ビデオスロットの仕組みからデモ用スロットを作ってみた

デモ用のビデオスロットを作ってみた1

超簡単なデモ用のビデオスロットを2つ作ったので公開します。

こちらは初期のころのスロットマシンを想定した3×3リール、3本ペイラインのビデオスロットを自作してみました。スピンボタンを押すだけで動作します。

内部的には抽選が先ではなくて、先にリールを生成する方法です。

例えば1リールに100個のシンボルを配置できるとしたら、リールが3本あれば

100通り×100通り×100通りで、100万通りの組み合わせができます。

仮に5つのシンボルの出現率を以下のように設定すると、そのシンボルが3つ揃う確率も計算でき‥

出現率 3つ揃う確率
9% 0.1%
12% 0.2%
13% 0.220%
16% 0.410%
H 50% 12.50%
合計 100% 13.38%
ハズレ率 86.625%

後はこのリールでランダムにスピンするだけ。着地してからアタリハズレ判定が行われます。

っていうのはこのブログの管理人ハイエナおじさんのHです。

このスロットを回すとA-A-Aが一番揃いにくく(約1000回に1回)、次いでK-K-Kが0.2%なので500回に1回、QQQ、JJJの順に揃いやすくなってて、HHHが一番出やすいです。まわしてチェックしてみてください。

ペイライン1本あたりの当選確率が上の様に13.38%になっているので、1スピンで3本ペイラインがあるからどこかしらのラインの当選確率は3倍の約40%で当たりが出ます。

このように出現率を設定すれば当選の確率も設定できる、ということですね。

アメリカで始まった初期のころの物理的なリールスロットの原理ロジックを参考にプログラムに落としてビデオ化しています。

リールスロットの様にリール上に描かれたシンボルは固定されているのではなくて、その都度ランダムに並び替えをしているのは違いますが。

当たりハズレが判定される3x3部分はリールが停止した後で判定していて、上中下段の3つのペイライン上の3つシンボルが同一だったらアタリ。1個でも揃わなければハズレと判定。

(賞金の払い出しのロジックはありません。)

このロジックだと現代のビデオスロットのような複雑なペイラインや多様なシンボルに対応できないので、先に抽選して当たり外れを決定してからリールを生成する仕様で2つ目のビデオスロットも用意しました。

デモ用のビデオスロットを作ってみた2

見た目はデモスロット1と変わりません。内部ロジックが異なるだけですので。。

こちらは先にペイライン3本の抽選を行っています。その後アタリになっていればわざわざそのためのリールを生成して着地部分を演出しています。

シンボルは8個に増やし各シンボルの当選確率は次のように設定しました。

当選率 何回に1回当たる
10.0% 10
10.0% 10
10.0% 10
10.0% 10
9.0% 11.1
8.0% 12.5
7.0% 14.3
6.0% 16.7
ハズレ 30.0% -

かなり当たりが出やすい設定にしたので、結構な確率でシンボルが揃います。デモ用スロットなので気持ちよくアタリが出ます。(笑)

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