今日はベラジョンカジノにTom Horn Gamingという新しいゲーミングサプライヤーが登場してたのでチェックしてみました。

今年に入ってから新規サプライヤーが続々参画していてチェックするのが大変ですが皆さんに少しでも楽しいゲームを紹介できればと思いっています。

さて、今日紹介するのは「Spin Ball」というビデオスロット風のギャンブル。これ見た目で既にどんなゲームなのかわかっちゃいますね。(若い人にはわからないか)

昔(というか今も?)ゲームセンターやボーリング場に置いてあった「ピンボール」という台の機械。これをビデオゲームにしてスロットの要素と組み合わせて出来たのが今回の「Spin Ball」と言えます。

ゲーセンにあったピンボールとは

そもそもピンボールがわからない方も多いと思いますのでちょっと説明を。

ピンボールは当ブログ管理人が中高生のころはまだゲームセンターに置いてあることも多かったのですが、こちらの画像のような遊戯機械ですね。


画像引用:Stéfan Le Dû – CC 表示-継承 2.5, リンクによる

台の盤面プレイフィールドは傾斜があって奥が高く手前が低く、中を転がるボールが自動的に手前に落ちてくるような形になっています。

コインを入れてスタートすれば台の右下にピンポン玉より少し小さいボールがセットされます。プランジャーというバネを手前に引いて離すとその勢いでボールが上に発射されていきます。(パチンコのようにボールは何個も発射できない)

発射されたボールはプレイフィールド上にある、さまざまな障害物や壁にぶつかったりはじかれながら、ターゲットに当たったりトンネルをくぐったりすれば得点を獲得して落ちてきます。

最下段には穴が開いていてそこにボールが落ちれば1ゲーム終了となります。

そして最下段の穴付近にはフリッパーと呼ばれる魚のヒレみたいなのが両側についています。

画像引用:ElHeineken CC 表示 3.0, リンクによる

ボールが穴に落ちないようにフリッパーを動かして落ちてきたボールをはじいて盤の上へ戻したりするテクニックもあります。左右のフリッパーにはそれを動かすため台の外側にボタンが付いていてボタンをパチパチ押すことでフリッパーを上下に動かすことができます。

あとはフリッパーを上げっぱなしにしてボールを角で保持したり、自分のタイミングと角度でボールを上にはじいたりできます。これでいかにボールが穴に落ちないように維持しつつ、得点を稼ぐかを競うゲームでした。

1ゲームプレイするのに100円で遊べたんですよね。最近はピンボールを生産するメーカーも撤退したりしてほとんど見かけなくなってしまいました。メンテナンスも大変そうですし場所も取るし、そもそもゲーセン自体が衰退してますからね。

最も最近のピンボールは色んなイラストが描かれたバックグラスや、様々な仕掛けが豊富でレトロ感のあるピンボールでも工夫が凝らされファンも多いと聞きます。私も当時はあまりプレイできなかったピンボール、今になって遊んでみたいと思うようになりました。

さて、今回ベラジョンカジノに登場したSpin Ballですが、このピンボールをギャンブル寄りにしたゲームと考えればOKだと思います。

Spinballの遊び方を解説

こちらがSpinballの画面です。縦長ですしボールの動きが早いのでPCなら全画面表示にしてみましょう。スマホだと縦持ちでそのまま遊べます。

Spinballの画面説明(ピンボールになぞらえて)

まずは画面説明。一般的なピンボールで使われているパーツと共通する部分を注釈しました。

・プレイフィールド
このゲームで使われる盤面のことですね。

・スコアボード
ここにゲームで稼いだ賞金が表示されます。ピンボールだとバックボックスと呼ぶようです。

・プランジャー
画面右下にボールが発射される部分があります。ピンボールだと自分でバネを引っ張って離してボールを押し出すのですが、Spinballはビデオゲームなのでボタンを押すだけでOKです。

・穴(ホール)
画面最下段が穴になっていて、ここにボールが落ちるとゲーム終了です。よく見るとわかりますが中央の通り道をとおって穴に落ちる場合もあれば、左右の通り道(レーンと呼ぶ)を通って、穴に落ちるケースもあります。

・左右のフリッパー
これがヒレみたいな動きをするフリッパーと呼ばれる装置です。可動範囲は狭くどれだけ頑張って上下に上げ下げしてもボールが落ちていく穴をふさぐことは出来ません。

ピンボールではプレイヤーが自分のタイミングと強さでフリッパーを操作することができるのですが、このSpinballというゲームではその操作ができません。

残念ながらプレイヤー側にスキルが求められるゲームではなくてフリッパーの動きは完全自動なのです。

・スリングショット
左右フリッパーの斜め上にある装置です。ここにボールが当たると結構な強さではじかれます。

Spinball独自の画面説明と得点

こちらは得点やフリースピンに関する説明です。

まず得点ターゲット(=Spinballではバウンサーと呼んでる)の場所を確認しておきましょう。

マニュアルに書かれている点数が実際と違ったので、私が確認した得点を右側に追加しました。

・6つのバウンサー
プレイフィールド上には全部で6か所の、ボールが当たると得点になるバウンサーが用意されています。

一番上から、

ボールが発射されてだいたい最初に触れる部分。最上段の||の間に当たることが必要です。||の上部分だと得点にならなかった。ここに当たるとベット額の0.1を獲得。

次に落ちてきて上部にある3つの赤いターゲット。ここに当たるとベット額の0.2倍を獲得。赤にあたると跳ね返ってここで何回も当たることがある。

そして左上のターゲット。ここは0.2倍。

そして下段左右にあるスリングショット。ここは0.1倍です。

左側のスリングショットのさらに斜め左上にあるターゲット。ここは0.3倍ですね。

・フリースピンパス
フリースピンパスはフィールドの右上に1・2・3・4・5と表示されたレーンがあります。ここをボールが通過するとランダムで1~5回のフリーゲームが付与されます。ここに入って欲しいですね!フリースピン中のフリースピン追加はなさそうです。

あとマニュアルによると次の2つのフィーチャーがあるようなのですが、これらがプレイ中は確認できませんでした。何のことを言ってるんだろう。

・レフトランプブースター
左のランプブースター。これはたぶん左側にある《《《《《という矢印のことを言ってるんだと思います。その先に3つのバウンサーがあってこれが×0.3倍なのですが、ここに当たると跳ね返ってくるので説明にあるような大金を稼ぐトリガーにはなりません。

もしかしたらこの3つのバウンサーの間に運よく入ればもの凄まじくはじかれまくって得点が加算されていくようなシーンを見られるのかも。

・リローンチスピンアイ
赤いボタンにボールがヒットするとボールがプレイフィールドに戻されて新しく始めることが出来る、と書いてあるのですが、これも未確認。一度もそのような現象に遭遇したことがありません。そもそも赤いボタンがどれのことなのか‥真ん中中央のボタンにあたるとはじかれるだけなので。

Spinballの遊び方、はじめかた

Spinballの遊び方はとても簡単です。

まずはベット額を決定しましょう。ボール1発あたり$1、$2、$5、$10、$20、$25、$50、$100までから選択できます。1プレイ$100って1万円ですからね。相当な金持ちならこの額でプレイできるんでしょうけど。

そしてベット額を決めたら、真ん中のいわゆるスピンボタンを押せばボールが発射されてゲームがスタートします。

これだけ。

他には左端にハンバーガーメニューがあったり、iボタンで金額の確認ができたり、サウンドON/OFFボタンもあります。

ベラジョンカジノのビデオスロットでよくある「自動操縦」のボタンは無いようですので、1発1発のボールは自分で押して発射しないといけませんね。

Spinballをプレイしてみた所感

Spinballはピンボールというよりビデオスロットの応用ゲームといった感じです。シンプルで画面上に起こる演出のパターンが限られていてちょっと遊んだらすぐ飽きちゃうかもしれません。

本物のピンボールのように自分で弾をはじいたりフリッパーを操作できれば面白いのですが。

またフリースピンは結構な頻度で発生しました。

$1ベットで15分ほどプレイしてみました。

結果

トータルスピン数:143回
トータルベット額:$143
リターン額:$164.5
利益:$21.5
ペイアウト率:115%
フリースピン獲得数:11回(内訳5→3回、4→1回、3→1回、2→2回、1→4回)

今回は運もよかったのかこのような結果になりました。

フリースピンで他のスロットのような大々的な演出や大金稼ぎにはなりませんが、よく出るのが特徴。

また1ボールで最初のターゲットにほぼ2回以上はヒットするのでこれで賭け金の4割は回収しますから、どれだけハズレても損が増えていくイメージはありませんでした。

あと右側のスリングショットでの稼ぎが大きい。

Spinballをピンボールとしてみると

このゲームはかつてのレトロゲームピンボールだと思ってはいけないようです。

最も残念なのはフリッパーの操作が自分で出来ないという点でしょう。コンピューターによって自動的にフリッパーが動きます。

勿論タイミングよくボールにあたれば跳ね返してくれるし生き続けることもできるのですが、基本的にこのフリッパーは1バウンドで1回しか動きません。(1回失敗するとあきらめるw)

しかもこのフリッパーしばしばミスってボールに当たらないこともあります。っていうか当たらなすぎ下手くそでしょ。

まぁフリッパーの操作がプレイヤーの熟練度で向上してしまってはギャンブルじゃなく、カジノ側の儲けが出にくいですからね。

なのでフリッパーが操作できないのは仕方がないとみるしかありませんね。上手に動かないことがギャンブルの運要素になっているような。

だから誰がプレイしても一緒。スキル差はでませんのである意味初心者でも遊ぶことが出来る、という感じでした。

昔ピンボールで遊んだんだよ、という仲間なおじさんはちょっとチェックしてみてください。