ども。ハイエナおじさんです。
こんな声を私のギャンブル仲間の周囲で聞くことがあります。
ベラジョンカジノはマーチンゲールが禁止なのでしょうか?
まず結論から。
→答え 禁止ではありません。
では何で意外とたくさんの人が「ベラジョンでマーチンゲールが禁止なのではないか、禁止になるのではないか」、という声が多いのかというお話しをしたいと思います。
それからベラジョンカジノの各種ゲームで使えるマーチンゲール法や、その亜種を紹介していきます。
なぜ「ベラジョンカジノはマーチンゲール禁止」と思ってしまったのか、その背景
あるギャンブルコミュニティがありまして。
どうもそこではマーチンゲール法を使ったツールを使って荒稼ぎをしているらしいのです。
バカラで100連勝とか200連勝とかするのでこんなに稼いでいてはベラジョンからマーチンゲールが禁止になるのではないか、と危惧したと。知り合いがそのコミュニティに入ってたので色々と情報が入ってきてました。
もちろん単発の負けはあるんだけど、マーチンは1回負けても次の勝負で倍プッシュして勝てば利益が出ますので、損切りしない限りは連勝が続くことになります。
100連勝ということは100単位の利益、200連勝は200単位の利益になりますね。
勝率99.5%とか100%とか言われると本当に無敵の戦略のように思えてしまいます。
僕から言わせるとマーチンで100連勝とか当たり前なんですけどね。
よくわかっていない初心者を集めて入会金を集めて扇動してるので、たったの100連勝でもホントに凄いツールと戦略で金儲けできると思っても不思議ではありません。
マーチンゲールは禁止ではない、なぜなら必勝法ではないから
さて100連勝が当たり前と言ったのには理由があります。
そのバカラのツールは8連敗で負けたら損切りする仕組みでした。
負け→負け→負け→負け→負け→負け→負け→負け(損切り)
という感じ。
だから8連敗する確率を求めればOKです。
どれぐらいの確率で勝てる/負けるのか
バカラの1回の勝負に注目すると、勝率は厳密には50%の勝率ではありませんが、計算の簡単のために50%で計算すると。
50%→25%→12.5%→6.25%→3.125%→1.563%→0.781%→0.391%
となり8連敗する確率は0.391%。これは256回に1回起こる確率です。
だから100連勝や200連勝なんて普通にできるんです。そして256回中1回は損切りに遭遇します。
255回の勝利で255単位の利を得ますが
1回の負け(8連敗)で255単位の損失になります。
つまり確率がちょうど50%のギャンブルなら±0で着地。
残念ながらハウスアドバンテージのあるバカラはそうではありません。
プレイヤーの勝率は49.32%、逆にバンカーは50.68%ですが、バンカー勝利時は5%の手数料が取られるのでマーチンゲール向きではありません。
バカラでマーチンをやるならプレイヤーベットでしょう。
プレイヤーベットですと8連敗は230回に1回起こってしまいます。
229回の勝利で229単位の利を得ますが
1回の負け(8連敗)で255単位を失いますので、概ね230回プレイヤーにマーチンでチャレンジすると26単位の損になっちゃいますね。
結論として
結局のところマーチンゲールを使ってもカジノを倒す戦略にはなりえないということです。
賭けを続ければ続けるほど損が増えていきます。だからベラジョンカジノでマーチンは禁止されてないわけですし、今後も禁止になることはないでしょう。
そのコミュニティのツールは8連敗で停止(損切り)を推奨しています。
損切りせずに追加で倍プッシュを続けることもできますが、今度は別の課題が。
ベラジョンを含むどこのカジノでも賭け金には上限があります。上限に到達してしまったらそれ以上の賭け金でチャレンジができないのです。
実際そのコミュニティはどうなってるか
さて、そのコミュニティは現在も続いているそうです。
確率も明らかになってるし、やはり理論値に近い数(つまり256回に1回)で負けて損切りに遭遇することもあるようです。
続けても損失が増えるだけなのに、残念ながらそれでも稼げると信じてプレイしてる人が多いみたい。
カイジの世界の人たちみたいですね💦
ハイエナおじさんのマーチンゲールの評価
マーチンゲールは最終的には負ける戦略ですが、評価してる部分もあります。
資金管理(というかもうやらないという決意)をできる人なら構わないのです。
結局のところ連勝は簡単にできるので、勝ってるうちに止めることが重要です。
100連勝したところで止めてもうギャンブルをしないと心に誓えば利益を出してやめられる数少ないプレイヤーの1人になることができるかもしれません。
最初の方で8連敗するような不運な人はギャンブルに向いてません💦
ベラジョンカジノで使えるマーチンゲールの改変版を紹介
さて、マーチンは否定していますが、負けを取り戻すために、次の勝負で賭け金を増やす戦略は私もやります。
効果的に使えばゲームの負けの確率に収束させない唯一プレイヤーが出来る方法であると思っています。
ここでは標準的なバカラマーチン以外に適用できるゲームと、そのやり方を紹介していきます。
ルーレットで改変マーチン
基本的なマーチンは2倍配当のギャンブルでできますので、ルーレットの赤黒、EVEN/ODD、1-18/19-36でできます。
ルーレットには豊富な賭けパターンがあり、次のような賭け方もあります。
これはダズンベットの[1st12]に①、[2nd12]に①で、合計チップ2ベットでスタートするケースです。
どっちかが当たると3倍戻しなので、2ベットの3戻しで利益1が出ます。しかも当たる確率は約2/3と高い。
ハズレたら2の損失なので、次から賭け金を5倍にアップさせていきます。それを表で表しました。
負け後はチップ5+5で合計10ベット、2連敗後の3回目はチップ25+25で合計50ベットと読んでください。
合計利益というのは、今回の利益から前回までの累計負け額を差し引いた額が入ります。
カバーするナンバーは37個中の24個なのでアタリ率は64.86%、逆にハズレ率は35.1%ですね。連敗連勝率をまとめると。
2ダズンマーチン | 1連 | 2連 | 3連 | 4連 | 5連 |
---|---|---|---|---|---|
ハズレ率 | 35.14% | 12.34% | 4.34% | 1.52% | 0.54% |
アタリ率 | 64.86% | 87.66% | 95.66% | 98.48% | 99.46% |
となり、4回目までに当たる確率は98.48%となります。4マーチンまでやるには軍資金が312単位あればトライできます。
勿論資金が潤沢にあれば5マーチン6マーチン‥も可能ですね。
クレイジータイムで改変マーチン
クレイジータイムは最近ベラジョンカジノで遊べるようになったライブゲームショーです。(基本的なルールは見た目通りのホイールオブフォーチュンを想定してOK)
クレイジータイムも配当2倍の[1]に賭けてマーチンをすることもできますが、次のような賭け方もできます。
これはペイアウト1Xの[1]にチップ③、ペイアウト2Xの[2]にチップ②で、合計チップ5枚を賭けてスタートするケース。
どっちが当たっても利益は1と安めですが、当たる確率は65%と高めです。さらにミニスロットのマルチプライヤーで配当が10倍まで増える可能性もあるのでバカにできません。
ハズレたら5の損失なので、次は5の損を取り返すべく6倍の賭け金を続けます。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
---|---|---|---|---|
賭け場所 | [1][2] | |||
[1]ベット額 | 3 | 18 | 108 | 648 |
[2]ベット額 | 2 | 12 | 72 | 432 |
合計ベット額 | 5 | 30 | 180 | 1080 |
利益 | 1 | 6 | 36 | 216 |
合計利益 | 1 | 1 | 1 | 1 |
損失 | -5 | -30 | -180 | -1080 |
累積損失 | -5 | -35 | -215 | -1295 |
ハズレ率 | 34.6% | 12.0% | 4.1% | 1.4% |
このようになります。
1回目でハズレ率は34.6%です。
4回目まで連続で外れてしまう率は1.4%
逆に言えば4回目までに勝てる確率は98.6%です。
マーチンの戦略のメリットとデメリットはそのままですね。賭け金はかなり増えてしまう一方で1回の勝利で負けを取り戻し利益1が残ります。
5回目、6回目とチャレンジもできますが資金が持つかが重要です。100回に1回は4連敗してしまうので、それまでに稼いで停止したいところですね。
ドリームキャッチャーで改変マーチン
ドリームキャッチャーはホイールオブフォーチュンそのものです。しかもこのゲームは直前にMULTIPLIERが出た場合は賞金が倍増する機能が搭載されてるので、大当たりも期待できます。
普通に[1]へのマーチンをやってもよいですが、やはり[1]と[2]にベットするやり方を紹介します。
それは[1]にチップ③、[2]にチップ②で行います。当たれば利益1、ハズレは5の損失。
crazy timeよりも、[1]と[2]の個数が多いのでどちらかが当たる確率は70.37%と高めです。
ハズレた時のマーチンは6倍賭けを継続しますので以下表のようになるでしょう。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
---|---|---|---|---|
賭け場所 | [1][2] | |||
[1]ベット額 | 3 | 18 | 108 | 648 |
[2]ベット額 | 2 | 12 | 72 | 432 |
合計ベット額 | 5 | 30 | 180 | 1080 |
利益 | 1 | 6 | 36 | 216 |
合計利益 | 1 | 1 | 1 | 1 |
損失 | -5 | -30 | -180 | -1080 |
累積損失 | -5 | -35 | -215 | -1295 |
ハズレ率 | 29.6% | 8.8% | 2.6% | 0.8% |
アタリ率 | 70.4% | 91.2% | 97.4% | 99.2% |
4回目までの勝率は99.2%とかなり高いですね。
ブラックジャックで改変マーチン
ブラックジャックはディーラーと対戦するゲームです。ディーラーに勝利すれば倍の配当が頂けますのでマーチンゲールも適用できます。
ベットをした後に、ダブルやスプリットの判断をプレイヤーができるので、マーチンをどう取り組むかはプレイヤー次第ですね。
最初の勝負で1を賭けて負けたなら、次の勝負でマーチンの倍プッシュで2を賭けるのが一般的だと言えるでしょう。
ここで勝てば4のリターン。最初の勝負の負け1を加味すれば1の利益。いたって普通のマーチンが適用できます。
2賭けで負けたら4→8→16→32と倍プッシュを繰り返すのみです。
ドラゴンタイガーで改変マーチン
ドラゴンタイガーはバカラのジャンルに入ってる事が多いギャンブルです。
ドラゴンが勝つかタイガーが勝つかを予想するわけですが、バカラの様にカード配布が複雑ではありません。それぞれ1枚しかカードを配りませんから。
勝つ確率は47.08%で、勝った方に賭けていれば賭け金の倍を戻してくれますので、普通にマーチンゲール法を適用できます。(引き分け時は賭け金の1/2が戻されますので若干損に。)
1→2→4→8→16→32→64・・・と倍プッシュすればOKです。
フットボールスタジオで改変マーチン
フットボールスタジオはドラゴンタイガーとほぼ同じルールのギャンブルです。またまたライブカジノでディーラーが進行してくれます。
サッカーのホームかアウェイかどちらが大きな数字になるかを予想するゲーム。なので単純に1/2の確率で配当が等倍のギャンブルと考えてもよいです。(ホームとアウェイが引き分けの場合は賭け金の1/2が戻されます。引き分けの確率は約6%あるのでバカラの方が還元率は高めです。)
ということで、ホームかアウェイに賭ける形での標準的なマーチンゲール法が使えます。
つまり1→2→4→8→16→32→64・・・といった形で倍プッシュしていきます。
ライトニングダイスで改変マーチン
こちらもベラジョンカジノのライブカジノで提供されている独自のギャンブルです。
3つのサイコロの出目の合計値を予想するゲーム。
50%の勝率で2倍配当になるギャンブルで行うのがマーチンゲールですが、このギャンブルにはそのようなベットがありません。
このギャンブルで当たる確率を50%ぐらいに持っていくためには複数のベットが必要です。
そこで次のようなベットを行います。
[9][10][11][12]にチップ①をベット、合計チップ④です。
[9]や[12]は当たる確率は25/216で戻しは6倍
[10]や[11]は当たる確率は27/216で戻しは5倍
この4か所を同時にベットすることにより、48%の確率で当たるようになります。
そして[9]や[12]が出たらチップ②の利益、[10]や[11]が出たら①の利益となります。
賭け金に対して利益は低めであることも理解できるでしょう。
外れたらチップ④を失いますので、次の賭けでは5倍の賭けを行っていくようになります。表で表すと以下の通り。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
---|---|---|---|---|
ベット場所 | [9][10][11][12] | |||
[9] | 1 | 5 | 25 | 125 |
[10] | 1 | 5 | 25 | 125 |
[11] | 1 | 5 | 25 | 125 |
[12] | 1 | 5 | 25 | 125 |
合計 | 4 | 20 | 100 | 500 |
[9][12]アタリ利益 | 2 | 10 | 50 | 250 |
[10][11]アタリ利益 | 1 | 5 | 25 | 125 |
[9][12]アタリ合計損益 | 2 | 6 | 26 | 126 |
[10][11]アタリ合計損益 | 1 | 1 | 1 | 1 |
ハズレ損失 | -4 | -20 | -100 | -500 |
累積損失 | -4 | -24 | -124 | -624 |
ハズレ率 | 52% | 26.9% | 13.94% | 7.23% |
アタリ率 | 48% | 73.1% | 86.1% | 92.8% |
この表は何度も出て来てるので見方の説明は不要でしょうか。
どれだけ連敗しても1回の勝利([10][11]アタリ時)で負けを取り戻しチップ①の利益になるし、
1回の勝利([9][12]アタリ時)ではもっと利益がでます。
4回目までにアタリが出る確率は92.8%、4回目までのマーチンにトライするなら軍資金が624単位あれば可能です。
シックボーで改変マーチン
シックボ―は3個のサイコロの出目を予想するゲームですね。ベラジョンカジノではライブカジノにSuper SIC BOがあります。このゲームはオッズが良く、また賞金倍増の特別な仕掛けもあるので良いゲームです。
賭けるエリアが豊富にありますが、大小と偶数奇数は105/216の確率(48.61%)で出ます。そして配当は2倍なので、この大小と偶数奇数ベットにおいて普通にマーチンゲール法が使えます。
他のベッティングエリアとパターンはハウスアドバンテージが高くてプレイヤーに不利に設定されてるので、他のエリアでのマーチンゲールを使うのはちょっとリスキーだと思います。
やるならシングルベットですかね。当たる確率は42.12%とやや低いですが配当が1~3倍ですしジャンピングチャンスもあるエリアですので。
また、前章のライトニングダイスと同じ賭け方も可能です。
実はSuper SIC BOの方が配当が高い(9,10,11,12勝利時の戻しがすべて7倍)ので以下のように3倍プッシュでOKになります。しかも利益の出方が多めです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
---|---|---|---|---|
ベット場所 | [9][10][11][12] | |||
[9] | 1 | 3 | 9 | 27 |
[10] | 1 | 3 | 9 | 27 |
[11] | 1 | 3 | 9 | 27 |
[12] | 1 | 3 | 9 | 27 |
合計 | 4 | 12 | 36 | 108 |
利益 | 3 | 9 | 27 | 81 |
合計損益 | 3 | 5 | 11 | 29 |
ハズレ損失 | -4 | -12 | -36 | -108 |
累積損失 | -4 | -16 | -52 | -160 |
ハズレ率 | 52% | 26.9% | 13.94% | 7.23% |
アタリ率 | 48% | 73.1% | 86.1% | 92.8% |
シックボ―は賭けエリアがたくさんあるのでジャンピングチャンスにヒットする確率は低めです。
ベラジョンカジノでのマーチンまとめ
ということで最初に戻りますが、ベラジョンカジノではマーチンゲールは禁止されていません。
また色んなゲームで使えるマーチン風の戦略も紹介しました。
今回は基本的な賭け金の吊り上げ方での取り戻しを紹介したのみです。皆さんの資金に応じて何倍プッシュとか、賭けるエリアはアレンジできるようになっています。