ルーレット攻略法(連続的な賭け方)
ルーレットは賭け方によって報酬を勝ち取る事ができるゲームだと言えます。
何事にも「必ず」はありませんので、必勝は言い過ぎかと思いますので、ルーレットを攻略する鍵の1つをご紹介してまいりましょう。
例えば上図のような$10をストレートアップベット(1点賭け)で賭けたときに、当たる確率はどれぐらいでしょうか?
ポケットは数字の[1]~[36]と[0]があるので全部で37ポケット。ということは1点賭けで当たる確率は1/37です(ヨーロッパタイプのホイールの場合)。
アメリカンルーレットは[00]ポケットがあるので、ポケット数は全部で38個なため1/38の確率で当たりますね。
つまりルーレットやるならアメリカンよりヨーロピアンのタイプを選ぶのが定石です!
また、配当は35倍なので、$10を賭けて当たれば$350が貰えます。利益が$350ということです。(賭けた$10と併せて$360戻ってくる。)
1点賭けを続けるという賭け方
もし、$10を当たりが出るまで賭け続けたらどうなるでしょうか。
1回目で$10を賭けて当たりが出れば35倍の$350の利益となります。
1回目はハズレ、2回目で当たりが出れば負けが1回(-$10)に、勝ち$350の差し引き+$340となりますよね。
1回目、2回目がハズレ、3回目で当たりが出れば負け2回(-$20)に、勝ち$350の差し引き+$330となります。
それを表した図が以下のようになります。
つまり、35回目までで1回でも当たれば利益が出ますし、早い段階で当たるほど利益額も大きくなるのです!!
下の方に行けばいくほど利益が減りますので、途中で賭け金をアップした場合を考えてみましょう。
例えば以下のように31回目で賭け金を$15にしてみるのはどうでしょうか。
投資利益率(ROI)(return on investment)が20%を割らずに38回目まで賭ける事ができます。
必ず$100以上の利益を出したい
それでは、途中で賭け金をアップさせていくやり方で、$100以上の利益を出すためにどういう賭けをしていくかを表にしたものが以下です。

この場合、$100の利益は確保したいので、1回目~26回目までは$10ずつ賭けていきます。
27~38回目までは賭け金をアップして$15を賭けます。
同様に、39~47回目までは$20を賭けます。
これを繰り返していけば、76回目で$50を賭けることになり、この時点でようやく当たりを引いたとしても$160の利益を出すことができます。(投資に対する利益率ROIは160/1640 = 9.8%です)
もっとも、手持ちの軍資金が$1640無ければ76回目まで賭けることはできませんが…
そしてアメリカンタイプのルーレットの場合、シングルストレートアップ(1点賭け)が出る確率は38回中1回ですから、76回の賭けを行う間に確率的には2回的中させてる可能性があります。
この手法は、何も軍資金が$1640なければできない話ではありません。
手持ちが$100だったとしても$10を連続的に賭けていくことによって10回目までに$260の利益を出す可能性があります。
手持ちが$200だったなら、20回目までに$160を出すチャンスが20回あるということです。
$5からスタートした場合
$10からスタートせず、$5からスタートしてもOKです。その場合は以下の表のようになります。
手持ち金が$320あれば、38回目までに$100以上を獲得できる可能性があります。
※もっとも、単純確率ですので38回同じ数字に賭け続けても1回も出ない事もあるわけですが。 38回も賭けが出来る幸せを感じて、ヨシとしてください(笑
このように連続的に賭けを続け、負け額を取り戻すために次回で多めのベット額を賭けるような戦略を「ネガティブプログレッシブ・ベッティングシステム」という用語で表現します。
ストレートアップ(1点賭け)以外の賭け方
簡単のためにストレートアップベットを繰り返すやり方を紹介しましたが、ルーレットには様々なベットの仕方や数字をカバーする賭け方があります。
なので実はストレートアップベットじゃなくても構わない訳です。
例えば以下の図のように[6][9]をカバーするスプリットベット。チップ1個で2か所の数字をカバーするので当たる確率は2/37。
$10を賭けて当たれば$170の利益。17回目までに当たれば利益が出る算段です。一連のベットの流れは以下のようになります。自分が好きなタイミングで賭け金をアップさせて損失を取り戻せばよろしいと思います。
他にもコーナーベット、6ラインベット、ダズンベットなど様々な賭け方においてネガティブプログレッシブは可能です。
負けたらベット額を増やして連続的に賭けていく最も知られた戦略として「マーチンゲール法」が挙げられます。
ルーレット攻略法でマーチンゲール法は意味があるか?
マーチンゲール法はコチラでも解説しているとおり、1度負けたら倍々に賭けていく方法です。
勝つ確率が半々(50%)のゲームでよく行われる賭け方なのですが、ルーレットの場合どのような効果を発揮するか見ていきましょう。
ルーレットの場合で「ハイ/ロー」「偶数/奇数」「赤/黒」に賭けるやり方だと当たる確率が約50%になります。
なぜならホイールには[1]~[36]までの数字があるなかで、
ロー → 数字の1~18が出れば当たり
ハイ → 数字の19~36が出れば当たり
偶数 → 数字の偶数が出ればあたり
奇数 → 数字の奇数が出ればあたり
赤 → 赤色の数字が出ればあたり
黒 → 黒色の数字が出れば当たり
となっているから、ハイ/ロー/偶数/奇数/赤/黒のいずれかに賭ければ当たる確率は50%になるということですね。
もっとも、ホイールには[0][00]の数字があり、いずれにも該当しないため正確には当たる確率は50%を切ってしまうわけですが。
そして当たりが出れば1対1で報酬が貰えるので、$5賭けて当たれば$5が貰え、賭けた$5とあわせて$10戻ってきます。つまり利益は$5です。
連続的なストレートアップベットやスプリットベット等と異なり、当たる確率が高い分利益が安いので、1度負けたら次の試合にはベット額を増やさないといけません。
以下の図は、マーチンゲール法を用いて賭けを続けた場合を表しています。
見ていただくとわかりますが、どのタイミングで勝ちを拾っても利益が「$5」しかありません。
さらに10回賭ける頃には賭け金が$2560にもなってしまうのです。また、カジノによっては賭けの上限が決められているため$2560も賭けられないかもしれません。
このことからルーレットにおいてマーチンゲール法はやるべきではない賭け方だと思います。
(ま、ルーレットじゃなくてもマーチンゲール法はやりませんが・・)
私が考案した独自のルーレット攻略法(勝率99.32%)の記事もご覧ください。こちらは6ラインやダズンベットを駆使した戦略です。