バカラのルールとやり方を徹底解説!
バカラはブラックジャックに似ているとは言え、チップを賭けたらディーラーがその後の手続きをすべて行ってくれるので、プレイヤーは勝敗の行方に関与できません。そのためプレイヤーはさほどルールを気にしなくてOKなんです。
見守るだけの賭けになるので超シンプル!しかし厳密にルールを見ていくととても面白いので詳しく解説していこうと思います。
実際のランドカジノのバカラとオンラインカジノの解説も合わせています。もしよかったらブクマして保存しておいてください。
バカラのルール概要
バカラテーブルにはゲームの進行をするディーラーとプレイヤーが7人前後着席できるようになっています。オンラインカジノのバカラはテレビゲームなので自分1人か、ライブの場合は同時接続のプレイヤーも人数無制限で一緒に参加します。
カードはJOKERの無い52枚が6デック(312枚)ないしは8デック(416枚)がディーラー脇のカードシューにセットされ用意されることが多いです
1ゲームごとにカードシューから数枚のカードが取り出されゲームが開始されます。
ディーラーによってトランプカードが「BANKER側」と「PLAYER」側に2枚ずつ配られゲーム開始。どちらの点数が高いか、あるいは引き分けかを当てるゲームです。
テーブル上のPLAYERと参加者(プレイヤー)の混同を避けるためにPLAYERと表記します。
つまりあなたはPLAYERに賭けるか、BANKERに賭けるかの2つに1つというわけです!(ね、シンプルでしょ)
勝負が決まれば配当に従ってチップが配られ、負ければ没収されます。
バカラはカジノの中でも賭け金が大きい(テーブルのミニマムベットが高い)ので資金持ちのギャンブラーや大きく貼りたいハイローラーに人気で熱狂的なゲームです。
どのカジノでもカジノ側のコミッションが低く設定されていて、プレイヤーにそう不利なゲームでもないため長く遊べます。
引き分けや、サイドベットなど多様な賭けも用意されているのも魅力の1つだと思います。
バカラの点数の数え方のルール
バカラはBANKERとPLAYERそれぞれに配られる2枚または3枚のカードの合計点数で競い合います。どのように点数を数えるか、次に示します。
・[A]のカードは1点
・[10]と[J]と[Q]と[K]は、0点で計算
・2~9のカードは数字そのもの
となります。
バカラでは最高点は「9点」で、合計点が10点を超えると1点に戻ってきます。
例えば合計15点なら十の位を消して5点になります。(ブラックジャックと異なるのは最高点を超えても問題ないことですね。)
例を示すと以下のようなイメージですね
バカラのルール(やり方とベットの仕方)
バカラの進行上の特徴は次の2つです。
②カードが配られたら何もしない
①‥バカラはカジノ側の相手(ディーラー)と、自分の点数を競うものではありません。あくまでBANKERかPLAYERかどっちが点が高いかを予想するものです。
②‥チップを賭けたらあとは結果が出るのを待つだけでOKです。勝負は自動的に行われるため、ブラックジャックのようなヒットやスタンドを判断する必要もありません。
何故か説明するまえにバカラのテーブルを見てみましょう。
バカラのテーブル、見方
本場のバカラのテーブルはこのようになっていますが、
Stock Image: PIXTA
ここではわかりやすいようにオンラインカジノ(ベラジョンカジノ)のビデオゲームのバカラの画面で見ていきます。 画面を見ていただくと、手前から[PLAYER][BANKER][TIE]と書かれたフィールドがあるでしょう。これが賭けるエリアです。
BANKERやPLAYERに賭ける、とは?
PLAYERが高得点で勝つと思ったら[PLAYER]にチップを置きます。BANKERが勝つと思ったら[BANKER]にチップを置きます。もし同点だと思ったら[TIE]にチップを置きます。
ちなみにこのように3ヶ所全部にチップを置くことも可能です。(できないバカラテーブルもあります)
基本的に私たちは、PLAYERが勝つか、BANKERが勝つかに賭け、あとはオートマチックに勝負が決まるのを待つだけ、なのです。
チップを賭けたらゲームがスタートします。ディーラーによってカードが配られ、1枚目と3枚目が[PLAYER]に、2枚目と4枚目が[BANKER]に配られます。どちらも表向き(アップカード)で配られます。
勘違いしやすいのですが、ここでいうPLAYERというのは「あなた」のことでは無い、ということなんです。ブラックジャックはディーラーの手と直接対決しますがバカラではディーラーはゲーム進行と資金管理をするのみで勝負に参加しません。
バカラの進行の流れと、3枚目を引くルール
いくらディーラーがゲームを自動的に進行してくれるとは言え、全体の流れやカードが配られるルールを把握しておくとより面白いと思いますので、流れ図を示しました。
チップを置いてゲームが開始されたら、ディーラーは最初に2枚ずつカードを配り、その後2枚の合計または3枚の合計で競い合います。
そこからの詳細を解説していきます。
ナチュラル(8か9)は強い
PLAYERかBANKERがそれぞれに配られた最初の2枚で、合計点が8か9になれば(ナチュラル8か9と呼ぶ)この時点で点数が評価され勝負が決まります。
ナチュラルが出たほうが勝ちとなりますが、両者ともナチュラル8とナチュラル9が出た場合は勿論9が勝ちます。同点の場合はタイ(TIE)となります。
ナチュラルが出なかったら
ナチュラル8、9が出なかった場合はバカラのルールに従って3枚目を引くか引かないかが決まります。3枚目までの合計点数で進行が左右されるのです。
3枚目を引くか引かないか、これもオートマチックで決まっていまして、この時の「3枚目配りルール」は以下のようになっています。
全てはPLAYER側のカードによってその後の行動が決まってきます。
カードの配布はディーラーやシステムが自動で行ってくれますので、私達は実際には3枚目のルールなど覚えなくて良いのですが。
以下の表に3枚目を配るルールをまとめました。まずナチュラル8,9が出れば3枚目は配られないし、点数が5点以下だったら3枚目が配られるということがわかります。
プレイヤーの2枚のカードの合計 | プレイヤー側が3枚目を引くかどうか | その時のバンカーの行動 |
---|---|---|
0 1 2 3 4 5 | 3枚目のカードを引く | 別表2に従う |
6 7 | 3枚目は引かない | バンカーの2枚の手の合計が0 1 2 3 4 5 → 3枚目のカードを引く バンカーの2枚の手の合計が6 7 8 9 → 3枚目は引かない |
8 9 | 3枚目は引かない。ナチュラルスタンド。 | バンカーは3枚目をドローできない |
別表2(プレイヤーが3枚目を引いた時、バンカーはどう行動するか)
バンカーの2枚のカードの合計 | プレイヤーの3枚目のカード | その時のバンカーの行動 |
---|---|---|
0 1 2 | どんな数字でも | 3枚目を引く |
3 | 0 1 2 3 4 5 6 7 9 | 3枚目を引く |
8 | 3枚目は引かない | |
4 | 2 3 4 5 6 7 | 3枚目を引く |
0 1 8 9 | 3枚目は引かない | |
5 | 4 5 6 7 | 3枚目を引く |
0 1 2 3 8 9 | 3枚目は引かない | |
6 | 6 7 | 3枚目を引く |
0 1 2 3 4 5 8 9 | 3枚目は引かない | |
7 | どんな数字でも | 3枚目は引かない |
8 9 | プレイヤーは3枚めをドローできない | 3枚目は引かない |
ちょっとこの表2がわかりにくい部分があると思いますので次の表2Bに色で整理しました。こちらのほうが見やすいでしょう。
バンカーが3枚めを引くかどうか。S=スタンド(引かない) D=ドロー(引く)
バンカー点数 | プレイヤーの3枚目 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
7 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
6 | S | S | S | S | S | S | D | D | S | S |
5 | S | S | S | S | D | D | D | D | S | S |
4 | S | S | D | D | D | D | D | D | S | S |
3 | D | D | D | D | D | D | D | D | S | D |
2 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | D |
1 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | D |
0 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | D |
バカラの3枚目を引くケーススタディ
ここから実際に画面を参考に3枚めを引くルールについて一緒に確認してみましょう。
以下の画面は既に勝敗が決した後の画面を切り取っています。左側がPLAYERで右側がBANKER。左から1枚め→2枚め→3枚目と配られた状態を表しています。
(例1)
プレイヤーに[2][4]が来て合計2点、バンカーに[6][10]が来て合計16点ですが10の位はなくなるので6点です。上の表と見比べてください。6点以上のときは3枚目は引きません。 |
(例2)
プレイヤーはナチュラル8点、バンカーは0点です。バンカーにナチュラルができてないので3枚目は引けず強制的にプレイヤーの勝ちです。 |
(例3)
プレイヤーの最初の2枚は[7][5]なので合計2点で3枚目を引きます。バンカーは[2][4]で6点です。プレイヤーの3枚目が[6]なのでルールに従いバンカーも3枚目の[8]を引いています。 |
(例4)
プレイヤーの2枚は[6][7]の3点だから3枚目引きます。バンカーは[K][6]で6点で、プレイヤーの3枚目が[Q]で0点なので表に従いバンカーは3枚目をひかず勝利しています。 |
(例5)
プレイヤーは[A][10]で1点なので3枚目を引きます。バンカーは[5][K]で合計5点です。プレイヤーの3枚目が[6]なのでバンカーも3枚め[2]を引きました。 |
(例6)
プレイヤーは[5][8]で3点で3枚目を引きました。バンカーは[6][K]で6点でプレイヤーの3枚目が[6]なのでバンカーも3枚め[10]を引いています。 |
このようにして2枚ないしは、3枚のカードの合計が9に近いほうが勝負に勝ちます。上の表と見比べながらルールをご確認ください。
1ゲーム終了後と、次のゲーム開始の流れ
1ゲームが終了したらゲームに使われた数枚のカードは取り除かれ、カードシューには戻りません。次のゲームは残ったカードシューから新たなカードが切られて開始されます。
繰り返しゲームを進行していくとシューの残りカードが少なくなっていくので、適当なタイミングで全てのカードがシャッフルされリセットされることになります。
バカラの配当とカジノ側の手数料
基本の配当は下表のようになります。
PLAYERにベットして勝利 | 1 : 1 |
---|---|
BANKERにベットして勝利 | 1 : 1★ |
タイにベットして勝利 | 1 : 8 |
★BANKERにベットして勝利した時はカジノ側にコミッションとして5%の手数料が取られてしまいます。
つまり$10をPLAYERに賭けて勝ったら+$10の利益となりますが、$10をバンカーに賭けて勝ったら+$9.5の利益となるわけです。以下のように表記する場合もあります。
BANKERで勝利 | 1 : 0.95 |
---|
BANKERかPLAYERに賭けてタイ(引き分け)が出たときはお金は全額戻されます。つまり損益なし!(戻されないカジノやテーブルもあるらしいので、そういうところではプレイしない事です。)
タイに賭けてタイが出たら8倍の利益が得られます。
じゃぁBANKERよりPLAYERに賭けたほうがいいじゃないか!と思うかもしれませんが、厳密に確率を計算するとBANKERはPLAYERより若干勝率がよいのです。
バカラの確率の記事(参考)
以上で基本的なバカラのルール解説は終わりです!
バカラの絞り(スクイーズ)とは
ランドカジノのバカラの醍醐味の1つと言われているのが「絞り」です。これは3枚目のカードが配られたときにそれをプレイヤーの代表者(最も高額な賭け金をベットした人)が開示できる権利です。周りのプレイヤーが見ている中で出来る権利なので注目されること必至。
オンラインカジノにもこの絞り(スクイーズ機能)が搭載されているものがあります。
もしバカラ賭博で遊んでみたい、ルールを習得したいと思うならオンラインで遊べるベラジョンカジノを試してみてはいかがでしょうか。無料プレイもできるしリアルマネーベットも可能です。
ベラジョンカジノはこちら![]() |
攻略ブログはこちら![]() |
以下、関連記事です。
- ▼バカラで勝てるかもしれない攻略法をお伝えします
- ▼バカラの未来予想は確率を計算することで完璧になります。