ども、ハイエナおじさんです。
10月に入ってベラジョンのコインシステムが新しくなりましたね。だいたい合計$20ベットで1コイン貰える気がします。前よりわかりやすくなったけど貯まりにくくなった感じ。
さて、今日はGPI Liveのライブカジノから新しいギャンブル「スーパー3ピクチャーズ」を取り上げてみます。
このギャンブルはライブなので女性ディーラーがゲームを進行しますが、同時に先日記事にした「スーパーファンタン」も裏で進行しています。
画面上で特にスーパーファンタン的な表記や進行は邪魔してこないので、プレイヤーはスーパー3ピクチャーズにのみ集中してプレイできるでしょう。
※あとハイエナおじさんはこのギャンブルに実際に「賭け」を行う事ができませんでした。何度試してもサーバーエラーが発生してしまうのです。同じGPI Liveの他ゲームだと大丈夫なのに。改善を待ちたいと思います。
ということでそれまでの間に、スーパー3ピクチャーズのルール解説と攻略の考え方をお伝えしていきます。
スーパー3ピクチャーズはカードを使った将来予測ギャンブル
このギャンブルの目的と概要をお話します。
バカラに似ててプレイヤーとバンカーに配られたカードの点数で強い方を予想して当てるのが目的です。
そのメインベットの他サイドベットもあるので、そちらも覚えるとより楽しめるギャンブルとなっています。
ゲームの進行とルール
約15秒のベッティングタイム中に、バンカーかプレイヤーのどちらが勝つかを予想してベットします。(他のベットエリアは後で解説)
1組52枚のカードを使い、毎回シャッフルされて6枚のカードが場に提供されます。
3枚は[PLAYER]と書かれたエリアへ。もう3枚は[BANKER]と書かれたエリアへ。(バカラとは違い、必ず3枚ずつですね)
中国語で「閒」や「莊」とも書かれています。
PLAYER、BANKERに配られた3枚のカードは全て開示され、ルールで決められた点数によって勝敗が決定します。
予想が当たれば配当が頂け、外れれば賭け金は没収となり、次のゲームへ進みます。
これが一連のゲームの流れです。
点数の数え方と強さランクを把握しよう
Aは1点で、10、J、Q、Kは0点です。
3枚のカードの合計点数が持ち点となり、10点を超えると10で割った余りが持ち点となります。(バカラと似てます)
PLAYER:A-3-Q→ 1+3+0で4点。
BANKER:8-7-K→ 8+7+0で15点。10で割った余り5の5点。
このとき点数の高いBANKERにベットしてたら賞金となります。
したがって最高得点は9点で、最低点は0点となります。9点に近い方が強い訳です。
スリーピクチャーズが最強
基本的には点数勝負なのですが、その上が1つあります。
ピクチャーと呼ばれる絵札カード。J、Q、Kのいずれかが3枚来た場合です。これは「スリーピクチャーズ」という役です。
J-Q-K→スリーピクチャーズ
J-J-Q→スリーピクチャーズ
この手が来たら9点より上の最強の役となります。
同点の場合はナイト数で決定
J、Q、Kは「ナイト」とも呼ばれるようで、同点の場合はナイト数によって勝敗が決定します。
PLAYER:5-2-K→ 1ナイト7点
BANKER:7-J-Q→ 2ナイト7点
この場合は点数は同じ7点ですが、ナイトを2枚持ってるBANKERの方の勝利となります。
点数含め、ナイト数も同じだと「引き分け」となります。
ナイト無しは「プレーン」と呼びます。1-8-8→7点。この場合は「プレーン7」
強さランク表
ゲーム内のヘルプでも確認できますが、ここに整理しておきます。
点数 | 名称 | 表記 |
---|---|---|
最強 | スリーナイト | 3P |
9点 | ダブルナイトナイン | 2P9 |
シングルナイトナイン | 1P9 | |
プレーンナイン | 9 | |
8点 | ダブルナイトエイト | 2P8 |
シングルナイトエイト | 1P8 | |
プレーンエイト | 8 | |
7点 | ダブルナイトセブン | 2P7 |
シングルナイトセブン | 1P7 | |
プレーンセブン | 7 | |
6点 | ダブルナイトシックス | 2P6 |
シングルナイトシックス | 1P6 | |
プレーンシックス | 6 | |
5点 | ダブルナイトファイブ | 2P5 |
シングルナイトファイブ | 1P5 | |
プレーンファイブ | 5 | |
4点 | ダブルナイトフォー | 2P4 |
シングルナイトフォー | 1P4 | |
プレーンフォー | 4 | |
3点 | ダブルナイトスリー | 2P3 |
シングルナイトスリー | 1P3 | |
プレーンスリー | 3 | |
2点 | ダブルナイトツー | 2P2 |
シングルナイトツー | 1P2 | |
プレーンツー | 2 | |
1点 | ダブルナイトワン | 2P1 |
シングルナイトワン | 1P1 | |
プレーンワン | 1 | |
0点 | ダブルナイトゼロ | 2P0 |
シングルナイトゼロ | 1P0 | |
プレーンゼロ | 0 |
(P=ピクチャーのことですねきっと。)
ゲーム中はここを見ると、どの役に該当するのかがわかるようになっています。
2つのサイドベットは消極的に
メインベットのPLAYER/BANKER/TIEの予想の他に、2つのサイドベットもあります。
ペアプラスベット
サイドベットの1つは「ペアプラス」と呼ばれるベットです。3枚のカードが配られるので3カードポーカーの役に賭けるのがペアプラス。
3カードポーカーなので
・ストレートフラッシュ
・スリーカード
・ストレート
・フラッシュ
・ペア
の5つの役のみです。メインベットとは独立しています。PLAYER側/BANKER側のペアプラスがあるのでどちらかにポーカー役が出来そうと思えばそこへベットしましょう。
画面左下を見てください。ペアプラスに関してはリアルタイムで可能性がある役を表示してくれるのでとってもわかりやすいです。
3ピクチャーズベット
もう1つのサイドベットは「3ピクチャーズ」で、こちらもPLAYER側/BANKER側があります。3枚のカードが絵札であることを予想した場合に賭けましょう。
スーパー3ピクチャーズの配当と確率
ここは重要なので読んでおいてください。
メインベットの配当、確率、還元率
メインベットの配当を表で整理しておきます。
結果 | |||
---|---|---|---|
ベットエリア | プレイヤー | バンカー | 引き分け |
プレイヤーベット | 1 | ハズレ | PUSH |
バンカーベット | ハズレ | 1 | PUSH |
引き分け | ハズレ | ハズレ | 18 |
このギャンブルのいいところはプレイヤー/バンカーベットをしたとき、結果が「引き分け」時に賭け金が全額戻してもらえるという点ですね。
ただ、これだとカジノ側のコミッションが無いので、1つ条件があります。それは6点での勝利時配当が0.5:1になる、ということです。
例えば$1をPLAYERにベットして、6-J-Kの2P6点で勝利した時。戻し額は$0.5に賭け金の$1を加えた$1.5となります。PLAYER/BANKERどちらも同じです。ここでカジノ側はコミッションを取ってる事になります。
確率と還元率を計算しました。
全部の総当たりパターンを数えると以下のようになりました。
場合の数 | 確率 | |
---|---|---|
プレイヤー勝利 | 7052336640 | 0.481121025 |
プレイヤー勝利 | 7052336640 | 0.481121025 |
タイ | 553461120 | 0.037757951 |
引き分け(タイ)が出る確率はおよそ3.77%。それに対して配当は18倍(戻し額は19倍)、タイベットの還元率は71.74%と非常に低いので賭けてはいけません。
プレイヤー/バンカーベット時に、タイは賭け金PUSHなので、実質はプレイヤー/バンカーどちらかの勝利にのみ注目すればOKとなります。タイを考えないとすると以下のように計算できました。
場合の数 | 確率 | 合計確率 | 配当 | 戻し額 | 還元率 | 合計還元率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
P勝利 (6点以外) |
6156436896 | 0.436482063 | 0.5 | 1 | 2 | 0.872964127 | 0.968241032 |
P勝利 (6点) |
895899744 | 0.063517937 | 0.5 | 1.5 | 0.095276905 | ||
B勝利 (6点以外) |
6156436896 | 0.436482063 | 0.5 | 1 | 2 | 0.872964127 | 0.968241032 |
B勝利 (6点) |
895899744 | 0.063517937 | 0.5 | 1.5 | 0.095276905 |
当然ですがプレイヤーかバンカーかどちらが勝利するかは50%の確率です。バカラのようにどちらが有利ということはありません。
注目すべきは6点勝利時。6点での勝利は配当額が半額と安くなってますが、これがどれぐらいの確率で出るかをチェックしておいてください。
全体的な還元率は96.82%と計算できました。
ハウスエッジは3.18%になります。ベラジョンでは標準的な気がします。
サイドベットの配当、確率、還元率
サイドベットの配当を表にしました。ついでに確率と還元率も併記。
ペアプラスベット | 配当 | 戻し | 確率 | 還元率 | 合計還元率 |
---|---|---|---|---|---|
3ピクチャー | 36 | 37 | 0.0099 | 0.3683 | – |
ストフラ | 40 | 41 | 0.00217 | 0.0890 | 0.92723 |
スリーカード | 30 | 31 | 0.00235 | 0.07294 | |
ストレート | 6 | 7 | 0.03259 | 0.22804 | |
フラッシュ | 3 | 4 | 0.04959 | 0.19837 | |
ペア | 1 | 2 | 0.16941 | 0.33882 |
確率と戻し倍率から還元率が求められます。それぞれの役が出る確率と還元率から、合計還元率は92.72%となりました。
ベラジョンカジノの中でもこの還元率はあまりよくない方なので、あえてスーパー3ピクチャーズでサイドベットをする意味はないですね。わざわざお金を失うだけです。
サイドベットの確率計算について付録
サイドベットの3ピクチャーズベットが出る確率を求めてみます。
1組52枚のカードから3枚取る総数は52C3なので22100通り。
ピクチャーカードはJ、Q、Kなので全部で12枚。そこから絵柄はどれでもよく3枚取るから12C3で220通り。
3ピクチャーズになる確率は220/22100=0.009955なので約1%しかありません。
100回に1回出るかどうかだと思いますが、配当が36倍なので3ピクチャーズには賭けてはいけませんね。
さて、ペアプラスはまんま3カードポーカーなので、それぞれの出る確率の計算方法を以下に記しておきます。(過去記事にも同様に整理した記事がありますので簡単に)
スーパー3ピクチャーズの「ストレートフラッシュ」はQKAやKA2でも成立するのか不明です。一般的にはQKAまでだと思いますのでそのような想定で計算してみますと。
ストレートフラッシュは
A-2-3、2-3-4、3-4-5、4-5-6、5-6-7、6-7-8、7-8-9、8-9-10、9-10-J、10-J-Q、J-Q-K、Q-K-Aの12パターン。
絵柄がハート、スペード、ダイヤ、クラブの4種類なので掛け算すると48パターンですね。
前述の通り52枚のカードから3枚引く総数は22100なので、ストレートフラッシュが出る確率は48/22100=0.21719%
スリーカードはA-A-A、2-2-2~K-K-Kのような形です。
例えば4枚のAから3枚取るのは4C3=4通り。それがA~Kまで13通り。掛け算すれば52通りとなります。
確率は52/22100=0.23529%
ストレートはストレートフラッシュと同じ考え方で絵柄がごちゃ混ぜのものになります。
例えばA-2-3であれば4枚のAから1枚、4枚の2から1枚、4枚の3から1枚取る形。4C1 * 4C1 * 4C1=64通り。
それがAスタートのA-2-3からQスタートのQ-K-Aまで12通りあるので、掛け算すれば768通り。
ストレートフラッシュの48通りは重複になるので、その分を引いて720通りです。確率は720/22100=3.25792%です。
52枚から3枚取りますが、そのすべてが同じ絵柄である役です。
同じ絵柄の13枚のカードから3枚取るので13C3=286通り。それが4絵柄あるので1144通り。
ストレートフラッシュ48通りは重複なので、そこを引けば1144-48=1096通りですね。
確率は1096/22100=4.95928%
ペアはワンペアのことで、3枚のカードのうち同じ数字のカードが2枚あることが条件です。
AA2とか55Jとかそんな感じ。
同ナンバー4枚から2枚取るので4C2=6通り。
3枚のうち残り1枚は、ハズレナンバーの48枚から1枚取る必要がありますから48通りですね。
6×48=288通りとなります。AA~KKまで13通りあるので掛け算して3744通りとなります。
確率は3744/22100=16.94118%
スーパー3ピクチャーズ攻略まとめ
実際に賭けがエラーになっちゃうので、未だ攻略を考える段階に来ていませんが、一般的なベッティングシステムは応用できるでしょう。
例えばダランベール法は私も好きな賭け方です。お金が大きく動かないので大勝ちも大負けもなく、微増を繰り返せる可能性があります。
ということで、もう少し進展したら更新したいと思います。