ベラジョンカジノにOneTouch社というゲーミングサプライヤーが新しく参画したようです。
急に遊べるゲームが増えていたので調べたらOneTouchからスロットとテーブルゲームあわせて20個以上入荷していました。
さて、今日は自分自身も初めてプレイした「In Between Poker」について遊び方を解説しつつ、プレイしてみたいと思います。
OneTouchのIn Between Pokerとは
まず読み方ですがそのまま「イン ビトウィーン ポーカー」になります。
ポーカーと名前が着いていますがポーカー的なのはサイドベットだけで、インビトウィーンの部分がメインベットにあたるという。最初遊んだときはルールを把握するまで若干の混乱があったけど覚えてしまえばなんてことはありません。
1組52枚のトランプのカードを使い、毎回シャッフルされて配られます。
2つのベットから遊べる
このゲームはメインベットとサイドベットの2つの賭けができます。
①メインベット→上に配られる3枚と左に配られる2枚の特定のパターンを予想する
②サイドベット→合計5枚でポーカーの役を作る
画面を見ていただくとわかりますがこのゲームは5枚のカードが配布されます。上に3枚と左下に2枚が配られます。
その出方において配当が得られるような仕組みです。
In Between Pokerの勝負の流れ
メインベットとサイドベットについてみていきます。
メインベット
Step1.
賭けを始めると上段の左と右にアップカード(表むき)でカードが配られます。また下段にも1枚が表向きで配られます。
Step2.
上段真ん中にダウンカード(裏向き)でカードが配られ、カードをめくる操作が促されます。めくったカードが左右のカードの数字の間に入れば勝利となります
Step3.
5枚目のカードが裏向きで左下に配られ、同じようにカードをめくります。ここはポケットペアと呼ばれるエリアですが、2枚のカードが同じ数字(ペア)になれば勝利となります。
ここまでがメインベットの勝負です。
メインベットの配当
メインベットでいくら貰えるかですが、Step2の勝利(インビトウィーン状態)であれば2:1です。つまり$1を賭けてたら$3の戻し。(利益は$2)
またStep3のポケットペアでペアが完成した場合は1:1の配当、つまり$1を賭けたら$2の戻し(利益は$1)となるわけです。
そしてインビトウィーンとポケットペアを同時に成立させた場合は4:1の配当、つまり$1を賭けてたら$5の戻し(利益は$4)になります。
同時成立はなかなか難しいですよ。
サイドベット
サイドベットにもチップを賭けていた場合は配られた5枚のカードでポーカーの役が出来たかどうかで決まります。ここがつまりポーカーなんですね。
配当表は以下のとおり。
ハンド | 支払 |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 1000 : 1 |
ストレートフラッシュ | 700 : 1 |
フォーカード | 400 : 1 |
フルハウス | 100 : 1 |
フラッシュ | 705 : 1 |
ストレート | 50 : 1 |
スリーカード | 5 : 1 |
ツーペア | 2 : 1 |
この配当倍率をどう評価するかですがベラジョンカジノには他にもポーカーゲームがありますけど、他のポーカーよりは良いオッズを採用してるように見えます。
ただツーペアからしか勝利にならないのは残念。ツーペアでも約21回に1回出るぐらいの確率ですからサイドベットで稼ぎを狙うのは分が悪いと言えるでしょう。
In Between Pokerの遊び方、操作方法
さて、ここでゲームの遊び方、操作方法に触れていきます。
Step1.
まずはテーブルに何もない状態なので、画面下部に見えるチップを選択して、「メインベット」を押してチップを配置します。もしポーカーサイドベットにも賭ける場合はその下のサークルを押してチップを配置すればOKです。
チップを配置したら「ディール」ボタンを押しましょう。この図はメインベットに$5を、サイドベットに$1をベットした状態です。
Step2.
ゲームが始まれば自動的にカードが配られていきます。インビトウィーンに配られた2枚は表向きで表示され、数字が少ない方が左側へ、大きい方が右側へ自動的に移動されます。
Step3.
インビトウィーンの3枚目の裏向きカードをめくるように指示されますので、押すかグイッと動かす操作をしてください。同様にポケットペアの2枚目もめくります。
めくる操作は「スクイーズ」と呼ばれます。この設定は変更してOFFにすることもできます。サクサクプレイしたい方はスクイーズOFFにした方が進行が早いです。スクイーズONにしておくとちょっとしたハラハラ感が味わえる感じ。(バカラみたいなものですね。)
Step4.
勝負が開示されて勝利に該当すれば、配当が頂けます。そして次の勝負へGOですね。
特に難しい操作や判断が必要になる部分はないため、いたってシンプルなゲームであることも理解できたでしょう。
インビトウィーンの勝利条件と強制負けのルール
上段3枚のインビトウィーン部分の勝利条件ですが、1枚目と2枚目のカードナンバーの間に3枚目が入ればOKという条件でしたね。
トランプのカードの順列は「2」が一番低くて、3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, J, Q, K, Aの順番になり、「エース」が最も高位のカードです。
例えば1,2枚目のカードが[2][A]という状況であれば、3枚目は[3]~[K]のどれかの数字であれば勝利になるのがわかるでしょう。
また1,2枚目のカードが[5][7]という状況であれば、3枚目[6]のカードしかありえなく、かなり確率が低いのも理解できますね。
強制負けのルール
インビトウィーン部分についてですが、次の条件になると強制的に負けが確定してしまいます。
①1枚目と2枚目のカードが同じだった場合
②1枚目と2枚目のカードの間に数字が無い場合
①は例えば1,2枚目のカードが[7][7]や[Q][Q]のような場合です。間に入る数字がなく強制的に負けです。(引き分けじゃないのがこのゲームの痛いところ!)
②も1,2枚目のカードが[9][10]や[Q][K]のような場合。これも間に入る数字が無いので負けが確定します。
こうなると残るはポケットペアが出てくれることに期待しましょう。
In Between Pokerの確率と攻略法
ちょっとだけ確率を計算してみました。インビトウィーンとポケットペアが出る確率。両方が同時に出る確率はちょっと計算が難しくできず。
インビトウィーンが出る確率
これは52枚のカードから2枚を引いて、それが[2][4]とか[Q][A]とかになってる状態から、3枚目が間に入る状況ですね。
「最初の2枚で間が●枚になるケース」というのを考えていきます。
まず52枚から2枚取るのは52C2=1326通り。
(例1)最初の2枚で間1枚になるケース
インビトウィーン最初の2枚で間が1枚になるケースは、[2][4]、[3][5]、[4][6]、[5][7]、[6][8]、[7][9]、[8][10]、[9][J]、[10][Q]、[J][K]、[Q][A]の11通り。2枚のカードは4種類の絵柄があるので4*4*11=176通り。
この間1枚になる確率は176/1326と計算できます。
さらにそこから、残50枚から間に入れる4枚を引く確率なので、4/50。
この2つを掛け算。176/1326*4/50=0.0106184
(例2)最初の2枚で間11枚になるケース
インビトウィーン最初の2枚で間11枚になるケースは1つしかない。すなわち[2][A]が出た時だけ。この2枚も絵柄が4パターンあるので、4*4=16通り。
最初の2枚で間11枚になる確率は16/1326と計算。
このときインビトウィーン3枚目は3~Kまでの11枚がOKになりますね。残50枚から11*4=44枚のどれを引いてもOKな確率なので44/50。
この2つを掛け算。16/1326*44/50=0.0106184
こんな感じで間1枚~間11枚になるケースについて確率を計算した表が以下のようになりました。
2枚のケース | 事例 | 総数 | 確率 | 間に入る枚数 | 3枚目で間に入る確率 | 初期状態からの確率 |
---|---|---|---|---|---|---|
間1 | [2][4] [Q][A] | 176 | 0.132730015 | 4 | 0.08 | 0.010618401 |
間2 | [2][5] [J][A] | 160 | 0.12066365 | 8 | 0.16 | 0.019306184 |
間3 | [2][6] [10][A] | 144 | 0.108597285 | 12 | 0.24 | 0.026063348 |
間4 | [2][7] [9][A] | 128 | 0.09653092 | 16 | 0.32 | 0.030889894 |
間5 | [2][8] [8][A] | 112 | 0.084464555 | 20 | 0.4 | 0.033785822 |
間6 | [2][9] [7][A] | 96 | 0.07239819 | 24 | 0.48 | 0.034751131 |
間7 | [2][10] [6][A] | 80 | 0.060331825 | 28 | 0.56 | 0.033785822 |
間8 | [2][J] [5][A] | 64 | 0.04826546 | 32 | 0.64 | 0.030889894 |
間9 | [2][Q] [4][A] | 48 | 0.036199095 | 36 | 0.72 | 0.026063348 |
間10 | [2][K] [3][A] | 32 | 0.02413273 | 40 | 0.8 | 0.019306184 |
間11 | [2][A] | 16 | 0.012066365 | 44 | 0.88 | 0.010618401 |
合計 | 0.276078431 |
ということで
インビトウィーンが当たる確率は・・・合計0.276078431になりました。
これはおよそ3.6回に1回はインビトウィーンが当たるということですね。
ポケットペアの確率
ポケットペアは52枚のカードから2枚引いてそれがペアになってる確率と同じと考えられます。
ペアは[2][2]~[A][A]の13パターンですね。4種の絵柄から2枚引くので4C2、それがA~Kまで13種あるので4C2*13=78通り。
52枚から2枚引く総数は52C2=1326。
ポケットペアが当たる確率は78/1326=0.058823529です。
これは17回に1回しか当たらない確率ですね。
インビトウィーンとポケットペアまとめ
インビトウィーンとポケットペアが同時に成立する確率は複雑で計算できず。
さて、インビトウィーンかポケットペアが当たれば配当なのですが、インビトウィーンは3.6回に1回出る、ポケットペアは17回に1回出る確率です。
残念ながらインビトウィーンの配当は2:1でポケットペアは1:1なのでちょっと部が悪い勝負のように見えますね。
ポーカーサイドベットの確率
1デック52枚のカードから5枚を使うポーカーの確率は既に古来より計算されています。
プレイヤーとベラジョンカジノが平等になるオッズと、今回のサイドベットの配当を並べてみました。
1組52枚 | 出る確率 | 出る確率 | 平等なオッズ | 配当 |
---|---|---|---|---|
ロイヤルフラッシュ | 0.000154% | 649740回に1回 | 649739:1 | 1000 : 1 |
ストレートフラッシュ | 0.001385% | 72193回に1回 | 72192:1 | 700 : 1 |
フォーカード | 0.024010% | 4165回に1回 | 4164:1 | 400 : 1 |
フルハウス | 0.144058% | 694回に1回 | 693:1 | 100 : 1 |
フラッシュ | 0.196540% | 508.8回に1回 | 507:1 | 70 : 1 |
ストレート | 0.392465% | 254.8回に1回 | 253:1 | 50 : 1 |
スリーカード | 2.112845% | 47.3回に1回 | 46:1 | 5 : 1 |
ツーペア | 4.753902% | 21回に1回 | 20:1 | 2 : 1 |
これを見ると明らかにサイドベットには賭けない方がよい事がわかりますね。
例えばスリーカードは47回に1回しか出ません。これは46倍の配当が貰えて平等。それが5倍の配当ですから還元率悪すぎます。
これを見て何故サイドベットがあるのかと疑問に思ってしまう人もいると思いますが、やはり一見さんプレイヤーはいますしロイヤルフラッシュは出ないまでもフルハウスの100倍配当に魅力を感じてベットしてしまう人もいます。
そういった人たちの心理をついてサイドベットが用意されており、カジノ側の固い利益になってることは言うまでもありません。
In Between Pokerの攻略法は?
以上のことからするとこのゲームの攻略法は難しいの一言につきます。(サイドベットは賭けないのは鉄則として)
私だったら3連敗したら賭け金を倍にするマーチンゲール法を適用していくベット額コントロール法で立ち向かうかなと思います。
ポーカーと名がついていますが途中で「降りる」「フォールド」の機能もないですね。不利だと思ったら止めるような判断もできないので、そもそもこのゲームはやる必要がありません(爆
ベラジョンファンの私が言うのもなんですが、他のゲームに挑戦してみましょう!(笑)
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