーバストにより勝利。まだまだ真のカウントはマイナス値。

残カード 296枚 カウント -3 真カウント -0.53

★第9ラウンド

しかしあくびしながらディーラーやってなんかムカつくなwそれでつええとなおさら。

★第15ラウンド

最後のラウンドが来てしまいました。ディーラー18点ですが20点でなんとか勝利で終えましたが。

カウントは

残カード 206枚 カウント -4 真カウント -1.01

ということで最後までカウントがプラスになる事は無かった様子です。

ここまで操作をしてきて操作自体は慣れたけど、やはりちょいちょいミスが発生してししまう。カウントのボタンをPCのマウスでクリックするのが難しかったりしました。

ツールの方はボタンを大きくするとか改善する余地はありそう。

結論

さてカウントのまとめをして〆ます。

クール ラウンド 残カード 真カウント
1 19 177 -0.29
2 12 226 +0.69
3 12 209 -1
4 11 219 -2.14
5 11 223 -1.87
6 15 206 -1.01

やはりラウンド10~20でデッキが終了します。

デッキに残ってるカード数は200枚前後。真カウントは6回中5回もマイナス値(ディーラー有利)。


カウントアップ・カウントダウンの確率は同じはずなのに、終わってみるとマイナスになる回数が多かったのは、たんなる偶然なのか‥?より多くの検証が必要になると思いますが。

それにしても残カードが200枚前後のタイミングで、次のシャッフルが来てしまうと、賭け金を大幅に増やすだけのカウントの進行がなさそうですね。

結論

残念ですが、ベラジョンカジノのブラックジャックでカウンティングを実践投入しても結果が伴わない(カウントが偏りにくい)だろうと結論づけたいと思います。さすがにカウンティングは難しいように対策されてますね。

せっかくツールを用意したけどあまり皆さまのお役に立たないかもしれません。まぁお遊びとして楽しんでください。