ブラックジャック攻略!基本戦略をマスターしよう
この記事ではブラックジャックの基本戦略(ベーシックストラテジー)をナビしています。
ブラックジャックは毎ゲームごと非常に多くの選択肢がありますね。
もしランドカジノ(リアルカジノ)でディーラーと対峙した場合は他にもプレイヤーが居るのでなかなかのプレッシャーとなるでしょう。
近い将来、日本にもランドカジノが出来る予定なので、そのときまでに練習しておくのも良いと思います。
ここでは、カードを2枚配られた後のヒットするか、スタンドするかをどのように判断していくかを紹介しています。
最適な選択をすることで還元率99%以上の勝負をすることができます。
ブラックジャック攻略の考え方
さて、基礎的な攻略ですがカードの合計が17~21なら強い手なのでヒットしないのがセオリーです。
自分が16点以下のときにどうするか考えてみましょう。
ディーラーの手は17点、18点、19点、20点、21点、バストしかありえないことになっています。(ディーラーが16点未満のときは必ずHitするので)
このことからプレイヤーの12点も16点も同じ強さの手だということが分かります。
自分が16点以下の時はディーラーのアップカード(表向き)を見て判断して行きます。
ここで、カード全体に対して10点のカード(10、J、Q、K)は30%もあることに注目してください。
そして、ディーラーの裏向きになっているカードは[10]と過程して進めていくのが基本戦略です。(そうすると自分の決断がしやすくなる)
事例でシミュレーションしましょう
●自分が15点、ディーラーのアップカードが[7]のとき
ディーラーの見えているカードが[7]だったとき、裏向きのカードを[10]とかんがえると合計17となります。
自分のカードはこの17に勝てるかどうかでヒットするかスタンドするかを決断します。
※ディーラーは17点以上の場合は強制スタンドになりますから、
この場合、自分は15で負けてるのでヒットします。7以上のカードを引くとバストしてしまいますが、これがセオリーとなります。
この仮定が当たるとは限らないわけですが、少なくとも戦略を立てる上での助けにはなります。
●自分が15点、ディーラーのアップカードが[6]のとき
ディーラーの裏向きカードを[10]と過程すると合計16点です。
この場合は自分は15点で負けてますがスタンドして15点を確定します。
ディーラーの点数が16以下の場合は必ずヒットしなければいけないけないというルールがあるから、ディーラーのバスト狙いというわけです。
ここでディーラーが6点以上のカードを引けば21点を超えてディーラーがバストとなり自分が勝ちます。
ディーラーの隠れているカードが開示されたときに10点カードじゃない可能性も当然あります。けど、この考え方をセオリーとして最初のうちは判断されるとよいと思います。
慣れてきたらいくらでも自分の裁量やカンで取り組めばよいでしょう。
このときはディーラーに関係なく必ずヒットします。どんなカードを引いてもバストする事がないからです。
と、このような基本的な攻略があります。
ブラックジャックの基本戦略(ベーシックストラテジー)を表で見る
これからプレイヤーが16点以下のときにどう決断すればよいかをあらわした表を示します。基本戦略としては表のように進めればOKだと思いますが、場合によっては自分の勘・計算・経験を加えても勿論OKです。
表は3パターンあります。世界中でよく使われている戦略なので繰り返し実践して慣れていきましょう!
- ハードハンドの戦略
- ソフトハンドの戦略
- ペアハンドの戦略
をそれぞれ解説します。
オンラインカジノならこの表を傍らに置いたりスマホで見ながらプレイする余裕があるので、カンニングペーパーのようにご活用ください。
ハードハンドのときの戦略
ハードハンドとは自分の手に[A]が無いか、[A]を1と数える場合を言います。
表の見方ですが、仮に自分の手の合計点が12点でディーラーのアップカードが7点だった場合、表の交差するところを確認。「H」と表示されてるのがわかれば、この手は「ヒットせよ」という判断になります。
12点からヒットして[2]が来た場合、合計点は14点。ディーラーのアップカードは7点なので、表に従えばもう1度「ヒットせよ」となります。もし次で[3]を引いた場合は合計点が17点になるので、表に従えば「S」のスタンドとなります。
これが基本的な表の使い方です。
最適な戦略はこの表のとおりに機械的に進めていくことですが、プレイヤーの個性が無くなるのも事実。この表を参考に自分なりの押し引きを加えても面白いでしょう。
ソフトハンドのときの戦略
図1.ソフトハンドとは[A]を11と数える場合を言います。
図2.自分の手が何点でもダブルダウンが出来るテーブルの場合
基本戦略はこのようになっています。解説をくわえていきます。
●ディーラーが[5]、[6]のとき
ディーラーにとっての[5][6]は最もバストしやすいためプレイヤーは思い切ってダブルダウンを狙っています。
●プレイヤーが[A]+[7]のとき
[A]+[7]はAを11点とすると合計して18点ですのでイイ手だと思います。
個人的にはスタンドでいいじゃないかと思うのですが、ディーラーが3~6のとき、ここをダブルにする戦略です。
これは、ディーラーの手が悪い(バストする確率が約40%)から、チャンスと捉えて攻めたい人向けです。
プレイヤーは手の中に[A]が居るので、どんなカードを引いても12点以上の手になります。 [A]+[7]+[3]=21点ですし、[A]+[7]+[4]=12点となりますよね。
プレイヤー12点、ディーラー3~6のときの基本戦略はスタンドなので、どちらにしろ次を引かないのでダブルで良かった、という事になるから、と解釈しています。
しかし他のベーシックストラテジーではこのダブルの部分をスタンドで良しとする戦略もあるのでプレイヤーの性格次第、あるいは流れを考慮してDまたはSとして判断していきましょう。
自分の手がソフトハンドかハードハンドかを決めるのはプレイヤー次第です。もし初心者ならAを1と数え、ハードハンドとして進めていくとよいと思います。
ヒットを繰り返してカードが増えてくることも
[A]を含むハンドでスタートした後、ヒットヒットを繰り返していくケースもあると思います。そうすると図1は以下のようになっていきます。
手持ちのカードがペアの場合の戦略
手持ちのカードがペアのとき、スプリット(手を2つに分ける)するかどうかが選択肢です。
解説を加えていきます。
●[A]のペア、[8]のペアは必ずスプリットする
[A]のペアが来たら必ずスプリットします。これは[A]に10点のカードが来れば最強の21点になるからです。(ブラックジャックにはならない)
[8]のペア=16点はブラックジャックでは最も悪い手とされているため、分けて10点を2回引いて18点、18点になることを期待します。
●[2]のペア
[2]のペア=4点は、のちに10点を引くと14点になってしまい良くない手になります。ディーラーのアップカードが2~7の場合はスプリットをして仕切り直し、基本戦略に戻ります。
●[3]のペア
[3]のペア=6点も、[2]のペアのときと同じ理由からスプリットします。[2]のペア、[3]のペアはギャンブラーの判断次第で戦略が変わってくる事が多いですね。
●[4]のペア
4のペア=8点は、10点を引けば18点になり良い手なので基本的にはヒットします。スプリットして10点を引くと14点であまりよくない形になりますし。また、ディーラーのアップカードが[5]か[6]のときは、ディーラーがバストする確率が高い(40%以上)なので、スプリットします。
●[5]のペア
[5]のペア=10点も、7~10点を引けば良い手になりますので基本はヒットです。(ダブルダウンのチャンスでもあり、決断するのは自由です)スプリットしたところに[10]を引くと15点であまりよくない形が残りますし。
●[6]のペア
[6]のペア=12点は、よくない形の1つです。(10点を引くとバストするから)スプリットをして10点を引いて16点になっても微妙なためメリットもありません。ディーラーが[5]か[6]ならディーラーのバストに賭けてスプリットするのも選択肢です。
●[7]のペア
[7]のペア=14点はディーラーのアップカードが[2]~[7]のときにスプリットします。[7]と[7]に分けて片方か両方が17点になることを期待します。ディーラーが[8]が見えてるなら18点以上の手の可能性があるので、ヒットにしておきます。
●[9]のペア
手元に[9]のペア=18点が来たら、最初からイイ手なので考えましょう。ディーラーが[7]なら17点の可能性があるのでスタンドします。
ディーラーが2、3、4、5、6、のときはスプリットで良いと思います。ディーラーの手もバストしやすい確率ですし、プレイヤーは2つの手で19点を狙えるのでイケイケの方におすすめ。
ディーラーが8、9のときは一考です。ダウンカードが10点だと18点や19点となりますので。
ディーラーが8のときは18対18の引き分けでもよければスタンド。 ディーラーが9のときは19点の可能性があり18点では負けるので、ここはスプリットしましょう。
●[10]のペア
[10]のペア=20点は最初からイイ手なので基本的にはスタンドです。スプリットして20点、20点になる保証はないので。
以上です!あとは練習あるのみ。
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