ベラジョンカジノに昨年末に入荷した「Blackjack X Change」について解説・やり方を紹介します。またプレイする中から傾向や攻略を探っていきたいと思います。
ベラジョンカジノで遊べるようになって以来ずっとHOTなゲームにランクインされていて、人気なのがわかります。
Blackjack X Changeとは、スリンゴとの関係
ブラックジャックと名前がついていますがベラジョンカジノ中ではかなり特殊なルールを採用しています。
通常のブラックジャックのように21点を超えない数字で最も21に近い数字を出せばディーラーに勝利する、というルールは変わりません。
またBlackjack X Changeは「スリンゴ」のジャンルの中に入っているのですがスロット×ビンゴ形式のゲームではなくて、完全にカードゲームのブラックジャックです。
一部スリンゴに似ているとすればゲームの途中でお金を支払ったり、貰ったりしてカードチェンジが出来るという部分です。スリンゴはゲーム終了後に追加でもう1スピン購入などが出来ますが、このゲームは途中でお金を使えるようになっているのです。
Blackjack X Changeの画面説明とプレイ方法
ここではBlackjack X Changeの画面の見方や使いかたを紹介します。
どのようにゲームをプレイしていくか、その流れを画面を見ながら解説していきましょう。
Step1.ベット額(チップ)の選択
チップは$0.25~$1000まで選択できますが、1回の最大ベット額は$2500まで可能となっています。かなり大きな賭けができるのもこのゲームが人気な理由となっています。
Step2.チップの配置
画面中央の円の部分をクリック(タップ)してチップを配置します。
Step3.ディールボタン
画面中央に出てくる「ディールボタン」をクリックすればゲームが始まります。
やっぱり賭け金を変えたい、といった場合は、左ボタンで1個戻る、Xボタンで配置したチップをすべて戻すようになります。
Step4.カードが配布されます
一般的なブラックジャックのようにディーラーとプレイヤーに2枚ずつのカードが配られ、ディーラーの1枚目はアップカードとして表示されます。
Step5.選択肢が与えられる
プレイヤーにはいくつかの選択肢が与えられます。
- ヒット / スタンド
ヒットすればもう1枚のカードがプレイヤーに配布されます。スタンドは現在の点数を確定して勝負に出ます。 - スプリット
プレイヤーに与えられた2枚のカードのが同じ点数だった場合はハンドを2組に分けることができるやつですね - ダブル
賭け金を倍にしてカードを1枚引く処理です
通常のブラックジャックではこれらの選択肢から1つ選んでゲームを進行しますが、Blackjack X Changeでは「売却」や「購入」のボタンもあります。これは次の章で説明します。
Step6.勝負かバストか
プレイヤーの配布カードの点数の合計が21点を超えればバスト(負け)となりますが、そうでなければディーラーと勝負です。
このゲームではディーラーは17点以上は必ずスタンド、16点以下は必ずヒットというルールです。
ディーラーがバストすればプレイヤーの勝ちですが、17点~21点であれば勝負となります。
ディーラー、プレイヤー双方のハンドが公開され21点に近い方の勝利となります。
Blackjack X Changeのゲーム進行とカード交換
さて、このゲームの肝でもあるカードの交換(売買)について確認しましょう。
双方の2枚のカードが配られ、プレイヤーに与えられた選択肢の中に「売却」と「購入」、場合によっては「交換」というボタンが出ます。
これは売却/購入によってそのカードを他のカードと取り換えることが出来るカード交換です。
売却・・・ベラジョンカジノ側からお金をもらってカードを交換してあげる
交換・・・資金移動なくカードを交換できる
このような手続きになります。
自分の手の悪いカードは「購入」の申し出が表示され、良いカード(Aとか)は「売却」の申し出が表示される傾向があります。
つまり購入すれば悪いカードを捨てて、良いカードににチェンジできる可能性があることになり、売却すれば自分の良いカードを捨てて、悪いカードに代わってしまう可能性があるということです。
このようにしてトレードすることでブラックジャックという本来のゲームとは別の面白さがあると言えますね。
Blackjack X Changeで賞金を得るいくつかの方法
さて、ここで賞金を得る方法を整理しておきます。
・ブラックジャックの勝負でディーラーに勝つ
・カードトレード(売却)により現金を得る
この2つです。
配当表
いくらの配当があるかは以下のとおりです。
ブラックジャック勝利 3:2($1賭けてたら$1.5の利益)
引き分け プッシュ
カード売却 売却値段に準じる(最高トレード額は$10000まで)
Blackjack X Changeのベーシックストラテジー考察
このゲームの還元率は99.68%と非常に高く、プレイヤーに不利なゲームが多いなかでは勝利の可能性があり、かつ長く遊べるゲームといえるでしょう。
それは昔からブラックジャックを攻略し続けてきた人たちの戦略があるからともいえます。
ヒット or スタンドの基本戦略
Blackjack X Changeのヘルプを開くと、ベーシックストラテジーが表示されます。
これは私がカジノゲーム攻略ナビで紹介している一般的なブラックジャックの戦略とほぼ同じです。
ソフトハンドのダブルの戦略部分が異なるように見えますが、A+7(18)ではディーラーのアップカードが2~8まではスタンド寄りで、ディーラーが3~6の時はダブルでも良しとしています。
あとは基本的にはヒットで勝負に出ればよいと思います。
以上のことからブラックジャック本来のゲームでの基本戦略は踏襲していけばよいでしょう。
Blackjack X Changeのカード交換戦略
このブラックジャックをやるならカード交換をうまく使いこなさないと駄目そうです。
カード交換しないなら他のライブブラックジャックの方が面白いでしょうし。てことでカード交換の戦略を考えてみましょう。
悪い手を強い手に変えて勝つ戦略
例えばこんな状況です。
ディーラー[Q]
プレイヤー[2][Q]=12点
ディーラーのアップカードが10点というのは強い手と考えるのが一般的です。
自分の手は12点と低いので[2]の方は$0.11での購入オファー、[Q]の方は$0.04での購入オファーが出ています。
[2]は悪いカードなので購入してチェンジしました。
また[2]が出て点数は12点と変わらず。仕方がないのでもう1度購入。(この時点で-$0.22)
こんどは[5]を引きまして合わせて15点。
これもあまり強くない手です。[5]をチェンジすべくさらに$0.15支払います。(この時点で-0.37)
[A]を引きました。ブラックジャック完成。
この手は売却なんてせず勝負ですね。スタンドして勝利。$0.25をベットしていたので2.5倍の$0.625(繰り上げ$0.63)の戻しです。
ベット額$0.25とトレードで使った$0.37を差し引けば今回の利益は$0.01となりました。
※どこまで購入するか、というのは考え物です
例えば$1をベットして開始したゲームの中でトレードに$1も使ってしまったらその勝負で勝ったとしてもプラマイゼロですよね。
購入額はベット額未満まで、というのが基本的な考え方となります。
しかもカードトレードした後は「ダブル」や「スプリット」の操作はできません。
トレード後のバストにも注意を
トレードによってバストすることもあります。
例えば以下の図。2枚のカードから1枚をヒットした後の状況です。
現在19点ですが高めの売却のオファーが出ている[6]を売却してみます。
残念ながら[6]の代わりに来たのは[K]=10点でした。
これによって合計点数が23点となりバストしてしまいました。バストした時点でプレイヤーは負けなので気を付けなくてはいけません。
勝負に負けてもトレードで利益が出る
売却をすることで資金に現金が追加されていきます。
1ゲーム中に何度か売却するチャンスがあると思いますが、それによって即時利益になります。
カード交換の結果バストしてしまったり、ディーラーと勝負をして負けると最初にベットした金額は没収されてしまいますが、売却で得た現金は入る、ということも覚えておきましょう。
交換カードより点数が高く(低く)なる確率
カード交換(売却/購入)によって現在のカードの点数より高くなる、あるいは低くなる確率を表でまとめました。
10点のカードは[10][J][Q][K]と4種類あるので、全部で16枚あると考えます。
※青色は交換カードより高い数字が出る確率、ピンク色は交換カードより低い点数が出る確率です。
[A]のカードは1点あるいは11点と数えられる最も出てほしいカードなのでよいカードに分類しています。
せっかくなのでこの表を見ながら交換の判断に使ってもらえたら幸いです。
カード交換によりあと何点でバストするか
カード交換をすることによってバストする可能性もありますので、その確率も表にしてみました。
赤色のところがバストしてしまうカードとその確率です。
一番左の列が手持ちの点数、その右側にA~10点までありこれが次に引くカードの点数を表しています。
たとえば[6][7][6]と持っていて点数19点です。ここで[6]を売却してチェンジしようか、というとき。
残りのハンドは[7][6]の13点です。
ハンドの列を見て13点の行を右へ見ていくと[9][10]のいずれかが出たらバストになりますが、その確率は38%となります。確率的には低いので(38%は多いと考える人もいるでしょうけど)、売却益が高いので売ろうかな、という判断にもなるでしょう。
Blackjack X Changeのカードデッキの数
ベラジョンカジノで提供されるブラックジャックでは1デッキ(52枚)や8デッキ(52枚×8組=416枚)が使われることが多いのですが、このゲームではカードデッキという考え方が無い様子です。
どうやら無限にあるカードの中からディールに使われるカードが配布されています。
例えばこのように同じカードが場に出ることもありますし1度使われたカードが次に出てくることもある、ということも頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
◆先ほどの確率の計算は単純に[9]点のカードは4枚、[10]点のカードは16枚あることから(4+16)/52で計算して38%と出しています。
カード交換は慎重にやる
カード交換ですが、ライブゲームではないのでプレイヤーには時間が与えられています。
じっくり検討することができるので、焦ったり勢いてチェンジしてしまわないことがまず重要だろうと思います。
前章で記述した表を使って確率を見ながらカードチェンジの判断をじっくり検討してもよいと思いますね。
実録!売却に偏ってゲームを進行してみる
ということで購入によって手配の強化を目指すより、売却によって資金を増やしつつ(手札は悪くなる可能性が高い)というのをやってみようと思います。
ケース①
まだ私自身、このゲームの売却システムについて戦略を考えている最中なので、とりあえず「売却」が出たら、バストの確率が低ければ売却してみようと思いました。
ベット$1で開始。
ディーラー[8]
自分[K][J]=20点
売却($0.54)
↓
自分[3][J]=13点
売却により利益は出ましたが手札が悪くなってしまいました。ここは基本戦略に従ってヒット。
↓
自分[3][J][7]=20点
また自分の手がいい点数なので売却のほうが多めに出ています。[3]や[7]をチェンジしてしまうとバストする確率がありますが[J]のチェンジなら手札が[3][7]の10点になるのでバストはありえません。
[J]を売却($0.58)
↓
[3][5][7]=15点
かなり悪い手になってしまった上にすべて「購入」です。$0.63を支払って[5]をチェンジすれば[3][7]を手元にのこして69%の確率で15点よりイイ手になりますが、この場はスタンドです。
↓
勝利により$2を手に入れ、またトレードにより$1.12を獲得しました。
ケース②
ディーラー[9]
自分[8][2]=10点
10点というのは次にヒットしてもバストしないので売却のオファーが出てるんだと思います。
基本戦略に従えば賭け金を倍にするダブルで1枚引くのがセオリーですが、もし売却するならどうでしょう。
[8]を残して17点以上([9]以上が出る)になる確率は46%です。
[2]を残したらバストはしませんがイイ手になるのは[8]や[9]が出た時だけで次に持ち越しなので、こんなときは私なら[8]を残すために[2]を売却したいですね。
↓
思惑通りいいカード[K]が来て18点になりました。
ケース③
かなり売却に力を入れてみました。
ディーラー[2]
自分[10][K]=20点
ディーラーのアップカードが[2]というのは点数が低くなる可能性が高いと思います。
対して自分の点数は20点なので攻めてみましょう。[10]を$0.40で売却
↓
[K]が来てやはり合計20点に。また[K]を$0.40で売却
↓
[Q]が来てまた合計20点に、さらに[Q]を$0.40で売却。
↓
[8]が来たので合計18点です。これもまぁいい手ですね。こんどは[K]を$0.14で売却
↓
[2]が来たので合計10点です。[2]を$0.20で売却
↓
[J]が来たので合計18点です。[J]を$0.14で売却
↓
[2]がきて合計10点。[2]を$0.20で売却
↓
[4]が来ちゃいました。合計12点という悪い点数に。ヒットして
↓
[A]がきたので合計は13点で、スタンド。
↓
ディーラーはバストしたので勝利です。
ベット額の$1から$3.48ゲット(利益$2.48)となりました。
うまくいけばブラックジャックなのにベット額の数倍の利益をだすこともできるようですね。
ということで、今日はこれぐらいにしておきます。
何度も何度も実践と経験をつんで上手に売却益を出せるようにしていこうと思います。皆さんも一緒に攻略を頑張っていきましょう。