ベラジョンカジノのテーブルゲームにはCasino Hold’emというポーカーゲームの一種が用意されています。
テキサスホールデムに似ているルールですが、プレイヤーは自分1人ですしディーラーと対決する特殊なルールです。
元々テキサスホールデムポーカーを練習するためのゲームとして考案されたと言われています。
改めてここでゲームの遊び方やルール、攻略のヒントをお伝えしたいと思います。
ベラジョンカジノには2種類のCasino Hold’emがある
Casino Hold’emはPlay’n GO社が提供
Casino Hold’em ProはNet Entertainment社が提供しています
この両方の違いは配当に違いがあります。
Proよりも無印のほうが若干配当が良いように設定されていますね。(ほんのちょっとですが)
ベラジョンカジノでよくあるのはProの方が賭け金が大きかったりするのですが、Casino Hold’emに関しては無印版でもPro版でも賭け金の下限も上限も同じです。
以下、標準的なカジノホールデムのCasino Hold’em Proの画面を用いて説明していきます。
ゲームが開始しないなら
パソコンのブラウザでプレイしていると、Flashのバージョンや設定によりゲームが始まらない場合があります。
まずブラウザはChromeが推奨されます。
そしてブラウザの左上のURLのところに鍵マークがありますので、そこをクリックしてFlashを許可にして再度読み込みをしてみましょう。これでゲームが始まる場合があります。
Casino Hold’em(Pro)の基本的なルール
カジノホールデムで使われるカードは1組52枚のカードでジョーカーは含まれていません。
配られるカードはプレイヤーに2枚とディーラーに2枚、そして場に5枚のカード(コミュニティカードと呼ぶ)が配布されます。
自分に配られた2枚のカード+場に出た5枚の合計7枚から5枚を選んで最上の役を作ってディーラーと勝負するゲームです。
Casino Hold’em Proの遊び方と画面の使い方
カジノホールデムはテキサスホールデムと似ていますが、テーブルのレイアウトから若干異なっていますね。まず画面についてみていきましょう。
このゲームは手(ハンド)は1つです。プレイヤー1人に対して1ハンドで行います。
画面右下にチップが見えますので、ここで選択します。
ベラジョンカジノのCasino Hold’emではベット額は最低$1~最大$100まで賭けができます。
画面中央のプレイヤー側には「ANTE」「CALL」と表示された円が見え、そのうえに「AA-BONUS」という円が見えるでしょう。ここがベッティングエリアとなります。
1.ANTEにチップを配置する
プレイヤーはまずANTEの円をクリックしてチップを配置します。これがベット金額となります。
2.サイドベットのAA BONUSにチップを配置する
サイドベットなのでここにベットしてもいいし、しなくても構いません
3.画面下部の「DEAL」ボタン
このボタンを押せばゲーム開始となります
4.カードが配られる
プレイヤーに表向きで2枚、ディーラーには裏向きで2枚のカードが配られます。
次に場に3枚のカードが表むきで配られます。・・・第1ラウンド(フロップ)
5.コールかフォールドを選択
勝負(コール)するなら「Call」ボタンを、オリるなら「Fold」ボタンを押しましょう
勝負(コール)した場合
コールするとANTEの2倍のチップをCallの円に置き、勝負に出ることになります。
もしANTEに$3をベットしていたなら、CALLには$6が置かれますので、全体で$9をベットしたことになるわけですね。
ディーラーは続けて場に2枚のカードを表むきで配布し、コミュニティカードは全部で5枚になります。・・・第2ラウンド(ターン リバー)
この時点で自分の2枚+コミュニティカードの5枚をあわせて7枚のカードが使えることになります。この7枚から最上の役ができる組み合わせが自動的に選択されます。これが自分の手配です!
同様にディーラーの裏向きの2枚のカードが公開され、ディーラーに対しても最上の役が決定されます。
プレイヤーとディーラー双方がカードを公開したことにより勝負が行われ、役が高い方が勝利となります。
この場合、プレイヤーはKのハイカード(役無し)でディーラーはストレート完成なので、ディーラー勝利ですね。
オリ(フォールド)した場合
ANTEとAA BONUSに配置したチップが没収され、勝負は行われません。
サイドベットのAA Bonusについて
AA BONUSの円にチップを配置した場合はサイドベットに賭けたことになります。
これは第1ラウンドで自分の手配にAのワンペア以上の役が出来るかどうかで決まります。
AA-BONUSベットはディーラーとの勝負とは独立した賭けとなっていて、第1ラウンドつまり最初の5枚のカード(自分の2枚+場の3枚)の時点でエースのワンペア以上の役が出来ていれば、それだけで勝利配当金が得られるとういものです。
AA BONUSの配当倍率
フラッシュ以上 | 25 to 1 |
---|---|
Aペア~ストレート | 7 to 1 |
事例ですがAA BONUSに$1をベットしました。
以下のような第1ラウンド(最初の5枚)で、♣Aと♦7のツーペアが出ています。
配当は7 to 1ということで、$7の利益ですね。(賭けた$1も戻ってくる)
AA BONUSへのベット額は$1~$50までとなっています。
Casino Hold’em Proの配当金の頂き方
ディーラーとの勝負でどのように配当金がいただけるかを示します。
配当金と事例
ベラジョンカジノのCasino Hold’em Proでは以下のような配当倍率で支払われます。
ロイヤルフラッシュ | 100 to 1 |
---|---|
ストレートフラッシュ | 20 to 1 |
フォーカード | 10 to 1 |
フルハウス | 3 to 1 |
フラッシュ | 2 to 1 |
ストレート | 1 to 1 |
スリーカード | 1 to 1 |
ツーペア | 1 to 1 |
ワンペア | 1 to 1 |
事例1)
例えばANTEに$5をベットし、コールして$10を追加(合計ベット$15)のケース。
ツーペア(配当1 to 1)で勝利した場合はANTEの$5に対して$5、CALLの$10に対して$10が払われますので、利益$15となります。
事例2)
こちらもANTEに$5をベット、コールに$10を追加して、フラッシュで勝利しました。
ANTEの支払表によればフラッシュは2 to 1なので、$5の2倍の$10が賞金となります。
またCALLに置かれた$10に対しては1 to 1なので、$10が賞金となります。
この勝負で得られた賞金は$20の利益、というわけです。もちろん賭けた$5と$10も戻されます。
ディーラークオリファイの条件
ディーラーは4のワンペア以上で勝負になります。
ディーラーの手がブタ(役無し)だったり、3のワンペアまでだとノットクオリファイと言って勝負になりません。いわゆるディーラーにもオリが存在するイメージです。
例えディーラーが2や3のワンペアでもノットクオリファイとなりますので、プレイヤーがブタ(役無し)だったとしても、プレイヤーの勝利となります。
ディーラーノットクオリファイの場合はANTEにのみ配当があります。
事例3)
こちらはANTEに$5、CALLして$10をベットした状態で、プレイヤーの役が[7][8][9][10][J]のストレートが完成しています。
それに対してディーラーは[2]のワンペアしかできておらず、これは4のワンペア未満なので「Dealer did not qualify!」となっていることがわかります。
ANTEに賭けた$5に対してANTEの払戻表に従って1 to 1の$5が賞金となり、残念ながらCALLに対しては賞金が得られず戻されます。
今回の利益は$5でした。
以上のような仕組みで勝利判断がなされ賞金が計算されます。
Casino Hold’emとProの役の序列について
一般的なポーカーの役と同じで、強い順に示すと以下のようになります。
ロイヤルフラッシュ
ストレートフラッシュ
フォーカード
フルハウス
フラッシュ
ストレート
スリーカード
ツーペア
ワンペア
役の強い方が勿論勝利します。
同じ手役だった場合は点数の高い方の勝利です。
点数まで同じだった場合はプッシュといって引き分けになり、賭けたANTEとCALLのチップは戻ってきますので安心してください。
Casino Hold’em Proは稼げるのか?
ベラジョンカジノの公式ヘルプによると基本ゲームのCasino Hold’em Proの還元率は98.75%で、Casino Hold’emの還元率は97.84%となっています。
ルールも配当も同じなのに会社によって還元率が違うのは謎ですが。
とはいえどちらのゲームも還元率が高いと思います。ヨーロピアンルーレットより高く、ビデオポーカーよりは低めの還元率ですね。
ベラジョンカジノにあるポーカーゲームの中では長く遊べるゲームだと思います。
またAA BONUSに関する還元率はおよそ93%です。あまり賭けない方が賢明なサイドベットかと思います。
仮に100回プレイしたとすると最初の5枚で役がでる回数は以下のように想定できます。
スリーカード2回
ツーペア5回
Aのワンペア3回
合計10回
なので10回に1回はAA BONUSが出る確率なので、例えば10連続でAA BONUSが出なければ次のラウンドでAA BONUSに賭けるみたいな、戦略は私は好みます。
Casino Hold’emを100回プレイしてみた
100回プレイしてその結果と統計を見てみました。
また10回連続でAペア以上が出なければAA BONUSのチャンスと想定してAA BONUSに$1ベットするという戦略です。
結果はとても興味深いものとなりました。
100試合の結果を以下に示します。
表の見方ですが、一番左が回数で、次の列がディーラーのハンド、プレイヤーのハンドです。
その次が結果の列で、ディーラーノットクオリファイはNQと表記、プレイヤー勝利はo、負けはxとしました。引き分けはPUSHと表記。
さらにANTEの列はANTEに対する損益を示し、AA BONUS列は同様に損益をしめしています。
AA BONUSにベットして外れた場合は-1ですが、当たった場合は配当倍率にしたがって利益を表示しています。(何も表示がないのはAA BONUSにベットしていません)
No | ディーラー | プレイヤー | 勝敗 | ANTE | AA |
---|---|---|---|---|---|
1 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
2 | ワンペア | ワンペア | NQ | 1 | |
3 | フラッシュ | ノーハンド | x | -3 | |
4 | ストレート | ストレート | PUSH | 0 | |
5 | フラッシュ | フラッシュ | x | -3 | |
6 | ワンペア | ノーハンド | NQ | 1 | |
7 | 3カード | ワンペア | x | -3 | |
8 | ツーペア | ツーペア | x | -3 | |
9 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
10 | ワンペア | ワンペア | o | 3 | -1 |
11 | ツーペア | ノーハンド | x | -3 | -1 |
12 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | -1 |
13 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | -1 |
14 | フラッシュ | フルハウス | o | 5 | |
15 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
16 | ツーペア | フォーカード | o | 12 | |
17 | フラッシュ | フラッシュ | x | -3 | |
18 | ストレート | フラッシュ | o | 4 | |
19 | ツーペア | ツーペア | x | -3 | |
20 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
21 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | -1 |
22 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | |
23 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
24 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
25 | フラッシュ | フラッシュ | o | 4 | |
26 | 3カード | ツーペア | x | -3 | |
27 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
28 | ワンペア | ワンペア | PUSH | ||
29 | ツーペア | ツーペア | o | 3 | |
30 | ワンペア | ノーハンド | x | -3 | -1 |
31 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | -1 |
32 | ノーハンド | ツーペア | NQ | 1 | -1 |
33 | ワンペア | ワンペア | o | 3 | -1 |
34 | ワンペア | ノーハンド | x | -3 | -1 |
35 | ストレート | ワンペア | x | -3 | -1 |
36 | ツーペア | ツーペア | x | -3 | -1 |
37 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | -1 |
38 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | -1 |
39 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | -1 |
40 | ツーペア | ツーペア | o | 3 | 7 |
41 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
42 | ストレート | ワンペア | x | -3 | |
43 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
44 | ワンペア | ワンペア | o | 3 | |
45 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
46 | ワンペア | ノーハンド | NQ | 1 | |
47 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
48 | ツーペア | 3カード | o | 3 | |
49 | ノーハンド | フラッシュ | NQ | 2 | 20 |
50 | ツーペア | ツーペア | o | 3 | |
51 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | |
52 | ワンペア | ノーハンド | x | -3 | |
53 | フラッシュ | フラッシュ | o | 4 | |
54 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
55 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
56 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
57 | ワンペア | ノーハンド | x | -3 | |
58 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
59 | ツーペア | ツーペア | PUSH | ||
60 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | -1 |
61 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | -1 |
62 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | -1 |
63 | ツーペア | ツーペア | x | -3 | 7 |
64 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
65 | ノーハンド | ツーペア | NQ | 1 | |
66 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
67 | フルハウス | 3カード | x | -3 | |
68 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
69 | ツーペア | ノーハンド | x | -3 | |
70 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
71 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | |
72 | ツーペア | ストレート | o | 3 | |
73 | ワンペア | ワンペア | PUSH | 0 | |
74 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | -1 |
75 | ワンペア | ワンペア | o | 3 | -1 |
76 | ワンペア | フラッシュ | NQ | 2 | 20 |
77 | ワンペア | ノーハンド | x | -3 | |
78 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
79 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
80 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | |
81 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
82 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
83 | ワンペア | ワンペア | o | 3 | |
84 | ワンペア | ワンペア | x | -3 | |
85 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
86 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
87 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
88 | ノーハンド | ストレート | NQ | 1 | -1 |
89 | ワンペア | ストレート | o | 3 | -1 |
90 | ツーペア | ツーペア | o | 3 | -1 |
91 | ワンペア | ツーペア | o | 3 | -1 |
92 | ワンペア | ワンペア | NQ | 1 | -1 |
93 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | 7 |
94 | ツーペア | ツーペア | PUSH | 0 | |
95 | ノーハンド | フラッシュ | NQ | 2 | |
96 | ツーペア | ワンペア | x | -3 | |
97 | ワンペア | ワンペア | o | 3 | |
98 | ノーハンド | ノーハンド | NQ | 1 | |
99 | ノーハンド | ワンペア | NQ | 1 | |
100 | ワンペア | ツーペア | o | 3 |
さて、結果の内訳だけをリストにします。
NQ:27回
PUSH:5回
勝利:27回
負け:41回
このようになりました。
トータルでの損益ですが+$38で終えることが出来ました。
利益の内訳ですがANTEは+2ですが、AA BONUSで+36となりました。
今回これだけの利益が出たポイントはAA BONUSにあると思います。10回連続でAペア以上がでなかったらAA BONUSにベットしていますが、それがうまくハマって当たりがでて高配当をゲットした結果です。
またプレイヤーとディーラーの役は以下のような内訳となりました。
ディーラー | プレイヤー | |
---|---|---|
ノーハンド | 22 | 17 |
ワンペア | 39 | 45 |
ツーペア | 26 | 22 |
3カード | 2 | 2 |
ストレート | 4 | 4 |
フラッシュ | 6 | 8 |
フルハウス | 1 | 1 |
フォーカード | 0 | 1 |
今回自分はフォールドを1度もしていないので全ツッパで1試合に$3をベットしています。
オリをしないので負けるときは-$3ですが、勝利時は+$3あるいはディーラーNQの+1ですから、全ツッパ戦略でもANTEのトータルが+2になったのは面白いところですね。
オリるという戦術はどう考えるか
全ツッパではなくよく自分と相手のハンドを見てオリるのを選択肢に入れればもっと利益は出せた可能性はあります。
例えば自分の手がノーハンドで負けた試合は8/100回ありました。-3×8=-24の損失。
この8回は大切にオリという選択をしておけば損失は少なくすることが出来たと思いますが、
一方でノーハンドなのにディーラーノットクオリファイのおかげでANTE勝利できたのは8回でした。+8。
ということはノーハンドになりそうなら、オリという保守的な選択をしたほうがまだ資金を大切にできる、という見方もあるかもしれないですね。
ということで今日は以上です!
Casino Hold’em Proは全ツッパでも大きな負けにはなりにくいので、初心者にもおすすめしておきます。