ベラジョンカジノのカジノパリ(Evolution Gaming)に新作が入荷していました。
その名も「Side Bet City」というポーカーの一種です。

テーブルが1台とライブカジノなのでディーラーが進行を務めてくれます。

ネオン輝くバックにある謎の棚やディスプレイには特に意味はなく。

賭け方もとても簡単で最大1000倍の配当まで可能性があるSide Bet Cityについて説明していきましょう。

とは言ったもののハイエナおじさんも初めて見るタイプのポーカーなので色々調べてみました。どこにベットすると確率が良いのか等もお伝えしたいと思います。

Side Bet Cityの遊び方と手順

Side Bet Cityはとても簡単な手順で遊べます。ポーカーゲームでよくある以下のような操作はありません。

・途中でカードチェンジはしない
・ベット額を追加したりしない
・サレンダー(降参)の判断が必要にならない

またディーラー側とポーカーの対戦をする訳でもなくプレイヤーに配られたカードで役が出来るかどうかのみで勝負をするゲームです。

約10秒のベッティングタイムでチップを選び

ゲームとゲームの間に約10秒間の賭けをするかしないかの時間があります。その間に画面下部よりチップを選んでください。

4つのベッティングエリアから選択

「3 Card HAND」「5 Card HAND」「7 card HAND」と「All Lose」の4つのエリアが見えますのでいずれか(あるいは複数)にチップを配置すればよいです。

これで時間が来れば自動的に賭け時間が締め切られ賭けが承認されます。たったこれだけであとはディーラーのカード裁きを見てるだけでゲームが進行します。

ディーラーが連続的にカードをきる

1組52枚のカードデッキからディーラーが7枚のカードを表むきにして切っていきます。公開されたカードは右下にも表示されます。

表示上は3枚、2枚、2枚という風に見えるでしょう。

ここからカードの組み合わせによって勝利が決まります。

Side Bet Cityの勝利条件とは

さてどうすれば勝利になり配当が支払われるのか説明しますが、勘の良い方ならお分かりかと思います。

「3 Card HAND」・・・最初の3枚で役が出来たら勝利
「5 Card HAND」・・・最初の5枚で役が出来たら勝利
「7 card HAND」・・・7枚中の5枚で役が出来たら勝利
「All Lose」・・・3 Card HANDでも、5 Card HANDでも、7 Card HANDでも役が出来ないことに賭けて、役が出来なければ勝利

役は次の表のようにHANDによって無い役もあります。(当然ですが3 Card HANDには4カードやフルハウス、ツーペアはありません)

3 Card 5 Card 7 Card
ロイヤルフラッシュ
ストレートフラッシュ
4カード
フルハウス
フラッシュ
ストレート
スリーカード
ツーペア
ペアJJ-AA
いずれかのペア

また7 Card HANDではスリーカード以上のみ役が認められたりしていますね。

勝利の事例

・3 Card HANDで役ができた
♦3♦4♦5 ♣5♥J ♠Q♠9

例えばこのように7枚のカードが切られたら、3 Card HANDではストレートフラッシュの役が出来たことになります。一方5 Card HANDで見た場合はストレートフラッシュは成立せず、55のワンペアでは役になっていません。加えて7 Card HANDでも役なしのブタとなります。この場合は3 Card HANDに賭けてた人だけが勝利配当を得ます。

・5 Card HANDで役ができた
♣3♣4♥7 ♦3♠4 ♥J♥Q

例えばこのようにカードが切られたとしたら、最初の3枚では役なしになります。次の5枚では33 44のツーペアが完成しています。5 Card HANDではツーペアが役として認められています。そして7 Card HANDではツーペアは役になりませんので、この手は5 Card HANDに賭けてたら勝利となりました。

・7 Card HANDで役ができた
♥5♣J♣Q ♣5♦9 ♦5♠5

このようにカードが切られたら、最初の3枚と最初の5枚では役なしですが、最後の2枚で55が出て7枚のカードに5555のフォーカードが完成しているのがわかります。この場合は7 Card HANDで勝利となります。

・All LOSEのケース
♥5♣7♠J ♥A♣Q ♦4♠5

このようなケースではどのハンドでも役が完成していません。All LOSEにベットしていたら勝利となります。

・3 Card HAND および 7 Card HANDで役ができた
♦3♦9♦J ♠5♠9 ♦A♦K

最初の3枚で♦のフラッシュが完成、つづいて7枚の方でもフラッシュが完成します。重複して役が出来る場合もあります。ベットエリア2か所に賭けることも出来るのでその場合は2つのボーナス支払いを受けられます。

Side Bet Cityの配当金はいくら?

配当金を見ていきましょう。画面左上のピンにタッチすれば配当金が表示されますので参考に。

配当
3カードボーナス
ロイヤルフラッシュ 100
ストレートフラッシュ 40
フラッシュ 4
ストレート 5
スリーカード 35
ペア 1
5カードボーナス
ロイヤルフラッシュ 1000
ストレートフラッシュ 250
4カード 100
フルハウス 50
フラッシュ 40
ストレート 25
スリーカード 7
ツーペア 4
ペアJJ-AA 1
7カードボーナス
ロイヤルフラッシュ 500
ストレートフラッシュ 100
4カード 50
フルハウス 7
フラッシュ 5
ストレート 4
スリーカード 3
すべて負け 0.7

例えば3 Card HANDでペアが出たら1の支払を受けます。これは例えば$1を賭けてたとしたら賭けた金額に加えて等倍の$1が貰えるので、戻しは$2になります。利益が$1という意味です。

同様にロイヤルフラッシュだったら$101が戻ってきますね。

もしAll LOSEで勝利したら$1に対する0.7なので、$0.7の利益になります。($1.7の戻し)等倍貰えないということはAll LOSEはかなり出る確率が高いということなのでしょうね。

Side Bet Cityの役が出る確率、攻略法はあるのか?

今度は役が出る確率を見ていきます。一般的な3カードポーカー、5カードポーカー、7カードポーカーのハンドの総数と、役の総数、確率を表にしています。

・3カードポーカー(ハンド総数:22100)

総数 確率
ロイヤルフラッシュ 4 0.018%
ストレートフラッシュ 44 0.199%
フラッシュ 1096 4.959%
ストレート 720 3.258%
スリーカード 52 0.235%
ペア 3744 16.941%

・5カードポーカー(ハンド総数:2598960)

総数 確率
ロイヤルフラッシュ 4 0.00015%
ストレートフラッシュ 36 0.0014%
4カード 624 0.024%
フルハウス 3744 0.144%
フラッシュ 5108 0.197%
ストレート 10200 0.392%
スリーカード 54912 2.113%
ツーペア 123552 4.754%
ペアJJ-AA 337920 13.002%

・7カードポーカー(ハンド総数:133784560)

総数 確率
ロイヤルフラッシュ 4324 0.003%
ストレートフラッシュ 37260 0.028%
4カード 224848 0.168%
フルハウス 3473184 2.596%
フラッシュ 4047644 3.025%
ストレート 6180020 4.619%
スリーカード 6461620 4.830%

3カードボーナスの考察

例えば3 Card HANDの場合、ペアが出る確率はおよそ17%ですがそれに対して配当が1です。これは非常にプレイヤーに不利なように見えるかもしれません。(一般的には確率50%の勝負で配当が1であればベラジョンカジノと公平感がある)

しかしペア以上の役が出る確率は25.61%ですから4回に1回は役が出ることが期待できます。

その確率に従ってもし1万回の3 Card HANDにベットしたら次の表の数のように役が現れるでしょう。それに対する報酬も付け加えました。

1万回で出る数 報酬
ロイヤルフラッシュ 1.8 183
ストレートフラッシュ 19.9 816
フラッシュ 495.9 2480
ストレート 325.8 1955
スリーカード 23.5 847
ペア 1694.1 3388
合計 2561 9669

ロイヤルフラッシュは1万回プレイして1.8回出ることはありませんが計算上1.8にしています。他の少数も同様です。

1万回のベット($10000)に対して、報酬は$9669ですので96.69%の還元率とみることができます。

5カードボーナスの考察

こちらは5カードポーカーと同じですがただのワンペアでは役にならないことに注意。J以上のワンペアなことが必要です。

同じように上記の確率に従い1万回プレイしたとと想定すると役が出る数とその時の報酬を表示してみました。

1万回で出る数 報酬
ロイヤルフラッシュ 0.0 15
ストレートフラッシュ 0.1 35
4カード 2.4 242
フルハウス 14.4 735
フラッシュ 19.7 806
ストレート 39.2 1020
スリーカード 211.3 1690
ツーペア 475.4 2377
ペアJJ-AA 1300.2 2600
合計 2063 9521

JJペア以上の役が出来るのは20.62%。およそ5回中1回なので3 Card HANDの方が楽しいかも。1万回プレイすれば$9521の報酬が期待できるので還元率は95.21%となるでしょう。

7カードボーナスの考察

こちらはスリーカード以上が無いと負けてしまうのが残念なところです。しかし7枚のカードを使ってそのうちの5枚で役が出来ればよいのです。同様に1万回試行した場合の出る数(推定)を表示します。

1万回で出る数 報酬
ロイヤルフラッシュ 0.3 162
ストレートフラッシュ 2.8 281
4カード 16.8 857
フルハウス 259.6 2077
フラッシュ 302.5 1815
ストレート 461.9 2310
スリーカード 483.0 1932
合計 1527 9434

スリーカード以上の役が出る確率は15.27%なので6回に1回は役が出来るかもしれませんね。1万回プレイしたならば$9434が手元に残るので還元率94.34%になるでしょう。

All Lose(すべて負け)、のケース

All Loseのすべて負けのケースの確率は求め方が複雑なため不明です。

Side Bet Cityをプレイしてみた所感

早速何回かプレイしてみました。

やはり3ハンドでも5ハンドでも7ハンドでもいずれも同じぐらいアタリが出にくい気がします。また「すべて負け」にも賭けてみましたが、これは出やすいように思いますね。

例えばルーレットのように複数エリアにベットするのはどうでしょうか。「3ハンド」と「All Lose」にダブルベットをするのは相反する事象なので意味がありません。どっちかが勝利してもマイナスになっちゃいますし。

「3ハンド」「5ハンド」「7ハンド」全てに賭ければ全てのハンドで勝利になる可能性もなくはないです。

いずれプログラムを組んで調査してみたいと思いました。

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